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何度か雑誌ではお見かけしていた三島一彦さん。
先日読んだ雑誌の作品が好きだった&新刊が猫耳という事で迷わず購入♪
元々は『ラブネコ』という作品のスピンオフ?にあたるようですね。20年後の設定だとか。
そちらは読んだ事が無いですが、それでも十分楽しめましたー。
この表題作のカップルのお話が4話+番外編と番外編の描き下ろし+ラブネコ2話、という構成になっています。
◆『愛玩キティ』みなみ×エイジ
天才的なメカニックの兄に押し付けられたネコミミ3Dラブマシン。
要らないと言ったけれど思わず可哀相になって引き取ったみなみは、ラブマシン・エイジのドジっ子ぶりの酷さを目の当たりにして――と進んでいきます。
キャーーーー♡ エイジが小っちゃ可愛くて大好き過ぎます♡
みなみも、言葉は汚くないし優しいので安心感があります♪
お互いが一緒に居る事で、色んな事が頑張れて、一生懸命出来て。
ハプニングを絡めつつ、たっくさんエッチな事も起きていくわけです。
「好きな子には優しくしたい!」とみなみは思うのだけれど、エイジもみなみが好きだしエッチな事をして欲しいので、みなみのスイッチもがっつり入っちゃう。
そして何が可愛いって…お互いが「きゃっ」「ぼっっ」と照れちゃうんですよねー、本当に可愛い、ほのぼのするー♡
ほわほわ癒されちゃいます。
エイジの服装も、どこかしら必ずネコのワンポイントだったりボタンだったりがついていて凄くコダワリを感じて可愛らしい。大好きです♪
元々エイジが造られたコンセプトの中に「僕 男の子だけど本当にいいの?」というのが有るので、割と女の子テイストをふんだんに感じる格好です。
フリフリヒラヒラ、パジャマもネグリジェに近い雰囲気。
私は「可愛いなー似合うなー」と眼福♡
お仕置きスイッチの『発情』を押してエッチなことに励む!
みなみが媚薬を飲んでしまって、トコトンエッチな事をしまくる!
とにかくエロ満載♪な二人。
あんなちっちゃなエイジが足を抱えてみなみを待つシーン…思わず萌えた♡
ただ、ショタや女性的な雰囲気、体格差が苦手な方はご注意下さい。
表紙から見てとれる通り、エイジ(※表紙向かって一番右)はかなりショタの雰囲気があります。
可愛くて可愛くてタマラナイ!
きっとまだこれ、続くんですよね?是非続刊希望です♡
◆『愛玩キティ 番外編』浅倉(兄)×猫耳執事型ラブマシン(名無し)
みなみの兄は、ロボティクス分野世界最高峰の男。
そんな浅倉は女性用猫耳執事型ラブマシンを同僚に押し付けられる。
しかしそのラブマシンには、面倒な機能がついていて――と進んでいきます。
冷血で冷徹で残酷に平気で切り捨てる浅倉。
はじめは「何でもかんでも言うこと聞きやがって」と思うのだけれど、本当に少しずつ少しずつ、心が名無しによって融かされていく。
エロが搭載された単なるロボットじゃない、俺が造ったから人間の心を動かせるんだ。
そんな絶対的自信があって真剣に造るからこそ、名無しの目と脳には主人である浅倉が焼き付いているんですね。
正直、浅倉のようなタイプのキャラって苦手なんですけど、名無しの真っ直ぐに注ぐ愛情とあの台詞に読んで居るこちらもずきゅんと来て、浅倉もそれによって名無しに歩み寄る瞬間がとても良かった!
描き下ろし『浅倉と名無しのその後』では、最中に突如名前のお話になります。
いや、もういいよ浅倉、股間丸出しで色々名無しに言われなさいよ(笑)
たまには恥ずかしい思いもしなさい(笑)
でも「気絶」とか嫌だなぁ…もう少しセンスのある名前をお願いします、ご主人様!
◆『ラブネコ』妄想暴走編・3つ巴編
元祖猫型3Dラブマシン・ネココと、御主人・英二のお話。
『愛玩キティ』のエイジ、の名はココから来ているのですねー!これは『ラブネコ』本編が読みたくなってきました〃
こちらはショート漫画2本立てなのですが、まーネココの妄想が本当に暴走してる!
し、しかも英二の怒るトコね…いやネココの言う通りもっと凄いこと言ってたんだけども…
しかしさすがラブマシン、ご主人様のご機嫌をとるのは得意ですね♡
「だってネココと英二はラブラブだもん♡」で許されるんですからー!
3つ巴編では…これは凄い3P…ネココと、英二ラブマシンと、ホンモノ英二!
