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ビッシリ文字が上下段に分かれた読みごたえがある作品で、作者の同人誌
月神シリーズの第二弾、異世界に飛ばされた普通の高校生が稀人として、
異世界で暮らし、国の皇帝で毒の王と畏怖されていたレグレシティスとの
ラブファンタジーです。
前作では佐保が異世界に飛ばされ、紆余曲折を得て王宮で姫として暮らし
皇帝であるレグレシティスと恋に落ちて結婚するのですが、婚礼後の慌ただしさの中
佐保を亡きものにしようとする手のものに本宮に火を放たれ危機になりながらも
国の花である神花に、月神に愛されている稀人の佐保は神花に助けられ
事なきを得てのハッピーエンド。
皇帝のレグレシティスも子供の頃から毒に侵された後遺症の身体半分緑で普段から
仮面を付けて暮らしている、若干人間不信気味の肯定も佐保の愛で満たされ、
佐保の前では素の姿でくつろぎながらも忙しく国の為に働く。
そんな二人のその後は、ほのぼのとした日々が感じられる続編で、前作のような
皇国皇帝を脅かすようなトラブルは少ないのですが、今回は二人で視察先の港湾都市へ
佐保に海を見せたいと言う皇帝と共に出かけ、そこで違法な商船から逃げてきた
少年と幻獣を佐保が保護することからお話は膨らみます。
前作の不思議は佐保を救う神花でしたが、今回はもふもふの幻獣がファンタジーの要、
竜の亜種だと言う鱗の代わりにもふもふ毛皮を持った幻獣が萌え対象な雰囲気。
表紙に2匹何かがいたが、その正体が幻獣でしたね。
異世界もので国の名前や人名など、歴史的な記述でカタカナ羅列が多い作品は
読んでいるとかなり疲れてくるのですが、しばらく読み進めると慣れてきますね。
この月神シリーズはまだ続くので新しいもふ仲間も加わり次回の展開が楽しみ。
神花が幻獣にとって猫にマタタビ同様の効果があるのも面白い。
毒の皇帝と呼ばれるレグレシティスの周りには毒を持つ仲間がこれからも
集まるのかしらと他愛もないことを思い浮かべながら楽しませて頂きました。
穏やかなファンタジーと感じる作品です。
BLでありながら、ガッツリファンタジーを楽しめる作品でした。
ファンタジーの設定もそう押し付けがましくなく、
ゴテゴテした設定でもなくスッキリ読める作品です
とにかく受け様は攻め様からといいますか
すべての方々に愛されていて、存在自体が癒しな感じです
王妃となった立場も戸惑いながらですが、
自分がやるべき事を考え行動している所が、ほほえましく
キャラとしてとてもいい子です
攻め様はとにかくカッコイイのですが、受け様を溺愛中ですw
月神シリーズ二作目。
ファンタジーに欠かせない、モフモフ登場の巻でした(´∀`*)
モフモフといっても、犬や猫等ではなく幻獣です。
この幻獣が、蛇のようにニョロニョロと細長い体は毛に覆われてて翼があるそうな。
神花に愛される佐保は、幻獣にも愛されます。
とことん愛され属性な佐保ですが、一番愛されてるのは当たり前ながら陛下。
もー、陛下の佐保可愛がりっぷりはニヤニヤしてしまいます(*´Д`*)
佐保の陛下への想いも負けてはおらず、穏やかで思いやりのある素敵な皇帝・皇妃です。
王都を離れ訪れたイオニスという地で、捕らえられ逃げ出した少年と幻獣に出会い、密輸等の問題を解決していくのが今巻のお話。
トラブルではあるんですが、どことなくほのぼのした印象があるのは佐保達のキャラのせいなのか何なのか(笑)
これ必要?と思ってしまうほど細かいお話があったりするので、少々目が滑る箇所がありました。
ダレる箇所はありつつも、佐保の「レグレシティス様」呼びの練習は可愛かったので萌2評価で(〃ω〃)
二作目です。
前作でやっと結婚して初夜を迎えて宮が家事でボロボロになって。
今回は皇帝一行が港湾都市イオニアへ向かいます。
相変わらず全方位から愛される佐保。
皇帝とも睦まじく、妃としての勉強も頑張ってて。
皇帝はイオニアへ向かうのに佐保の為に巨大な馬車を新調して。馬車の中では皇帝を独り占めできる♡な佐保です。
イオニアでは素敵な出会いがありましたね。
読んでてとても面白かったです。
それに皇帝のお仕事も佐保は間近で見られて、かっこいい!と惚れ直しましたね。
前作で心配していたヘタレ皇帝もキリっとしており、誰からも祝福される二人でした。
神花だけではなく獣にも愛される佐保。稀人の特殊能力やお醤油など、また仔獣との愛らしい描写。これは何作目でも飽きないシリーズになりそうです。