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橋本あおい先生の作品の特徴は、潤う程の美しい絵といえるでしょう。ストーリーも安定しており、安心して読むことができます。その絵といい、安定感といい、読む度に、さすがプロフェッショナルだ、と思います。
今迄の作品を振り返ると、受攻共に雄っぽさが少ないせいか、その美しい絵とキレイな絵に合った「乙女」「ライト」(初心者向け、気軽に読める)な内容・物語のものが多かったように思います。しかし最近になって、「ずばーーん!」と、大人・アダルトな世界を描かれるようになり、キャラクターや世界観、そしてストーリーにぐぐっと深みが増してきました。元々、キレイな絵と整ったキャラクター達だからこそ、毒・アダルト的な要素とのギャップが、なんともいえない萌えを生み出すのです。
最近は「エロエロ」にもバラエティや個性があり、面白い作品が登場している中で、見事なデビューを果たされたと思います(笑)。そのバラエティや個性の中には、絵以外の要素が必要不可欠なものもありますが、橋本あおい先生の場合は、その画力があってこそのエロさでもあり、つまり先生が描かれる淡い優しい絵で描かれる濃厚ラブシーンは、一枚の絵画のような、それだけで充分に見応えがあるといえるでしょう。
主なあらすじやみどころは、kaysさんのレビューに御任せして、私はエロ論に絞らせていただきます笑
エロエロな理由 その1 【繊細さ=リアル?】
先程から、再三美しい絵だのキレイな絵だの申しましたが、その要素の一つが、「繊細さ」であることは間違いありません。トーンとペンを巧みに使いこなし、筋肉のバランスから、シーツの皺、まつげ一本にいたるまで、複雑な表情や態勢などに説得力を持っています。そんな技術者が、アレやソレを描いたのですから、ラブシーンが、どれ程リアルかは容易に想像できると思います。読者は、うっとりしてよいやら、ドキドキしてよいやら、恥ずかしいやら・・・。絵が上手というのは罪なのですね。
理由 その2 【エロエロ≠萌え】
今回の作品は、まさに大人の駆引き、だからこそ主役のふたりの微妙な感情の変化や恋心とセックスとのバランスが上手に描かれている必要があります。今作品の主人公は、ふたりとも「感情が読めない人」という、キャラクター設定でした。それが故に、進展させるのが難しいと思いきや、見事にストーリーとしての矛盾はほとんど無く、描き切っています。一方で「ツンデレ」や「サドマゾ」等といった型に嵌った設定や要素はまったく無く、登場人物の個性や特徴には確実にオリジナリティ性があります。
敷いて言うならば、淫乱受なのでしょうが、そこには「健気さ」もあり、彼等が事に及ぶまでの経過と、その内容、そしてその後の発展と結末には、説得力があります。多少それぞれの過去に曖昧な点(そこを描いていたら、ページが足りなかったでしょう)があったにせよ、受の自身の感情に対する鈍さも、攻にみられる個性にも、不自然さを感じることはありませんでした。おそらく、作者本人が、そもそもとんでもないキャラクター設定ができないリアリストなのだと思います。
ストーリー性やキャラクター設定をしっかりと組み立てることのできる作者が描いた「エロエロ」だからこそ、神と評価できるのだと思います。「ただエロを描いた作品」では、「萌」にはならないのです。今回の作品の見所は、まさに、絶対に裏切らない美しい絵を裏切る、迫力のあるラブシーン!小冊子やR18の中で拝見することはあったのですが、やはりまるまる一冊になると、迫力満点です!
*ちなみにSPEC好きな人なら、気がつくかな!?というネタありです(笑)
橋本あおい先生には、是非今後とも迫力あるラブシーンに期待したいと思います♡
少しでも気になる方は、買ってみて、損はないと思います。
天然入っているホテルの社長とツンデレバーデンダーとの甘くてエロティックな
素晴らしい作品で目一杯楽しんだと読み終わった後に満足感を抱きます。
難攻不落といわれるバーのオーナーバーテンダーの高史を気に入り毎回会話を
楽しむように誘う一瀬。
一瀬のスマートな紳士ぶりが、実はとってもおおらかでどこか天然でも入っている
ように感じられるマイペースさも物凄く惹かれます。
それに仕事をしているときの高史の柔らかい魅惑の微笑み、それが仕事から離れて、
一瀬を相手にしたときにその姿がツンデレのカワイ子ちゃんに見えるギャップも
かなり萌え度が高いのです。
常連客からセフレ?になって恋人になるまでの二人の時間が描かれているのですが、
甘くてコミカルな雰囲気があるのに安っぽい軽さが全然ない読み応えもエロスも
たっぷり詰まった1冊で、エロが苦手だと思っている人にも、
嫌味のない甘さが好きなら是非読んでこの面白さを堪能して欲しいと思うおススメです。
受け攻め共に魅力的で、かなり好きになってしまいました。
ぐぅカワ(≧◇≦)ノシ
や、世間で称賛されている意味がわかったわ。
もっと早く読めばよかったと心から叫びたい。
難航不落の城壁。
仕事では易しい笑みをくれるが、プライベートな誘いには
絶対に乗らないと噂のバーテンダー
そんな彼となんと一夜をともにした!?
スタートはどうあれというところ。
口ではあれこれ言いながらも、結局気になってるんじゃん。
好きなんじゃん。ダダ漏れの受がかわいらしいというかイジラシイというか。
ベッドに入ると打って変わって欲望に忠実なところも
ある意味醍醐味ですよね。
どーしちゃったんwwwってくらいの乱れっぷり。
もっともっとな姿がかわいらしくエロス。
受に夢中な攻と、なんだかんだ言いながらなギャップが楽しい受の
掛け合いがすごく面白いです。
素敵だ。
あと、あれですね
最近の作品では類を見ないナニの修正の薄さにビックリ。
絵柄かわいいから余計に目立つのかもですがw
二重の意味で面白かったです。ありがとうございます!
