表題作姫君は砂丘に立って 5

国王ラシード
久我善也(ヨシュア妃)

あらすじ

熱砂の王・番外編
いつものラブラブ・バカップルのちょっとホームコメディ姫君シリーズ、
これにて完結!

作品情報

作品名
姫君は砂丘に立って 5
著者
小塚佳哉 
媒体
小説
サークル
C3<サークル>
ジャンル
オリジナル
シリーズ
熱砂の王
発売日
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

アラビアンファミリードラマ、大団円(Hあり)

最近新装版の文庫が出た、「熱砂の王」の同人誌。
結局、まだ続く?まだ続く?と、5冊組の長編になりました。
それぞれ同じデザインで色違いの表紙は、なかなか綺麗。
最終巻のこの5はペパーミントグリーン。

パリで年若き王ラシード(ラス)に拉致された、日本人善也。
その後いろいろな経緯を経て、砂漠の国で愛妾として暮らすことになった彼は
一方で昼間はスーツを着て、特別環境顧問として仕事もし、
充実した幸せな日々(笑)

ラスの弟がめでたく婚約し、その祝宴に出席するために
アメリカ留学中のラスの腹違いの姉・ファディラも帰国する。
善也もヨシュア妃として祝宴に出席し、嫁として親族とあれこれ(笑)
彼女を巡って、結婚させたい王太后の思いやらなんやらもあって
ドタバタとファミリーコメディ風に展開していたこの番外編。

最終巻は、ヨシュアに反発していたファディラの思いも分かり、
姉弟の気持ちがちゃんと通じ合い、バカップルのHもあって
そしてこのタイトルの意味も分かる、という
暖かで盛りだくさんな(実際増ページだったらしい)一冊でした。

2

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