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恋のキューピッドも自分の愛が欲しいんです!?
猫田さんの新刊\(^o^)/
面白かったー\(^o^)/
表題作は結婚相談所の話。
バツ1、子持ち、年収並で6連続お断りの高室さんと担当者の向井さんのお話。
2人とも妻と死別していて、高室さんは、とにかく娘と家族の為に婚活、向井さんは妻との死別で恋に臆病になっているがドンドン高室さんに嵌ってしまう。
お互いいい感じでこのままくっつくと思ったけど、中々上手くいかなかった。
けど、このジレジレの感じが良かったなー(^^)
書き下ろしは、向井さんがエロくて、こりゃ恋しちゃうよ!!!笑
猫田さん独特の色気を感じました!笑
もう一話「真夜中より少し前」もよかった(^^)
毎日お弁当を買いにくるオヤジが気になっているコンビニ店員の話。
料理上手なのに、毎日コンビニに通うなんて、可愛いオヤジだな!!笑
短いけど、いいお話でした。
タイトルが結構強気?なので、ツンデレみないな感じかなって思ったけど、以外に健気な感じで良かったです(^^)
猫田さんと言えば評者の中では変化球の得意な曲者、
と言う図式が何故か出来ております。
この一冊も猫田さんの事ですから色々曲がりくねり
ながら進行するのだろうなと早合点しつつページを
進めたのですが…ここまで鮮やかに直球を投げて
来られると逆に読者としては照れますね。
直球だからこそ物足りないと思われる向きも
いらっしゃるとは思うのです。
しかしながらこの一冊に収められた表題作及び
その続編そして併録作の中で展開される直球は
気恥ずかしくも甘酸っぱい味わいでございます。
そう言う恋愛に向き合うのも時には潤いに
なるのではあるまいか、と。
惜しい!
猫田さん、前に読んで思ったんですが読んでて引き込まれるんですが、何だか少しだけ詰めが甘い様に感じられます。
タイトル通り、ストレート二人がこんな容易く恋に落ちるわきゃないので、向井さんがゲイだったら可能だったんじゃないかと思うのです。
でないと、自分の知らない領域の感情を二人がいきなり抱くのは不自然に感じます。
色々キュンキュン来るシーンが多いだけに惜しい!
あと多分、描かれていないけれど高室さんもグルグル葛藤したり色々あったんでしょうね。そこらは行間を読むだけじゃ補完出来ないところもあるので、そこらが物足りない原因かしら。
色々細かいところがしっかりしていれば、非常に萌える作品だったと思います。
雰囲気づくりが上手いんだろうなあ。
久々で期待値上がってしまいましたw
やもめとか設定としては大好物なんですけれども、
二人の気持ちの動きが私にはちょっとわかりづらかったです;;
猫田さんの作品はモノローグがそんなに多いってわけじゃないので
(たぶん)
表情や仕草や間で読み取らねばならない事もある気がします。
人間には多面性もあるし
どんどん感情も変化していって当然なんですが
「そこでそうなっちゃうんだ??」というのが多々…。
向井と疑似デートした高室、
始まる前は嫌そうなのはわかるし
向井が奥さんと死別したって分かってしんみりしたのも良かったけど
終わった後はすっごく適当な返事して「ハァ~~~」とか…。
ま、素じゃないからそれだけ疲れたんでしょうけれども。
でも向井の言葉に笑顔で「ありがと」って答えるあたりは
向井の一生懸命さが伝わったのかな。
担当を変わって事務所内で二人きりになり、
「好きだ」と告げられ怒る向井、
今更、というのはわかります。
結婚しなきゃいけないって人が、身体を重ねた二か月後に
急にやってきてそんな事、と。
でも「あんたに振り回される為に存在してるんじゃねェんだよ!」って
いやいや、向井だって振り回した…よね?
気持ちには応えられないと言われ、せつなくなって否定したのもわかる。
勿論立場もあるし、幸せになって欲しいし。
だけど指輪落ちたの探してもらった時、
「一時間だけ高室さんをオレに下さい」って抱いてもらったのになぁ…。
あれは高室にしてみれば「どうしたら良いの?」ってなると思うのは
もしかしたら私だけかもしれませんが;
向井にとっては、好きだけど結婚を決めてもらわないといけないし
親を安心させたい、娘の母親を見つけたいという高室の気持ちがわかってるからこそ
自分の想いを閉じ込めたい。
でも好きだから、せめて…という相反する感情なんでしょうけれど…。
こんなにあれやこれや言ってすみません;;
自分の理解が追いつかないだけで、萌える箇所はいっぱいあるんです!
