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10年以上前のノベルス版を文庫化ということで、
なかなか、甘甘。
借金を残して親達が海外逃亡したため、残された子ども達が力を合わせてホストクラブを始めるお話。
でも、この残された子ども達っていうのが、没落した財閥の本家の御曹司とその従兄弟達。
分家の従兄弟達の方は、まだしも世俗に対して適応力があるけれど、本家の御曹司・藍は、超深窓の御曹司過ぎて、ちょっと?、いや、かなり世間からは、ずれている。
そんなピュアピュアな藍と、借金の取り立てや龍二のすれ違いラブ。
もう、設定からしてこんなにベタで甘いお話って、今はもう書かれていないっていうか、あんまりお目にかかれない感じで、逆に新鮮。
バタークリームでデコレーションした甘いケーキの味わいでした。
元財閥の御曹司たちが、家が破産して一気に一文無し&親は借金を残して行方知れず。
残された御曹司たちは、不幸の曰くつきありのお化け屋敷かと思える古い一軒家を
なけなしのお金で買い求め、TVで流れていた一角千金ホストクラブの映像に刺激され
御曹司たち、4人でホストクラブを始めるというなんとも笑えるお話です。
御曹司たちはそれぞれ趣の違うイケメンばかりですが元が御曹司なので
思いつきで始めたホストクラブなんてお客が来るわけも無く、親の残した微妙な借金、
二千万円を返す予定ですが、お客が来なくて返済が出来ない。
そんな御曹司の元へ取り立てにくるのが攻めになる龍二で、顔に似合わず実は
可愛いもの好きで、御曹司の中で可愛らしい容姿の藍とラストはラブ展開。
ラブになるまですれ違い気味になったり藍が暴走したりしますが、内容としては
ミイラ取りな感じですね。
今回は藍と龍二のお話ですが、残りの従兄弟&兄も何かあれば良いなと思えるキャラ。
でもノーマルっぽいから続編はないかなとも思いますが、ちょっとだけ期待したい。
雀影
セルフつっこみ
この作品の初出の頃だと、気分の盛り上がりのままにいきなり挿入しても、ちょっと苦しいって言う位であまりダメージもないようだけど、
最近の作品では、アナルはちゃんと拡張してからじゃないといきなり挿入は無理だからと指でしっかりほぐす描写がほぼ必須になっていて、
この分だと、そのうち、事前の腸管洗浄シーンも一般的になるのだろうか。
なんか、それはそれで、萎えるな。