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右手にメス、左手に花束(10) 友には杯、恋人には泉

tomoniwa sakazuki koibito niwa izumi

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表題作右手にメス、左手に花束(10) 友には杯、恋人には泉

江南耕介
K医科大学付属病院消化器外科医
永福篤臣
K医科大学付属病院法医学教室助手

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  • あとがき

あらすじ

美卯の母のため恋人役を買って出た楢崎。江南と篤臣はそれぞれに親を思い、年越しのひと時を職場の病院で迎え――。節目の第10巻!

作品情報

作品名
右手にメス、左手に花束(10) 友には杯、恋人には泉
著者
椹野道流 
イラスト
鳴海ゆき 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
右手にメス、左手に花束
発売日
ISBN
9784576140063
4.4

(11)

(6)

萌々

(4)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
49
評価数
11
平均
4.4 / 5
神率
54.5%

レビュー投稿数4

メス花シリーズ第10弾

今作では美卯の母、ミドリが入院。関わる事で親の有難みや家族の温かさ、2人の絆を確かめていく。

にしても篤臣、江南そして楢崎も何だかんだ優しい。お世話になってる美卯とはいえ全力でサポートしているのが微笑ましい。
母を招いての両家の食事会も温かくて良かった。益々家族になっていくな〜と。
2人を見ているのが楽しいです。

今回は楢崎の成長も感じられて、そこも良かった。
そして美卯、お母さんの思う幸せと同じかは分からないけど、彼女が信じる道を貫いてほしいし幸せであってほしい。それがお母さんにとっても幸せでは。

大晦日の件もあってまだまだやんちゃな江南に篤臣は振り回されそうだけど、幸せそうで癒やされます。ほっこりする作品。

0

年末年始

江南の実家も、篤臣の実家も、今年は里帰りなしの年末年始。
二人でハワイに行こうと計画しようとするが…美卯の母親が消化器内科に検査入院し、悪性腫瘍の可能性あり、となってバタバタとする…

ということです、今回も日常のシーンでほっこりした内容でした。
まぁ確かに美卯のお母さんは胃がんでしたが、話し相手の篤臣、内科の主治医である楢崎、そして手術することになったため、外科の江南も加わり、総出のチームで対応。

さらに結局年末に急に吐血した患者の対応で、大晦日も江南は病院で…
大西に気を使われつつ(大西には子供が出来ちゃってます!)、病院でサカる江南に応える篤臣(笑)いいのか?!

今回の収穫は、楢崎が猫舌だったこと!
小ネタエピソードが散りばめられていて、もう安定の二人。
末長く続いてほしいCPです。

0

家族だね

シリーズ10作目、仕事と日常生活をメインに主役二人に個性的なキャラたちが
繰り広げるストーリーは安心感とほのぼのさとちょっとしたことが心にジンとくる。
作者が医療従事者ということもあり医療の背景はリアルで作り物の気がしないし、
作者の他刊の医療シリーズで主役を張っているキャラも出てくるので作品の
広がりも感じられてますます好きになるシリーズです。

普通のいわゆる恋愛ものみたいなアップダウンはないけれど日々の日常の中で起こる
出来事が逆に新鮮に感じられるし、人情味があってとても素敵なのですよ。
今回は二人で年末にハワイに行こうと言いながらも結局のところ病院で
忙しく立ち回る日々になる展開です。

篤臣の上司である美卯の母親が検査入院してきた事で、今回のテーマは母親の愛かな。
いくつになっても母は子供が心配なのですという感じが伝わります。
そして個人的に大好きな楢崎先生が今回もいい味だしていて面白い。
キャラクターが個々に生きているそんな風に感じるシリーズで好きですね。

3

理想のカップルです

シリーズ10冊目です。
もう心置きなく安心して読めます。幸せ~。
結婚っていいもんですよ~と思わされる毎度毎度のニクイラブイ演出がなんともはや。
この江南×篤臣バカップルは絶対に絶対に浮気しないし、いつでもどこでも甘々ラブラブだからね~。
大きな事件事故や突飛で大それた出来事もこれと言ってなく、むしろ淡々とした日常こそがずっとこのシリーズを読み続けている読者(私)のこそばゆい痒いところをこちょこちょとくすぐられて誠に快適なのであります。
【安心・安全・安定】の1冊でございますわよ!

2

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