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ああー、とっても楽しかった♪
この作品10~11年に雑誌掲載の作品だったのですね、そして今頃第1巻としてということは2巻の目途が立ったから?などとよけいなおせっかいを思いながら、ホワイト国枝の世界を堪能いたしました。
主人公達は、血の繋がらない叔父と甥。
両親の離婚から離れていた弟は引き取られた父親に虐待されていて、その父親が亡くなった時に再会した面倒見のよい歳の離れた姉に引き取られた。それが叔父の芳一。
姉の子供大輔は、親友が亡くなったので引き取った子供。
虐待という重い設定もありながら、それが愉快な展開になっていくのは、芳一のボーっとした性格がなせるキャラクター設定の妙。
両親の海外赴任のために芳一の家に同居することになった大輔という、この同居から始まる全て。
しっかり者の母親に育てられた大輔はバイト二つもこなす受験生だけど、生活能力ゼロの芳一がダメダメすぎて、家事もするしっかりもの。
それが、芳一が会社の上司にキスされているのを見たのがきっかけで、芳一への欲情を伴った心が芽生えて行くのだが、
そうは一筋縄ではいかない。
なぜなら・・・芳一がおかしな人だから!!(笑)
大輔の母親に対してもっている芳一のシスコンは、かつて養子に来た幼児の大輔への嫉妬もあったらしいのだが、それでも懐いてくる大輔がかわいく思えてきたという。
一見何ものにも関心がなくて、ボヤ~ンとしている芳一だけど、大輔がバイト先で怪我をしたと聞いた時に駆けつけてくるその慌てぶりに、大輔への愛情が感じられます。
しかし、芳一のドジぶりってすさまじい!
病院へ駆けつけた姿は大輔より酷い流血姿!?転んて机の角に額をぶつけて切ったって(涙)
でも、その出来事から二人の関係がいい感じになっていくのですよね。
だけど芳一はニブチンなんで大輔が一人でグルグル悶々としてしまって、
芳一にキスしていた会社の上司(彼がいい存在感のお邪魔虫でナイス♪)、彼が大輔を挑発するので、大輔がとうとう告白するのですが、その時の芳一の温度の低さ!
セックス?いいよ。。。の次の流れの芳一の発言にビックリ!!
好きな人だと勃たたないと、ということは大輔で勃ったということは・・・?
それが二人に亀裂を生んで、そして2年後ということになるのですが。
大輔の最初の登場が高校生、大学生になった大輔、ちゃんと大人の男っぽくなっていました♪
芳一は相変わらずボンヤリさんで、また怪我してきてたw
大輔、母親の本当の子供じゃないけど、この面倒見のよさは母親譲りですよ!
結局再び同居することになった二人。芳一の為に彼女も振ったし、もうあとは・・・と思いきや!?
世話焼き×ダメお の組み合わせ。
一見大輔が一人でキリキリして頑張って自転車漕いでるみたいな展開に見えるけど、
表情が薄くて、ぼんやりしている芳一のちょっとした態度の変化や表情の変化がそこに感情を見せていて、だから全然物足りなくない。
むしろ、そのボンヤリした芳一の反応が大輔を動かして物語を進めて行ってるような感じがするんですよね。
ここに面白さがある気がします。
それにしても、大輔より一回り上という三十路のはずの芳一、美人ですv
2巻はいつになるのかな?
余談として、50×50 は続編がないのか?それも気になってます(涙)
国枝彩香さんのドタバタの後にほっこりする所やクスっと笑える所が好きで、
気がついたら作品コンプしている作家さんなのですが、
今回も国枝さんらしさが詰まっていて満足致しました。
だめだめ叔父さんホーイチと大輔の二人の同居話なんですが、
ホーイチが不思議ちゃんなので、大輔の気持ちが中々届かずじれったいです。
とにかくホーイチさんは感情鈍麻で、ぼーっとした人です。
虐待を受けた人が防衛機制を過剰に出してしまうそれと同じ現象がホーイチには起こっているのだろうと思うんですが、生活にも頓着がないし、人間関係にも頓着がないし、ぼーっとしていると言う表現がぴったりです。
ホーイチのこの斜め上加減が駄目な人にはイライラする作品になっちゃうかもしれません。
私は面白いと思える範疇だったので楽しめました。
ホーイチさんがアレなおかげで大輔が哀れでしたが(笑)
ソファで大輔がホーイチにすりすりして寄りかかっているところは可愛いかったです。
別にドキっとするシーンでも無かったんですが軽く萌えました。
しかしこの終わり方ー!!
