猫耳ヤクザ×猫大好き獣医さん!

小説

  • ヤクザな俺に猫耳が生えた結果

ヤクザな俺に猫耳が生えた結果

yakuza na ore ni nekomimi ga haeta kekka

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表題作ヤクザな俺に猫耳が生えた結果

浅黄丈一郎
指定暴力団若頭、28歳
羽村達樹
獣医、26歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

羽村達樹の動物病院に、怪我をした野良の子猫を勝手に置いていった男・浅黄丈一郎――彼が再び病院に現れた時、どういうわけかその強面には不似合いな猫耳が頭に生えていた。浅黄組若頭として猫耳姿を曝すわけにはいかない丈一郎は、達樹の家に身を隠そうとする。人間嫌いの達樹にヤクザとの同居はハードルが高すぎたが、丈一郎のふわふわの耳にに強烈なときめきを覚えてしまい……。

作品情報

作品名
ヤクザな俺に猫耳が生えた結果
著者
あすか 
イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
ISBN
9784778115791
2.9

(11)

(0)

萌々

(2)

(6)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
29
評価数
11
平均
2.9 / 5
神率
0%

レビュー投稿数6

え…えっ!?

ふぁー、猫がかわいい!!
ケモ耳、本当に流行りなんですね。
このお話は表紙やあらすじから明らかなように、攻めだけに猫耳がはえてきます。
(ていうか、猫!表紙の猫が帯で隠れるー…涙)

動物大好き人間嫌いの獣医・達樹(受)のもとに、ある日けがをした野良猫が持ち込まれます。
連れてきたのは強面ヤクザの浅黄(攻)
もうこの出会いからコメディで楽しいのです。
達樹は動物だけが大好きなので、ヤクザが相手でもけがをした動物がいるなら全く怯んだりしません。といっても、最初はヤクザだとわかっていないんですけどね。
獣医としての信念もあり、野良猫を引き取る気のない浅黄に向かって通報するぞーと穏やかに脅しをかけたりと、なかなか面白い(というか変人?)人なのです。

浅黄はコメディBL的テンプレなヤクザですね。
どうもインテリヤクザっぽいのですが、売られた喧嘩はきっちり買うし、武闘派でもありそう。
助けた子猫を「クソ猫」呼ばわりしたり、達樹の動物病院の前に置き去りにしたりするけど、根っからの悪人ってわけでもなくて、とりあえず目の前でけがされるのは嫌みたい。

さて浅黄にはえた猫耳。非常にやっかいなものです。
どうも雌猫とある特定の人間をひきつける強烈なフェロモンを放っているようで。
街では野良猫がすりよってくるし、達樹のところに帰ると達樹がムラムラしてくるしw
据え膳をありがたく頂戴しちゃうのは、やはりBL的攻めの常識というところでしょうか。
終盤、達樹以上にムラムラしちゃう人が出てくるのですが、これは当て馬って感じでもなかったなー?お騒がせ役という感じかな。
気持ち悪さがいい感じのキャラクターだった。

というか、主要登場人物みんながどこかおかしいのです。
序盤なんて達樹と浅黄の会話がかみ合っていませんからね(笑)
ヤクザだということを踏まえると、もしかしたら浅黄が一番ふつうのキャラクターかも。

全面的にコメディで楽しいお話です。ちょっと恋愛色は薄め。
大量の野良猫が活躍する場面もあります。
ただ動物がけがをするのを見るのが嫌!という人は注意が必要かも。
大けがをする犬が出てきますので…

あ、あとですね。ラストなんだけどー……
これ、結局どうなったんでしょうーーーーー!!

2

結局原因不明の猫耳なの

ファンタジーと言うにはヤクザに猫耳が生えて、それが自然に消える訳でもなく、
かなりバイオレンスタッチで猫耳削除~なんてかなり恐ろしい展開なので、
一般的な猫耳ものとは少し違っている気がします。

ヤクザの若頭、それも代々続く極道一家の息子である浅黄がトラブルになったとき
野良の子猫が飛び出してきて、怪我をしてしまう。
それを目の前で死なれたら目覚めが悪いと動物病院に連れて行った事から始まる。
その獣医は、クール美人だが、表情に変化が乏しく人間が苦手なタイプ。
人間相手には余り感情を表すことがないけれど、動物が相手だとかなり豹変する。