初読みの作家さん。
特典のブロマイドにつられて購入しました。
今までで一番の肌色率って…マジでしたw
そしてエッチシーンのエロさがすごい!
ただヤってるだけじゃない。
あまあまで萌えます。
これは個人的に今年のエロナンバーワンでした。
攻めが天然でしかも社長でお金持ちなので
アプローチの仕方がずれてます。
金銭感覚的にw
ハイスペックでもとにかく受けを喜ばせてあげたい!というのがあって
かっこカワイイ攻めでした。
受けは仕事の顔とプライベートを使い分けて攻めとの距離をとるんですが、
性格がばらけるというか
そんなに大きな違いがあるわけではないのですが、
読んでいて少し引っ掛かったかな。
でも展開に無理があるわけではないので神評価です。
大満足!
初読み作家さんです。
高レビューにつられ、こちらは電子書籍にて購入してみたのですが…期待以上でした!何回も読み返してしまう面白さ。
何と言っても自分好みの美麗絵!
エロ描写はもう濡れ濡れ級のクオリティーの高さ!
ガッツリ最後まで堪能させて頂きました。
もう極上級の色っぽく甘々なエロスと、予想を反した大人の純愛ラブを堪能させて頂きました。
年明け早々素敵な作家さんとの出会えて嬉しくて大満足。
ご馳走様でした!
最初、表紙と口絵の絵と本編の攻様の絵柄の印象の違いに「うん⁉︎」と思ったんですけど、読み進めていくうちに気にならなくなったので大丈夫でした。
外資系ホテル社長・一瀬 × オーナー&バーテンダー・高史の大人のラブストーリー!
ストーリーは大人の恋愛ものと王道展開なんですけど、キャラに味があって、合間合間に笑いを入れてくるセンスが絶妙。
大人の『可愛らしさ』をここまで堪能させてくれるなんて、まさに私の萌ツボを刺激する美味しさ満載でした♡
身体の関係から始まる2人。
大人の余裕あるオヤジ様一瀬が、年下ツンデレ君の高史に求愛し続け、突っぱねられながらもあらゆる手段で上手く懐柔していき、高史も徐々に素直になって、セフレ(ツンデレ高史が一生懸命言い張ってるだけなんですけど笑)〜
恋人になっていく過程を存分に楽しんで読める一冊でした。
2人のキャラが好みなのも良かった!
一瀬は「リチャード」なんて、まさにピッタリのあだ名をつけられる程の、派手でバブリーなオヤジ様。
普通の恋愛観とはずれた、口説き方の数々がいいんです。
普通だったら嫌味な奴に見えるのに、地でいってしまう相当の天然タイプな所が、オヤジキラーの私の萌ツボを刺激してくれました(笑)
子供っぽい、おどけた所や茶目っ気な所、少し間の抜けた感じは愛嬌があって可愛いし、かと思えば歯の浮くような甘いセリフばかり言っているにも拘らず、大人の色気ムンムンなオヤジ攻様に惚れちゃいました♡
高史は、ポーカーフェースな美貌のバーテンダーで、客からの誘いも多いけど難攻不落で有名な一筋縄ではいかない男。
だけど、最初から一瀬の誘きには乗ってしまうんです。
多分この時点から惹かれていたんですよね。
だけど素直になれないツンデレタイプ。
勝気な言動と、ふと見せる色っぽい眼差し。
一瀬がハマって、独り占めにしてしまいたい喜びにかられてしまうのもわかる位、店と外でみせる表情や言動のギャップに萌ます。
仕事の時は優雅なのに、恋愛になると実は結構パニックになっていて、思わず感情的な地が出てしまうオンとオフのギャップ!
1番は、ベッドでの情熱的に乱れる姿はエロくて大興奮でした♡
特に、高史の大告白シーンの濡れ場は最高です!
そんなギャップある2人だからこそ、心の距離が縮まっていく様子はキュンキュンさせられ通しでした!
食事やお酒が登場するシーンも好きです。
思わず食べたく…飲みたくなる美味しさでした!
橋本先生と言えばエロに定評があると書いてあったのでどんなものやらと思いきや⁉︎
繊細で詳細で濃厚で、思わず凝視してしまうエロさ堪能でした♡
裸体も美麗絵!
骨格や筋もきちんと勉強されて描かれているであろうデッサン力の高さをみせられました。
アングルも素晴らしいし、前戯や後戯、ピロトークと…細部に至るまで丁寧に描かれいるので楽しませてくれます。
脇キャラも素敵です。
社長一瀬を尻に敷いてそうな秘書の福原や、高史の幼馴染み&初恋の男 • たっちゃん。
この2人が、それぞれ理解のある味方さん達で、何気に恋愛相談に乗ってくれていて…だけど若干楽しんでいたりもして、一瀬と高史をそれぞれ子供扱いしている所なんかは面白かったです。
いい味を出してくれていて良かったです。
社長の嫉妬イベントや、デジタル番おまけページの、恋人宅から出社イベントも面白くて可愛くて好きです。
こんな庶民的な所もホッと安心出来て良かった。
続編決定しているそうなので、凄く楽しみです。
お気に入りキャラ福原のスピンなんかが読めることを熱望したいです(笑)
オヤジキラーでツンデレ受好きには、本当に美味しい一冊でした♡
ぜひオススメしたい作品です!