神の花嫁であろうとも、君を奪う!

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表題作ぼくの皇子様

ジェイド
双子の弟を持つ皇太子,27才
ソラ
贄の家に生まれた貧しい少年

その他の収録作品

  • ぼくのうさぎ
  • あとがき

あらすじ

神の花嫁として聖殿に連れてこられたソラ。花嫁とはすなわち贄となり、その命を神に捧げることを意味する。
ソラはそこで美しい青年ジェイドに出会った。彼はソラの話を聞き激怒するのだが、幼い頃から贄の存在を当たり前だと思っていたソラには、彼の反応は意外なものだった。贄の役割を果たすべく彼のもとを去ったソラは、聖殿で大神官・アンバーに謁見する。しかし、そこで待っていたのはジェイドと瓜ふたつの顔を持つ男で!?

作品情報

作品名
ぼくの皇子様
著者
弓月あや 
イラスト
中井アオ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048666619
3.2

(5)

(0)

萌々

(1)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
16
評価数
5
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ピュアだけどエロ清廉だけどエロ

代々神に捧げる贄の家に生まれたソラとその国の皇太子とのピュアなエロラブ。
なんなんでしょうか、いかにもなエロである意味笑いもこみ上げる展開で、
切ないのか甘いのかシリアスなのか様々な要素があるのにどれも突き抜けた感じが
しなかったと思います。

でも面白くない訳でも無いのが不思議、100年に1度の大例祭は生贄を捧げる昔からの
風習があり、幼い頃から言われて育ったソラは少し怖いと思うが当然のことだと甘受。
もっとも本当の贄は幼くして亡くなった妹だったりします。

そんなソラがちょっとだけ怖くなって聖殿で逃げ腰になっていた時に偶然出会うのが
国の皇太子であるジェイド。
ジェイドは未だにそんな忌まわしい風習があることに激怒しながらも力及ばず
直ぐにソラを助けることが出来ないという展開から始まる話。

王国の忌まわしき風習、双子の悲しい末路が起こす狂気が背景としてあるけれど
字面にすると重い感じですがあまりそんな風に感じずあったり読めると思います。
でも、とりあえず主役はハッピーになるけれど、1番存在感のあった大神官である
皇太子の弟が今後どうなるのか知りたかったですね。

3

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