表題作夜に迷ってしまった君に

峯神瑛士
警視庁SP、憧れの先輩
名田彰人
イケメン新米SP

同時収録作品寓話

ユーリス・アラヤ
カレルに買い取られた剣闘士
カレル・エサイアス卿
エイドリア辺境伯

あらすじ

『密事』「天使のささやき」本編でボツになった濡れ場メイン。
『寓話』「銀の雫の降る都」番外編。カレルの警護を許されてからのユーリスのお話。

作品情報

作品名
夜に迷ってしまった君に
著者
かわい有美子 
媒体
小説
サークル
Blue on the Heaven〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
天使のささやき
発売日
4

(4)

(1)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
16
評価数
4
平均
4 / 5
神率
25%

レビュー投稿数2

大人の甘いHを堪能♪

『天使のためいき』のカプ、峯神×名田です♪

晩御飯時の寮の食堂で、
周りの目を気にせず名田にセクハラする峯神、さすがw
荒木はやっかんでやいのやいの言いますが
ものともしませんよ、妙なフェロモンで人をたらしこもうとする峯神は!
名田は内心何を言われるのかハラハラしながらも
なんとか平常心を保とうとして可愛いです。
「肩凝ったから揉んでほしい」と公言して、
あとで本当にビール片手に名田の部屋へ来るのですよ☆
当然、マッサージしてほしいなんて口実ですから!
入ってすぐしっかり鍵をかけるとか確信犯だしw

それからはもう、甘い甘いHなんですよ…。
恥ずかしがりながら、
“普段清潔そうな人”が乱れる姿って!!!
自ら峯神を咥えちゃうとか…。
「…そこ、舐めて下さい」とか言っちゃうし
峯神の言う事を聞いて、素直に腰突き出しちゃうし
快感を追ってつい腰が動いちゃったり…えろ……っ!!
そんな名田を優しく触って、ちょっと言葉責めしてみたりして
余裕がありそうだけど夢中なんだろうなって思いました。
言葉と愛撫で溶けさせて、名田もぐずぐずですが
ほんと、峯神だって自分がそうさせてるって、たまらんでしょうね!!
名田が28歳にしてはちょっと可愛く啼いちゃうよね…と
思わないでもないのですが、そこは欲目でww
寮で、声を殺さなきゃいけないけど感じすぎるとか…ぐほぁ…(吐血)

あとがきで、本当は『天使のささやき2』に
いれるつもりだったらしいのですが
峯神のキャラがどうかなーとお思いになったようで
「パラレルです」っておっしゃってましたw
いいんです。こんな甘い二人が読めればなんだって!!
以前アニメイトさんで配布されたSSの冒頭と最後は同じらしいので
持っていらっしゃる方は違いを楽しめるようです。


『寓話』
カレルの言葉をどういう気持ちで言っているのか
ユーリスがしっかり把握していて
これこそ愛だ!!と思ってしまいました。
だって普通なら言葉が少ない人の心情って
わかりづらいじゃないですか。
それを話の流れ、表情、声色で
ユーリスをちゃんとわかっているなんて…。
(メルテオールほどじゃないにしても)
ダルシムという楽器を奏でるシーンや
紅茶の淹れ方で昔を思い出すところなど
静かで美しかったです。
こちらに色っぽいシーンはありませんでしたが
カレルが心底ユーリスを愛おしいと思っている様子が伝わり
こういう愛って理想かもな…とうっとりしました。

しかし、私は本編未読なんです…(泣)
どうしても個人的にファンタジーものは尻込みしてしまって。
だったらレビューすんなや!ですけども;;
すみませんです!!
でも素敵な主従関係のようなので読まなくちゃ!!!


かわいさんのお書きになる大人のH、
愛が溢れていて好きです!!
勿論それだけじゃなく、
心と心が繋がっている穏やかな愛も素晴らしい!

4

タイトルの意味、未だわからずー

『天使のささやき(峯神×名田)』から『密事』、『銀の雫の降る都(ユーリス×カレル)』から『寓話』です。

なぜにこの組み合わせ?とも思わずにはいられない、まったく接点のない作品同士です。
ちなみにわたしは『銀の雫の〜』方は基本ファンタジー苦手なので、今はまだ未読です。
そんなわけで、『密事』の方の感想を。

まだ、峯神(警視庁SPで名田の先輩)が平河寮在住だった頃のお話。
まあ、名田がねえ、思いっきりセクハラされてますね(笑
『困るー(汗)』なのに『嬉しい』も同居させている名田は、すっかり峯神のペースです。
もう、体位もエロい!行為もエロい!存在自体がどエロな峯神のこのお話は、確かにかわいさんがあとがきに書かれているように、同人誌向きですね。
これが本編に入っていたら、お仕事のイメージ吹っ飛んでしまいます。
本編のお仕事関係は、ハードでクールな峯神もありますからね。
ただ、名田を手中に収めてからというもの峯神は壊れたブレーキ(苦笑

こちらの『密事』は2013年に出た再録集にも収録されています。
平河寮ものがお好きな方はそちらを探してみた方が良いかもしれませんね。

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