浅黄と獣医の達樹は子猫を巡って引き取る引き取らないの言い合いをするのですが、
結局は浅黄が引き取ると言いながら玄関先へ子猫を放置してしまう。
始めは名前も知っていることだから探し出して引き取らせるつもりが、
かなり有名なヤクザの若頭と知って子猫が可愛そうだと諦める。

ここまでが序章的でお次は浅葱がみかじめ料を回収に行った時に究極のトラブル発生。
乱闘をしているさなかに突然浅黄の頭に猫耳が生えてしまうのです。
原因不明で、医者に行っても直ぐには切り取ることも出来ないと言われ、
思いついたのが子猫を獣医に見せて置き去りにした事。
浅葱は獣医の達樹の元へ苦情を言いに行きますが達樹にしても訳がわからない。

強面のヤクザ物に猫耳、一見するとミスマッチなのに、何故か可愛らしい。
それにその耳が生えてから何故かメス猫さんたちに大人気で数十匹のメス猫に
何度も囲まれてしまうわ、敵対する組とのトラブルでメス猫さんたちに
助けられるわと猫フェロモン出しているみたいなのです。

しかしメス猫さんにしか効かないと思ったフェロモンは人間が苦手で動物と
結婚していると豪語する達樹には効果絶大で26歳で童貞、淡白だと称する達樹が
浅葱の猫耳に欲情してしまうから大変。
達樹は猫耳に惹かれ、浅黄はそんな達樹に惹かれる。
でも猫耳が無くなったら達樹の気持ちはどうなるのか?

獣医とヤクザが恋になるまでの話なのですが、浅黄の猫耳の原因は謎のまま。
猫に欲情する達樹は微妙に変態くさいかもしれません。
すごく面白いのですが、ファンタジーから微妙に外れている雰囲気もあります。
だって、猫耳が浅黄の頭から無くなる手段が人的なんですもの。
単にもふもふだけでないストーリーだし、達樹以外にも浅黄の猫耳に狂う輩まで
現れてびっくりの展開、個人的に欲を言うならもっとふたりのラブラブを見たかった。

1

感じるネコ耳

全体に勢いがあって最後までひきつけられました。
恋愛にうとくDTでもあまり性欲のない純情受け様。対する攻めは、インテリヤクザ。実は怪我した猫を放っておけない優しい男。そんな攻め様に突然ネコ耳が。。
このネコ耳がHで、とんでもない雄猫フェロモンをまき散らすらしく、本物のメス猫がわんさか寄ってくるだけでなく、ある種の男性もひきつけられてしまうらしい。しかも舐められるととんでもなく感じて。。。
というおバカ設定。
全体に楽しめました。

しかし、小説としての出来は今一。ネコ耳が生えた理由も不明、なぜ特定の男性だけネコ耳に欲情するのかも分からないし、普通の人間に戻る経緯もちょっと無理矢理で、お話しとしてのまとまり、つじつまがおざなりな印象。

まあ、純情な受け様がメロメロに乱れてしまうのがかわいかったらいいですケド。それで星1つ増やしました。




0

久々に笑いました。。。

BL小説で声を出してw

色々想像するとかなり面白いw
猫耳やくざさんが本当にいると面白いし
それに集まってくる猫たちがいたらもっと面白いし

そして割と状況を詳細に書いていただいてたので
その場面場面が自分の頭で妄想展開が繰り広げられて
なお笑ってしまいました...

恋愛、性交に関しては若干こじ付け的な感じでふぁっくまで至ってましたが
やくざさんが攻ということで
まぁ、ありかなと言ったところです

苦しみに耐えた愛やヤンデレ、報われない系を読んでる合間に
箸休め的な感じで読む事をおすすめします

最後が気になる終わり方だったので
続くのか。。。?ってなとこです

2

コメディ


読むまでそんなに気にしてませんでした。

けど、読み出したら爆笑するしかなかったです。

ヤクザなのにこの顔でなぜ猫耳なのか。
言葉使いも乱暴なのに頭には猫耳。

ミスマッチ過ぎて笑うしかなかったです。

猫耳ね、先生に生えてくれたら良かったのにね。

先生はエロかったけど、攻めがヤクザでこの顔に猫耳なので真面目に読めなかったです。

そこが残念です。

真面目に読まなくても良い作品なのかな?と思っても猫耳で笑っちゃうしなと。
なぜ、可愛い子に猫耳じゃないんだ。
地団駄踏みたいよ。先生は喜んでたけどもね。

本当、異色のコラボレーションだよね。

可愛いヤクザならまだしも強面なヤクザだしね。

0

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