次が気になり過ぎる!
今から次回が楽しみでならんのだけれど
きっと次回は私が内容の記憶わすれた頃なんだろうな(´Д⊂あー
なのですが、さすがの安定感といいますか。
面白かったです。
地の繋がらない叔父と甥。
昔から叔父になついてた甥が大きくなって叔父との同居を始めるのだが
そこにはただならぬ感情もめばえ
あまつさえGOサインをもらったらテンション上がるじゃない。
「たってる」とタオルをめくるシーンが好きw
色気はないのだけれど存外それがまたイイと思わせてくれるのが国枝作品だと思うのです(´∀`*)
そしてそのあとの天から地のそこへ叩き落とされる感
なんとも不憫でww
実際問題もうすこし続きそうですが
気持ち的にこの叔父さんオチてくるのは時間の問題だと思うの。
好きな相手には勃たない。の理由はどこからくるのかわからんが
え?姉さんじゃ勃たないからってことだったら・・・ねぇ
次回が楽しみです。
ちなみに、あの女。
なんだろうな、最初のひとコマで「うぜぇ」と思ってしまった。
女でひっぱりだが・・・あんまりドラマティックな展開も浮かばない
ワクワクもしない。望むのはとりあえずハッピーエンドってことでw
国枝さん好きだからキャラや雰囲気は今回も別に良かったのだよ。
ホーイチのズレっぷりも好きだったし。
攻めの大輔がなんであんなに叔父さんが好きなのかそこはいまいちよく分からなかったけれど、
もともと単発で行く予定だったんだからそんなもんかと思ったりした。
が・・・
最後に出てきた女ー!
貴様、逝って良しじゃ!ほんまに要らんわ!
・・・すいません、心の声がダダ漏れてしまいました。
なんだろうね、BLに出てくる女は基本ウザい。
当て馬とか話を引き延ばすためだけに出てくる女が一番うぜぇでございますよ…。
ほんとやめて。
大輔の元カノに罪はないのは分かってるんだけど、頼むからさっさと本筋から消えて欲しい。
まだ、ホーイチの喰えない上司のほうがましだわー。
あのおっさんがどんな人かよう分からんけども、女よりはマシだわ。
でもあのおっさんもウザい。
初恋の相手が、生命感の薄い叔父さんだったばっかりに、無駄に苦労している不憫なワンコのお話。
全体のトーンはコミカル寄り。
キャラの絵もシリアス顔より、ちょっとギャグっぽくさらっとした絵が多いめ。
そんなこんなで、ドタバタしたラブコメディかと思いきや、
やっぱり、そこは、
別出版社からでている国枝作品では、デフォルト装備の、暗くて痛い生い立ち設定なんかもしっかり(ちゃっかり?)装備されていたりして。
これって、女の子出てきたところで次巻に続くになっているけど、この子、初見から嫌い。続き、読みたくないなぁ。
茶鬼
こんにちは、ピピンさま
実はですね、帯の後ろに2巻発売の予告が載っていたのですよ!
見落としてました(>_<)
雑誌を読んでいないので、この先の展開がワクワクなのですが、やはりきっとホーイチさんの”ボーッ”には過去のトラウマが関係しているのでしょうね。
国枝作品はブラックの中にもホワイトがちょっと顔を出したり、ホワイトの中にもブラックが、ととてもバランスがいい具合に配置されるので期待しています~♪
情報ありがとうございました。
ピピン
>茶鬼さま
いつもお世話になってます。
2巻は6月10日発売予定です。 あら?信じられない?
https://www.libre-pub.co.jp/shop/app/catalog/list/init?searchCategoryCode=comics
私は「3巻に続いたらどうしよう…(;^ω^)」ですわ。
ホーイチさんには、愛とか性とかに価値観が歪むほどのトラウマがありそう。12歳以前の生活に何があったのかしら?
2巻でいきなりさりげな~くブラック国枝降臨でも、私は許しちゃうかも。
ああ、コマ運びのテンポが上手でおもしろかったです。来月の2巻も期待してます!