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表題作最凶の恋人―例会にて―

千住柾鷹
千住組組長
朝木遙
トレーダーで恋人

同時収録作品school life -事件-

生野祐哉
千紘の守役で同級生
国香(千住)千紘
千住組長の息子で高校生

その他の収録作品

  • あとがき
  • promise -盃-

あらすじ

「親分さんたちに感じまくってるところを見せてやれよ」
千住組組長・柾鷹の最愛の恋人遙はトレーダーとしての才を表し、巨額の金を生む存在だと系列の組長たちに目を付けられる。だが柾鷹はあくまでも遙は自分のオンナだと譲らない。緊迫した空気の中、関東一円の組長たちの前で柾鷹は遙を抱く…! 満座の中、貪られ喘がされ貫かれてとろかされる遙。最凶の男が見せる恋人の守り方とは!?
大量書き下ろしの待望の最新刊!

作品情報

作品名
最凶の恋人―例会にて―
著者
水壬楓子 
イラスト
しおべり由生 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイSLASHノベルズ
シリーズ
最凶の恋人
発売日
ISBN
9784799714768
3.7

(10)

(3)

萌々

(3)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
36
評価数
10
平均
3.7 / 5
神率
30%

レビュー投稿数3

シリーズ6作目も最凶で最高!

シリーズ6作目は柾鷹×遥&生野×知紘の高校生カプの2編プラス番外編が収録。
安定した面白さのある作品でとても好きな話です。
やくざものだけどコミカル要素が最近多くてそれはそれで凄く面白いのです。
それでもコミカルな中に主役達の切れない絆を感じさせてくれる。

今回は前作でもきな臭かった遥を巡る千住組の母体である神代会参加の内輪の揉め事。
トレーダーとしての遥の腕を欲しがる他の組長の嫌がらせが今回はメインです。
遥を守る為に勢ぞろいの組長達相手に啖呵をきる柾鷹の行動は素敵。
でもその分危うい怖さもあるのですが、そんな魑魅魍魎の巣窟へ遥自身が
柾鷹を守る為に単身乗り込んでくるのですがからとても素人とは思えない。

すっかり姐さんの風格まであるのかもと思えるのです。
柾鷹は遥を自分の単なるイロだと他の組長に示す為に皆の前で遥と公開H。
でもその引き金を引いたのは遥自身なのもびっくり。
既に熟年カップルに差し掛かっても不思議でないくらい共にいるのに
まだまだヤリ足りないみたいな柾鷹が今回はお年には勝てないのではと思わせる
笑える展開もあって楽しめます。

高校生カップル息子達編は、高校生とは思えないシビアな内容でこちらの方が
やくざものくさいです。
今回出てくる議員の庶子がきっと今後も二人と関係が続く予感がするのは
私だけかしらと、高校生カプの話もとても面白かった。
今回は番外編のように組員日記も同時発売されているので楽しさ倍増です。

6

やるねぇ遥!

いや~っ、いままでのレビューしてからの数日間が待ち遠しかった!!
もう次が読みたいです!!

やはり今回は遥(有能トレーダー)絡みで
他の組がとうとう動き出しましたね。
(というか1つの大きな組織として)
それぞれの組長さんたちは、柾鷹と杯を交わしてない遥を奪おうとする
だけど柾鷹はそれを許さない(当たり前だよ遥は柾鷹のだもん!)
結局話は平行線でジリジリしてる中、観衆の前で2人抱き合うことに。
愛人ならってことなんだけど、まさかその行動を移したのが遥の方からなんて!!
他の組長さんたちの揶揄を受けながらも、堂々と立ち向かってます。
逆に柾鷹の方が引くぐらいに。
だけど柾鷹も遥の決意をくみ取ったのか、遥を愛してくれてます。
いつもお茶らけてる柾鷹もこの場ではカッコ良かった~っ。
そして代行が遥を柾鷹の愛人として認めてくれたので
取りあえずはその場も納まりました。

が、カッコ良かった柾鷹ですがそれも翌日までのお話。
朝起きるとぎっくり腰で、いつもの感じに戻ってます。
(やっぱり柾鷹はこうでなくっちゃね!)


そして今度は息子たちです。
卒業を後1年と控えた今
またもや突拍子もない事を実行に移そうとする知紘。
なんと今回は学園のあらゆる場所で生野とエッチ!!
何でも柾鷹にこの学園で遥とやった場所を聞き
遅ればせながら、父親に負けじと生野とその場所で!
そして父親たちもやれなかった場所で!と意気込んでる様子。
そんな知紘に振り回される羽目になる生野ですが
私はそういう2人の関係が大好きでして楽しかったです。
そしてエッチの時には生野が主導を取るのが好き。
今回は急遽のことにしてもマジックとは(^^;)

途中同級生のお話と交えながらでしたが
いい友人もできたみたいです。

そして最後に私の好きな狩屋視点で
内容は柾鷹のところのお話でした。
杯のお話も少しありました。
当たり前ですが狩屋は柾鷹のためなら死ねるのでしょうね…

5

息子CP『は』大好き!

今までのシリーズレビューにも散々書いてきていますが、個人的にこちらのメインCP・特に柾鷹(攻)が生理的にまったく受け付けないレベルで大ッキライなんです。
遙(受)は・・・別に苦手でもキライでもない(まったく好みでもない)んですが、とにかく柾鷹とのCPという時点でもう無理。
その上、ヤクザもの自体がすごく苦手だし。まあ、このシリーズは所謂『ヤクザもの』とはちょっと違うかもしれませんが。

今回も、事前情報のあらすじを見た時点で『こんなの読みたくねぇなあ・・・』と、もう買わないつもりでいました。キャラクター・CPもダメなら、衆人環視も許容外なので(無理矢理じゃなくても)。
水壬さんは(苦手作品・シリーズはあっても)よっぽどでなければ買うだけは買うんですけどね。そのまま何年も読まないことはありますが。

ところが、直前に柾鷹の息子CPメインの作品もあると知って、息子CPが堪らなく好きなので買いました。

というわけで、買って読んだものの表題作はやっぱり『・・・読むんじゃなかった』でしかなかったのでもう割愛。

それでも、この『school life -事件-』はとても面白かった。知紘(受)と生野(攻)のキャラクターもCPもすごく好きなんですよ。
ストーリーは、CPの2人のラブに関してはちょっとコミカルで可愛かったけど、トータルでは結構シリアステイストかな。
存在感のある脇の能上もなかなかいいキャラクターだったし。

もともと高校生自体が大好きなんですが、今の水壬さんにはホントに珍しい高校生同士というだけでもよかったです。まあこのCP・ストーリーが『高校生』らしいかどうかは別としても。

極めて個人的好みで『school life ~』だけなら『萌×2』です。このためだけに買って・読んでよかったと思ってます。

4

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