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神の花嫁であろうとも、君を奪う!
代々神に捧げる贄の家に生まれたソラとその国の皇太子とのピュアなエロラブ。
なんなんでしょうか、いかにもなエロである意味笑いもこみ上げる展開で、
切ないのか甘いのかシリアスなのか様々な要素があるのにどれも突き抜けた感じが
しなかったと思います。
でも面白くない訳でも無いのが不思議、100年に1度の大例祭は生贄を捧げる昔からの
風習があり、幼い頃から言われて育ったソラは少し怖いと思うが当然のことだと甘受。
もっとも本当の贄は幼くして亡くなった妹だったりします。
そんなソラがちょっとだけ怖くなって聖殿で逃げ腰になっていた時に偶然出会うのが
国の皇太子であるジェイド。
ジェイドは未だにそんな忌まわしい風習があることに激怒しながらも力及ばず
直ぐにソラを助けることが出来ないという展開から始まる話。
王国の忌まわしき風習、双子の悲しい末路が起こす狂気が背景としてあるけれど
字面にすると重い感じですがあまりそんな風に感じずあったり読めると思います。
でも、とりあえず主役はハッピーになるけれど、1番存在感のあった大神官である
皇太子の弟が今後どうなるのか知りたかったですね。