デジタル・修正版
エロ中毒へと貴方を誘う18禁BL。
第1弾が発売されてから、なんだかんだで全て読ませていただいております。
(第3弾は買い逃してはいたものの、結果的に手元に残せている)
まず見た目。
DVDの初回限定版のようなパッケージ。本体に紙ケースのようなものがついています。
多分今回はそれこそ【AV】を意識したデザインになっているのでしょうか。
ついてきた特典イラストカードは、やまねあやのさんによるソレらしき感じがありますもんね。
(開いて早々、『なんちゃってBlue-ray Disc』の文字を発見!)
個人的には本体にカバーがついていないのは、読むときにつかみやすくて好きです!
A5以上の大きさでカバーがあると、指の短い私には時折苦痛を感じて外して読むこともあるので、今回の手に持ったときのスッキリ感は好感度大。
ページを開くと目次があり、今回は中村明日美子さんが引き続き掲載されるということを知っていたくらい。
巻頭は新田祐克さん【男弁天艶聞録】。
表紙からかなりの艶やかさ感じさせ、本誌のスタートを切っております。
全体的に、性器の表現を限界ギリギリまで描かれている(寧ろ通常サイズは修正すらしてないものもあったりする)ことが目立つほか、
かなり犯罪級の年齢差の甥×叔父。
薬物セックスに、放尿プレイ。
実兄弟による近親相姦。校内プレイ、屋外セックスなどなど。
特段真新しさには欠けるものの、バラエティに富んだセックスの数々が見られることは間違いありません。
【R18】と銘打って出されている価値は存分にあると思います。
しかし。
『特別感』、薄まっていませんか?
内容的にマンネリしているとは思っていませんが、「R18として出されることのワクワクする感覚」が足りない。
それは、出すスパンが短いことによって生じることが大いにあると思うのです。
第1弾が発売され、第2弾が発売されるまでが約1年。
第2弾からその後、第3弾、今回の第4弾が発売されるまでが、4~5ヶ月ずつしか空いていません。
出版者様として何か手ごたえを感じての発売かも知れませんが、『数量限定』『R18』という言葉を掲げる割に頻繁に発売されて手に入れることが出来続けると、その2つの言葉の意味って、凄く薄くなる気がするんですよね…。
入手することができるのは嬉しいですが、年1の発刊でも全然いいと思っています。
年に一度しか発売されないからこそ、もっとゴージャスな装丁、たくさんの豪華執筆陣。
(上下巻で同時発売、とか、普段リブレさんではお見かけしない作家さん、とか)
年に一度しか読めないからこその、『特別感』。
個人的には、そういうものを求めつつあるかもしれません。
しかし、先にも述べた通り、今回もエロは盛りだくさんでしたよ!
「第4弾だからこそ、この作家さんのこれが読めるんだ」
と思うとかなりニンマリしてしまいます♪
表紙の装丁が突然ふつうに……
いつもは外表紙と中表紙が違ったのに、今回はカバーを外しても同じイラストが……
AV風のパッケージは面白いのに……う~ん……(・_・;)
内容も、好きな作家さんの分は楽しめた、といった感じでした。
大好きな町屋はとこ先生の作品が入っていたのはびっくり!(買うまで内容や作家さん全く調べてませんでした(-_-;))
どの作品も、オモチャや放尿といった18禁っぽいプレイ??が多いだけという印象。
中盤のX-BLシリーズみたいに、内容も充実した作品が読みたいなぁ……
作家さんが増えるのもいいけど、その分ページ数が少なすぎる作品もあったりして、バランス悪いなぁ、という印象。
次回は尿道プレイということで、ますますプレイ頼みになるような予感……
エロよりも愛のある漫画が読みたい~!
