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自分はなぜこの本が新刊の時に買わなかったのか!
と思うほどの名著でした。
勿論表題作、くさかんむりも印象深いんですがその印象をぼかす位新妻君と新夫君が自分の中のブサカワの頂点を奪い取ってしまっちゃって。
三白眼を閉じれば目にはクマがあり、髪の毛もボッサボサで生気も元気もない。インパクトありすぎのブスです。
ここまでブサイクな子は性格が良くてやっとトントンくらいなんですが、この新妻君ときたらストーカーだわ、金にモノ言わせるわ、自殺常習犯だわでビックリするくらい残念。
普通ここまで事故物件ならフラグたちそうな気がせんのですが、好きになっちゃったのがよりによってホストなのにホモで金にあざとくて、常識の範囲内では優しい新夫君なので性欲と金銭欲で結ばれちゃった。
エッチのときの喘ぎ声がよりによってぎゃん!だったり、あまりにもエロすぎる新妻君を攻め立てる新夫君があまりにも荒々しかったりと、斬新でした。
どこの本屋にもなく古本屋にもないのも、納得です。誰がてばなしますか。
正直、表紙買いしたはいいけどここまで良いと思ってませんでした!すみません!
何度も何度も読んでしまう、噛めば噛むほど味が出てくるスルメ本です。
中身の8割はエロです。ほんとに。すごい。
もちろんラブシーンも大きな魅力ではあるのですが、この作品の謎のリピートしたさはキャラの濃さとセリフ回しのセンスから来ていると思います。
特に同時収録キャラの新妻(受け)のキャラ力は凄まじいです。ハマらない人にはハマらないかもしれませんが、間違いなくインパクトはあります。
「新妻がボーイズラブで犯されるためだけに生まれてきたなんて信じられない」と言ってしまうくらい、キャラとしてのバイタリティがすごいです。
前述のとおりセリフ回しがとてもテンポよく、表情豊かなキャラたちにうまくマッチして、ラブシーンだけでも全く飽きのこない作品になっています。
ストーリー展開だけで言えばそんなに特筆する意外性などはないのですが、なぜか手を延ばしてしまう不思議な魅力で続きを求めてしまうので、悔しいですが神評価をさせていただきます。
アツアツ甘々エロエロが好きな皆さんにはぜひとも、是非ともっっ!!!
お勧めしたい自分的大当たり作品でした。
表題作の「くさかんむりに化けるとかいて」は
初めから終わりまでいちゃいちゃらぶらぶでございました。
「ほんわかゆるエロな日常」と帯に書かれていましたが…
ほんわかは納得できましたが、全然ゆるエロではないですw。
ガンガンエロエロで結構やりまくってます。
いいエロさ加減です。
受けのオネエ具合が女々しさを強調しつつ話を潤滑に進めるスパイスに
なってるようなそんなこともないような。。。
につぶ(二話)目に出てくる弟君がかわいかったです。
デバガメ出来てよかったねヽ(´Q`)ノシ
そしてそして、同時収録の「新妻くんと新夫くん」
これは本当にほんとーーーにお勧めすぎる!!!
ちょっとヤンデレ風味な新妻くん(受)と
王子様ホストだが女の子には反応しない新夫くん(攻)のお話。
酔っぱらった勢いで新夫くんが壁ドンしたことから
出逢いが始まります。
振りまわしてるようで振りまわされてる新夫くんがかわいすぎる!
そして新妻くんがもぅ思考回路がいろいろおかしいけど
ネガティブなのに変にポジティブだったり
犯されてる顔が異常にエロかったり読めば読むほど癖になりますwww。
しかも、ギザギザの歯がさらにかわいぃぃぃぃぃ!!!
もぅずっぽり嵌ってしまってます!!!!
本当にエロ好き甘々好きの人はぜひ読んでください!
蔓沢つた子氏。。。ファンになりました!!!
『新妻くんと新夫くん』に大いにハマったため、時系列は遡りますがこちらの作品を。
いやー、やっぱり最高だわ!さとし!
怪しい風貌、ギザ歯、メンヘラくん。
うん、一見萌えどころなさそう!
でも、読めば読むほどに恐ろしく萌えてしまうんだなぁ。
彼のこの魅力はなんなの⁉︎
答えはまんま、新夫くん視点に書いてあるんですよね。
新夫くんの思考そのままに、一緒にさとしに惹かれていくんです。
私は元々攻め視点で読みがちだし、出来れば攻めに憑依したい!と願う読み手なので、余計にそうなのです。
攻めと思考のベクトルやスピードが一致すると、本当に楽しくなるし、作品世界に入り込んで一緒に受けを愛でてしまう…
こういう、ビジュアルで勝負しなくとも十分に魅力的で、いろいろなエピソードを見たくなるようなキャラを生み出せるって、本当にすごいなぁと思います。
さて、これは時系列を戻して『新妻くんと新夫くん』を再読するっきゃない!
つい最近読んだばかりですがもう一度。
元日にこの作品…ハイ!行っときます!笑
表題作
新妻くん…の印象が強すぎて、わりとアッサリした感想しか出てこないのですが、普通に楽しく読めたなーと思います。
基本オネエ言葉が苦手で(オネエタレントとかは好きですが、オネエ系のBLキャラが少々苦手なんです)、受けがそういう言葉を話すときは少しトーンダウンしてしまったのですが、それ以外は相思相愛のラブラブカップルに萌えて癒されました♪
エロに関しては、回数も多いですしエロエロな部類に入るのでしょうが、私は蔓沢先生の作品にはそんなにエロスは感じないんですよね。
他作品のイメージ+しなやかで丸みを帯びた身体つきから、猫のジャレ合いを想像して、あー可愛い〜♡と、別の意味の萌えが発動してしまうんです。
でもそれで十分。萌えに種類は問いませぬ。
ところで、タイトルの「くさかんむりに化けると書いて」
最初字面だけ見て、お化けが出そうな柳の木や、怖い食虫植物みたいなものをボーっと想像しちゃった私。
さとしを思い浮かべながら購入したせいもあるかも知れない…(さとしゴメン)
普通に考えてみたら、あ!なんだ花じゃん!と気付き、脳内を修正。
〔花〕にはどんな意味が込められているんだろう。
「くさかんむりは雷にうたれて」が〔蕾〕なので、出会って恋が咲くようなイメージなのでしょうか(^^)
新妻くんと新夫くんのお話が読みたくて買いましたが、読む前は、正直表題作の元オネエ受けに抵抗がありました。が、意外や意外、ひろむのオネエ言葉に違和感を抱くことなく、読めました。
ひろむのキャラ設定が、なよなよしてたり、女々しい感じじゃなかったのが良かったです。
攻めの卓も、男前でいい感じに変態でした。
弟くんと先輩のお話も気になります。
新妻くんと新夫くんのお話ですが、これは言うまでもないです。最高に面白かったです。
ヤンデレで、意外とアウトドア派で、ギザギザの歯な新妻くんが可愛いかった。