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一穂ミチ先生祭り☆
こちらの作品は軽快で、大変面白く拝読しました。
ファンタジックなお話かとおもいきや
さすが一穂先生、
リアル国営カジノがみえてくるから凄いです。
ギャンブルと義兄弟(従兄弟)
ものすごい組み合わせで萌えさせられました。
カジノ、賭け事に全く知識がなくても、先生の文才で問題なく興奮させられ楽しめます。
ギャンブラーでフーテンの父
気丈に待つ明るい母、
ギャンブルの才能はあるけど忌み嫌う逸
ギャンブルを楽しんで伯父についていく一哉。
一穂先生の既読作品の中で
初めての「ひとつ屋根の下すごしたもの同士」の2人。
成人してるいるにもかかわらず可愛すぎる..。
一哉の気持ちに気付いた瞬間から、
萌えに萌えました..。
当の逸は鈍い為に気付かない。
色々才覚あるのに、恋愛などには鈍い逸、可愛い..。
一哉を引止めるために賭けに出る逸の出陣はワクワクしました。
変装してカジノに忍び込んだ逸のタキシード姿をみた
一哉の感想がないのが残念です。
さぞや美しかろうに…。
勝って、負けて、リベンジして…。
駆け引きにゾクゾクしました
賭博を嫌悪していた逸が一哉に挑んだポーカーを
心から楽しむシーンは脳内アドレナリンが湧きました。
勝負が決まった後に一哉がブチギレるのも最高で、
聖夜の逃避行、どこをきってもドラマチックで面白いです。
藤堂が助け舟を出したから勝てたけれど
そうでなければ一哉を引き止めることができなかったから
この勝負でどこまで一哉の力を出せたのかはわからないまま終わります。
賭け事には大胆な2人が、恋愛になると途端に
可愛らしくなるのがたまらない..。
家族から恋人になる秘密めいた甘さもあります。
後半は一哉のターンで、逸が惚れ惚れするのと同時にこちらもクラクラ。
勝負師の顔の一哉も、
勝った後の一礼も本当にかっこよかったです。
ご褒美いちごフェアも最高に可愛いふたり⋯。
お母さんもかっこいいです。
伝説のお父さんのいいとこは全く無しで笑いました。
本当に推せるふたりでした。
すぐにスピンオフ作品に参ります!
同じ年の一哉と逸は従兄弟同士、一哉の両親が亡くなり、逸の親元に引き取られた場面は、泣けた。
逸の父親のチョーのんきな性格には笑わせてもらいました。
子供みたいで可愛らしいお父さん。
周りの登場人物も一癖あるけど悪い人は居なくて、安心安心。
ポーカーの説明はゲーム自体知らないとこんがらがってしまいますが、理解しなくても楽しく読めます。
でも、知っていればもっと、熱く読めたかな?
いや、知らなくても十分手に汗握りましたが。
一哉と逸、初恋なんだろうなぁ。
性格は真逆のようでも、一緒に居て違和感無くて、微笑ましかった。
ポーカー、やってみたくなるなぁ。
従兄弟の二人。
攻めは父の妹の息子で、身寄りがなくなって養子になった。ポーカーのディーラー一哉。
受けは世界中を飛び回るディーラーで、ほぼ母との二人暮らしをしており、公務員という真面目な仕事についた逸。
この二人、というか逸は自覚はないものの無意識に一哉を欲しており、一哉の方はね、もう自覚して逸を想っていたんですが、一緒にいたらマズイと逸から離れてしまいます。この選択が後々の二人の関係を長引かせてしまったんですよね。
カジノ島を舞台に、二人は仲は良いのに何かというと言い合いになっちゃったり、賭け事全部、そしてそれを生業にしている一哉を避けたりする逸。
このままじゃダメだと逸は禁止されている勝負に出ます。んで、見事勝って、めでたしめでたし、なんですが、ポーカーの実況が書かれていて、これがまた面白い。当然、フィクションなので、盛り上がるような書き方なんですが、思わずカジノれポーカーに行ってみようかなと思っちゃいました。
(私は面倒なので普段はルーレットしかやりません)
あと、お母さんが素敵過ぎて。きっと息子達の関係を聞いても仕方ないねって言いそう。
このお話のスピンオフもあるようなので読んでみたいと思います!
難しいぃ!
お馬鹿な私には、カジノのルールが理解できないまま、読破してしまいました(笑)
何というか、二人の心の近づきよりも、カジノゲームに本腰を入れて書いているように思えて、あれよあれよのままくっついちゃった。うーん、残念です。
離れていた間に、一哉は気持ちを抑えて、逸は自分の感情に気づき始めていたのでしょうね。
さり気なく描かれていますが、存分にいかされていないように思えました。
逸の、はっきりした潔さは、すごく好きで、特に後半に行くにつれ、一哉に感化されかれたのか、より自分の意見を言うようになったのが、良かったです。
二宮先生のイラストが、とても合っていて、ニヤニヤしちゃいました。
個人的な感想ですが一穂さんはお仕事や状況や風景描写が多いですね。
今回はカジノとギャンブルと香港の描写が多くて馴染みのない自分には読むのが大変でした。
特にポーカーでは白熱した場面でもルールがわからずカタカナばかりでただ字面を追うだけになってしまいました。
逸と一哉の関係も途中まではわからず。意識してるのはわかっても、逸は何をそんなに一哉に謝らなきゃいけないのか、なぜそんなにお互いつんけんしてるのかよくわかりませんでした。
父親とギャンブルへの複雑な気持ちとその父親になついて世界をついてまわった一哉への簡単には説明できない感情があるんだろうとは思いましたが。
一哉が逸を好きなのはわかりましたが、逸が性の対象としても一哉を好きなことはくっつくまでわかりませんでした。
藤堂が出てきた時は面白くなるかな?と思いましたが当て馬ほどでもなく、まあいい役割でしたが。
うーん。カジノとポーカーの話の方に重きを置かれてるような、二人の気持ちがいつから育ってこじれて重なっていったのかももっと書いて欲しかったです。
ポーカーのルールを知ってたらもっと楽しめたんだろうなあ。
そしていとこで同じ年同士でとくに身体的特徴の記載もなく、顔も逸は典型的な日本人顔とのことですが一哉は目付きしか描写がなかったようで、エッチの時とかのイメージというか想像があまり膨らみませんでした。