なんかどんどん下がっているような(笑)
まずカバーがなくなり代わりに箱のような物に入れられてて実物はコンビニとかに売られてるような文庫版みたいな感じになってます。絵は一緒で文字がないバージョンになってます。
実家住まいで18禁レベルのものはブックカバーで隠しているのですが、この箱はどうすればいいのか非常に困っております(苦笑)
18禁ということで男物のエロ本みたいな感じでほぼ内容というよりもエロを押してるものが多いようなのでBL特有のエロ萌えはあまり感じられないものが多かったです。
前作あたりからそういう傾向増えた気がします。
BL本というよりもこれはエロ本だという認識で読んだ方が良いと思います。
やはり内容的には中村明日美子先生の転校生が一番良かったです。
挿入はありませんし、18禁というカテゴリーでなくてもこのくらいの描写なら普段買えてるレベルのエロですが、なんとも妖艶。ストーリーの重みがしっかりあり、これを読めただけでも満足です。
すでにコミックになっている作品も多いですが、コミックは白抜きがやっぱり残念で。
新田さん、明日美子さん、せらさんの作品を目当てに買いました。
お目当ての作品は満足です。
それ以外はサキラさんが良かったかな。
ですが、PG2やPG5に比べるとアンソロとしての満足度はだいぶんイマイチですかね…
「18禁」という意味での一番は、この号はサキラさん!
PINK GOLD 2でカラーピンナップ的に3ページ収録されてる兄弟のお話です。
サキラさんの視覚に訴えるAV的直球エロに、ガチ兄弟という関係性のインモラル感と、催眠術で17歳の弟が13歳に戻ってオトナの身体(ガチムチです)でショタプレイという倒錯感で、飛び抜けてマニア向けの濃密さです。
てかこの兄弟、エロいだけじゃなくめちゃ萌える…!
新田さんの「男弁天艶聞録」は、画力が物を言う耽美+和エロスな1編。
これはもう絵とエロが素晴らしい!
性を売り物にしている美しい兄弟と異国から来た客との艶かしい一夜の情事。
どれだけ女性のように美しい顔でも、新田さんの描かれる美男子は脱げば男の色気が溢れ出すのは何なのでしょう。
兄→客→弟の3Pが悶絶級のエロさです。
そしてこのお話、ここには描かれない客とその想い人とのラブストーリーが切ないのですよ。
エロを堪能した後は、そちらに思いを馳せて萌えられるという素敵な仕様がまたニクイ。
明日美子さんの「転校生」は、PG2の「中学3年生」に次いでエロティックだと思った作品。
転校生の首元からチラリと見えたものは───
この『PINK GOLD』アンソロで明日美子さんは“10代のエロス”を色んな形で表現されていますが、ピュアと淫靡が同列に存在するこのバランスは、10代の少年少女たちを描くのに長けてらっしゃる明日美子さんだからこそ成立しうるのだと思う。
そこはかとないエロスです。
そして、せらさん「裸族の花嫁」
コミックで酷い白抜きにされてしまった、ミチル曰く「神様が作った芸術品」なロディの裸体が見たかったから買ったといっても過言ではないですw
コミックの抜き方はホント酷かった…あれじゃ逆に卑猥になってるから!!
んー、ぶっちゃけ値段ですよね。
税込で1,500円を超える価格設定を許容できるかどうかは、やっぱり執筆陣にかなり左右されてしまうと思います。
この4のラインナップと内容では高いなぁと思ったのが率直なところです。
デジタル・18禁版で読みました。
全部で13作品が収録されています。シリーズ中の作品もありましたが、状況等は分かりやすいので読み切り作品として読めると思います。
ストーリーが好きだったのは、中村明日美子さんの『転校生』、新田祐克さんの『男弁天艶聞録』、サキラさんの『ヒミツの催眠教室』、町屋はとこさんの『レッスンA』でした。
中村さんと新田さんの作品は切なさが感じられるのにキュンとしましたし、サキラさんの作品はムキムキの受け様はエロくて攻め様も鬼畜かと思いきや可愛い台詞に萌えるところが可愛かったり、町屋さんの作品は付き合い始めたばかりのカップルが初々しく、それを見守る大人カップルも素敵でした。
既にカップルになっているお話ではほぼHだけしているという作品が目立っていると思います。
そういうお話は甘々な雰囲気のお話がほとんどでした。
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