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冒頭から笑いどころ満載で、ラブコメ好きにはたまらない作品でした。
普通の感覚とちょいとズレている直が可愛くて、変なロゴのパーカーを着ちゃう直に胸キュンです♪
恋愛経験値ゼロの直が、幼なじみで医者の伶司をモデルにシナリオを作っていく過程で、色々やらかすのがこれまたたまらんです( ´艸`)ムププ
高スペックな攻め様、伶司は紳士なようでいてゲームのシナリオに悩む直を誘導するように自分を落とすように仕向ける策略家?でもあり、しかし直を好きだからこそ、一途に直を想い続けていて、そんな伶司もたまらんです!
あっという間に読み終えてしまった一冊でした。大満足です♪
ゲーム大好きでゲーム制作会社のシナリオ制作部に在籍する受け様と幼なじみで
親友でもあるイケメン外科医とゲームシナリオ作りに協力すると言う名目から始まる
片思いラブでもあります。
受け様は自分には関係ないと思っていたジャンルの乙女ゲームのシナリオを
担当する事になるが乙女の気持ちどころか恋愛経験の全くないゲイマー受け様は
親友である外科医の攻め様がハイスペックな人物でゲームキャラにもってこいだと
気が付いたて、更に恋愛経験の無い受け様に攻め様から自分から好きだと言わる事が
出来たらそのゲームのシナリオに役立つのではと言われ攻め様が攻略対象になります。
テンポが速くて読みやすく、受け様のトボケタ癒し効果のある容姿や言動も可愛くて
攻め様の気持ちになかなか気が付かないニブさもまた可愛い。
ハイスペックな男に好かれる素直でやんちゃである種無邪気な受け様がリアルRPGの
主人公になるような展開のストーリーなのですが、攻め様の気持ちに長い間気が付かない
罪なヤツでもあるのです。
そんな二人が乙女ゲームのシナリオがキッカケで恋人になるまでのお話です。
意図した作者買いではないのですが
月館さんの本は何故かご縁があり、既刊もすべて読んでいます。
どれもシリアスになりすぎず時折クスっとできるので、
ライトなお話がお好きな方にはオススメ著者さんです。
今作は裏表紙のあらすじに惹かれて買いました。
テンポ良く、さくさくと読めます。
……が、その反面読み応えがちょっと足りなかったんじゃないかなあと
特に受けさんが本気で攻めさんを怒らせてしまってからラストまでの展開は、
もうちょっとわだかまりあってから愛し合って欲しかったなというか…
「まあ俺もこんなにお前を好きだからしょうがねえな」で終わってしまうと
何とも言えぬ物足りなさを感じてしまうわけです。
私が読み手として贅沢なのかもしれません。
そして個人的な好みですが、
今作はイラストとのマッチングがイマイチだったかなあと(特に攻めさんが)
お好きだった方すみません。
相変わらず設定とかキャラはユニークで好きです。