キスして別れた後「煙草の味が離れない」とうつむく向井とか、
振っておきながら向井が気になり追いかけた時
あまりにも泣きそうな表情で思わずキスをしてしまった高室とか!
一年後、お揃いのマグカップ用意してたりなんて
さらーっと見せといてラブい♪
描き下ろしでは、初めて家にやってくる高室を待ちすぎて
落ち着かない様子や
爽やかに入ってきたと思ったら実は
空き缶に溢れんばかりの煙草の吸殻を持ってて
入るのをかなり躊躇していたなんてなぁ…可愛いな!!
その後はそのまま甘いH!!
猫田さんのHシーンは本当にたまりません…っ!!
唇もかなり弾力がありそうで、うっとり!
背景も細かくて(小物とかも!)独特なトーンだといつも思っています♪
はっ、当て馬の香野がカッコよかった!!私なら香野を選ぶぞ!w
あ、もう一点だけ!!
scene01では割と大人っぽい向井でしたが
その後はどんどん若くなった感じがして残念(泣)
攻めくらいのカッコ良さがある受けを猫田さんの作品で読みたいのですが
往々にして可愛い受けタイプが…。それが猫田さんの萌えツボなのかな…。
わー…長くて本当に申し訳ございません;;
猫田さんの新刊、読みかえすほどに味わいが増します。
恋に踏み出せない主人公達の気持ちと葛藤が伝わってきてもどかしいほどなのですが、その理由が納得できるだけにしがらみを振りきって前に進む彼等の結末を応援したい気持ちに。
最近の作品はとみにこうした心の機微をとても魅力的に読ませる作家さんになってきたな~と(上からでごめんなさい!)思うのです。
結婚相談所の経理をしている向井が相談員のピンチヒッターで担当にさせられたのが、6回もお見合いを断られていると言うバツイチ(死別)子持ちの鞄職人の高室。
最初の印象がヤンキーの様と印象悪かったのだが、模擬デートにおいて彼がとても誠実で好感のもてる人であること、そして結婚は好きな人としたいし恋もしたいのだと、前向きに語る姿に彼を見直す。
そして、もう何年もキスをしてないからと、やり方も忘れたと、流れでキスをしてしまった二人。
7年前に妻を亡くし、もう大事な人を失くすのが怖くて恋愛に向き合えない向井と、
恋をしたいと思いつつ、子供の為にも結婚をしなくてはというそのギャップに思いきれない高室の
諦めながらも求める姿が描かれていきます。
二人共妻をなくしていても、それに対して彼女達がよかったとか、それに対する思い入れという言葉は一切出てきません。
向井がずっと結婚指輪をはずせないのも、妻への想いというより怖さへのお守りみたいな役目のようです。
そういう意味で、情という部分で彼等は過去には囚われていないのです。
あくまでも現実の自分が問題で。
子供もない分、幾分かしがらみは向井のほうが少ないから、ここは向井が決断して動けば切り開かれます。
しかし、高室の事情がわかるだけに素直になることはできない。
本当にもどかしいです!
彼をあきらめようと、自分をずっと思っていてくれた友人の香田に身をゆだねようとした時に偶然高室に出会い、高室に抱いてもらう向井の気持ちが切なかったのですが、反面色っぽかったwしかし、最初いきなり車の中って!しかもこの人ゲイじゃないよね(汗)とちょっと心配してしまったり…
香田、悪くはない、いい奴だと思うけど近すぎてダメだったんだね~残念。
ラストの終わり方~娘のモノローグで占められているのですが、これがまた憎い♪
素敵なお話でした。
【真夜中より少し前】
コンビニにしょっちゅう来る40絡みの男性客。
バイトの青年に気があるようで、声をかけてきて何とか接点を持とうとしている。
そうやって、青年の心の中にじんわりと浸食していくおじさんが、狡猾なのかてだれなのか(笑)
ライトで解りやすい、ちょっとクスっとするお話。
描き下ろしは色っぽすぎる向井さんです♪
この人、今までのあの臆病さは一体なんだったろう?と思うよりも、逆にこういう人だから亡くした時の喪失感が大きい人なのかな?って、ちょっと自分で理由を考えて見て勝手に納得してみるのでした。
萌え×2に非常に近い「萌え」なのですよ♪