ま、これも英二の夢なんですが、ネココったら何て人形を枕元に置いてるんですか、そりゃ悪夢見ますよ英二が(笑)
『愛玩キティ番外編』と『ラブネコ』では、ラブマシンが攻めなんですね。
私的にそれが少し意外で驚いちゃいました。
とにかく可愛い猫耳ラブマシン♡
どのラブマシンが好みか決めるのも悪くないかもしれません♪
「ラブネコ」は三島先生の中でもかなりの「三島っぽさ」が強い作品でした。
・小柄で強気
・邪悪&無邪気のツートーン
という「これぞちみっこ攻め」というネココは目つきのきっつい子が得意な三島さんの真骨頂ではないかと思うのです。
そして同じテーマを元にしたこの作品。
というか、時代だけは違うけど登場人物は似ているのです。
ネココの生みの親である浅倉の弟、みなみが「絵にかいたようなドジっ子」という事になっているラブドールを押し付けられてしまうという事で。
相変わらず浅倉はロボットだからという理由とはあんまり関係なく、
人のココロもロボットのココロも雑に扱う奴です。
名前も持たされず、ごみのように放り投げられたドジっ子、エイジ。
しかもさすが浅倉としか言いようがない、とんでもないお仕置き装置までつけられてます・・・発動した時背筋凍ったぞ。
でもドジでも頑張るし一途だし、ネコというよりは子犬のような子なのです。
そこでみなみが深い・・・とはいわんか。まぁ並みの並位の愛情を注ぐことによりエイジがちょっとずつ成長するのです。凄いぞ、成長するロボット。
ほだされたところにまたいらんこと考えてる浅倉が渡したお仕置きスイッチは・・・はっきり言ってエロイ。まぁ、ラブネコでも性欲だけは悪い方向に発達してますからね。
とにかく大人になった浅倉のいらんことしぃと性格の悪さぶりが際立ち、
それに振り回されつつ、殆どの人間が理解できるのに
浅倉だけがさっぱり理解できない「人間とラブドールの愛」に目覚めていくのです。
その後に番外編としてくるのがその当人、浅倉編。
ツンで性格わるぅござるな人のデレがやっとのぞきます。
そしてこの本の惜しい!のはどこか。
関係図だよ関係図!なぜ「ラブネコ」の世界の「20年後」にしたのか。
20年後だと、浅倉はもう30代の後半じゃないかっ、と。
どう見てもそんな年には見えない。10年後でよかったでしょ10年後で!
全体的には甘々仕様なのですが、初めはなんて酷いのよ、と思えるくらい可哀想。
でも、本当に可哀想なのは、エイジを押し付けられたみなみかも知れないと気が付く。
それでも1話目はやっぱりどこか切なくなってしまう、ネコスキーには堪えます。
猫型のラブマシン、尻尾にラブリーな耳、見てるだけで可愛い萌えスタイル。
チョットのドジなら可愛いけれど、壊滅的なのは流石に困るけれど可愛いのよね。
そしてみなみの兄でもある前のご主人に虐げられてきたけどみなみの為に頑張る姿は
健気で一生懸命、エロもあるんだけどそれがまた萌えカワユイし、思わずウルウルも
しちゃう展開だったりするのですから堪りません。
ロボを超越した二人の恋は可愛くてエロです。
後はみなみのお兄様の番外編、この天才なお兄様きっとS属性ですねぇ~と思いながら
自分が開発した売れ残りロボを引き取り、辛辣に接しているお話。
その二人がどうなるのかも楽しめる内容です。
『ラブネコ』の20年後のお話になります。今回の主人公は、『ラブネコ』でロボットを作ってた、朝倉の弟になります。以前のネココは生意気だったけど、今回のロボットのエイジはドジっ子で童顔で体も小さくて、本当に可愛くて悶えます。
朝倉の弟のみなみは、兄にラブマシンを押し付けられます。そのラブマシンは、ドジっ子モデルなんだけど、ドジっ子が酷過ぎて商品にならないと言うのです。そして、みなみが引き取らないと廃棄するとも。
可哀想になったみなみは引き取ることにするけど、そのドジぶりが半端なくて。
でも、一生懸命にみなみのために頑張るエイジにキュンキュンします。
そんなエイジに、みなみも惚れないわけがなくて。ラブマシンが相手なのに、順番をふんでエッチをしようとするみなみにも、好感が持てます。
だけど、エッチの時のエイジのショタっぷりと言ったら…!思わず鼻血ものです(笑)
そして、純情で初々しい二人にも、萌え度倍増です。
それにしても、みなみ兄のドSさには、ちょっと引きます。お仕置きスイッチやら、弟を実験に使うやらで…。エイジはイイ人に引き取られて良かったな~としみじみ思います。
同時収録のネココの話では、相変わらずのネココの暴走振りが笑えます。
最近のBLのショタ率の低さ故に
ガッツリのショタエロを思う存分堪能させていただきました(((o(*゚▽゚*)o)))
や、もちろん年下攻のつよがり受は嫌いじゃない。
嫌いじゃないんだけどマンネリが過ぎると・・というわけで、最近三島さんの本も読んでいなかったわけですが、これはイイ。
これはオイシウございます先生www
お話は、以前あったラブネコの続編というか、番外編というか、スピンオフ的なお話ですね。ラブネコの番外編も収録されているので
合わせて読むとなおオイシイかもしれません。
お話は、ラブネコを作っている天才兄に、廃棄するか譲り受けるかを迫られた
ラブロボットを引き取らされたところから。
いやいや引き受けたものの、いつの間にか芽生えた感情は
親愛だけではなくなって!?という展開。
怒って欲しくて、わざと「え?」なことをしてみせる姿がいかんせん可愛かった。
ドジっ子設定故に、いろいろドジをしてしまうものの
攻のためにと頑張る姿もまた可愛い。
ハジメテの合体~の二人も可愛いわけだが、贅沢を言うならば
ハジメテのシーンは一度しかないわけなので
ガッツリ挿入したところよりも、挿入にかける何とやらがもう少し
ガッツリ見れたら嬉しかったかな。
後半戦、媚薬事件~
攻が媚薬を飲まされるという展開はある意味斬新ww
ありそうでなかった気がするのは私だけ?
普段は、受を大事にしたいが度をこして、優しい攻が
媚薬に翻弄されて、ドエロいオスの顔をする。足をペロっとするシーンが
なんとも言えず妖艶でした。
攻×媚薬。アリ!
兄様の話。
結局合体はなかったものの、時間の問題だと思われる。
この場合、しびれを切らして「入れろ」という兄様がみたいww
続編希望wwにしても、従順に待ち続ける攻萌ですな。
人間ではない。だからこその設定も美味しいと思います。
巻末。ネココ再び!
ショタ攻w懐かしい