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『仁義なき嫁シリーズ』の第六巻です。
このシリーズの為だけにKindleアプリをDLしたのは数ヶ月前。
でもやはり紙の方が好きですし読みやすい(パラパラと読みたいところを探しやすい)ので、この巻も紙媒体化が待ち遠しいところです。
そしてイラストも紙媒体版が絶対お勧めです。
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受けの佐和紀は組長一人、構成員一人の小さなこおろぎ組存続のために身売りする形で周平へと嫁いだ美貌のチンピラ狂犬。
攻めは大滝組若頭補佐で、跡目相続から逃れるために男嫁を娶った周平。
色気と自信に溢れる色事師でありながら、今ではすっかり佐和紀に骨抜き。
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祝言から一年経ち、その間に新婚旅行も夫婦喧嘩も周平の昔の女問題、男問題も、なかなかどうして色々乗り越えてきたふたり。
今作はふたりの間の絆は切っても切れない、そして誰にも切らせないと決意させるものとなっています。
そんな風に一歩踏み出し改めて決意することとなった原因は、ふたりの関係への外部からの横槍でした。
まさかまさかの、佐和紀にとっては肉親以上の存在であるこおろぎ組組長と、周平の所属する大滝組の組長二人から。
いやー、もう、こういうふたりの意思だけではどうにもならないことは苦手です。
もう、どうしよう大丈夫なの!?と心配になっちゃうー。
そして引き続き、彫り物関係の方も解決していません。
好き好んでいれたわけではない周平の彫り物(三巻で書かれてます)の未完成部分を、どうしても完成させてやりたい。
漢にしてやりたいと願う佐和紀。
そうすることで、自分と周平との間に確かなものが残ると意地になっている佐和紀が、本当健気で可愛いんですよ。
あんなにチンピラなのにね(苦笑
やっぱり初恋強し!
ただし彫り師からの条件が、佐和紀に刺青をいれさせることで…
佐和紀自身はそれで良いならというところですが、周平も元親代わりのこおろぎ組組長も許さないわけで、にっちもさっちもいかないのです。
でもね、こうやって自分はさておき連れ合いを漢にしてやりたいと思う気持ちからいって、佐和紀はすでに周平の身も心も妻だし、何を今更だよ、ジジイ(組長)たちめ!(怒
しかも理由ってアレ?それならそれで嫁に出さなきゃ良かったじゃんよ!
離縁を言い渡されたふたりが冬の夜に身を寄せ合い、抱き合うシーンが本当に良かったのですよ。
なんかなー、周平には力のをある味方がいないっぽいんですよね。
独りで戦ってる感がすごい切ない。
その後は色事師と言われる周平の独壇場です(苦笑
SSは周平視点。
京子(周平直属の兄貴である若頭(岡崎)の妻で、組長の娘)に本編でのゴタゴタのケジメをさっさとつけろと呼び出されたお話。
今回、周平の年齢の下りがけっこうあって、今までその辺りの表記があったかは覚えていないのですが、京子は二歳上、岡崎と周平が兄弟盃を交わしたのが周平が31歳の時。
なので、30代中〜後半?てくらいでしょうか。
佐和紀とは10歳とはいかなくても、けっこう離れていたんですねえ。
シリーズ6作目。旧版では5作目の情愛編。情愛編というだけあって、なんだか、やっと本当の夫婦になった、という印象でした。
愛人いるんでしょっ、昔の女なによ、な時代が終わり、仕事でのすれ違いも経て、やっとお互い素直に向き合えたか、というところまで来ました。
しかし、佐和紀の古巣、こおろぎ組の組長、松浦がかきまわすね~。二人を別れさせようと意地になっているようで。佐和紀にとって松浦は親同然のオヤジだが、いくら親心とはいえ、今さら分かれろというのはストーリーを作るためのやや無理のある展開と感じられました。
そして今作は中途半端に終わるので、決着は次巻以降に持ち越しであります。
ココナッツ
カイさま、もうもう!諦めてパソコンで読んじゃってくださいよー。
多分電子一話が紙一冊なのでもう数冊溜まっているのでしょうけれど、加筆修正なさるのでしょうね。
電子はもうpart2始まっていますし。
悶えますようううう(≧∇≦)
周平がね、すっっごく男前で(カイさまはご存知ですね!)、抱かれたい男No.1ですのよ!
ちなみにこの前紙媒体で出た高月さんの作品は周平の大滝組が出てきて、周平の男も女も利用するあたりの鬼畜っぷりに「きゃー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」となりました。
一行だけなのに…すごい男振りです。
アレについてはメールさせていただきますわ!ふが!
…ごめんなさい、読んだばかりでテンション変なんです。