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表題作甘い拘束

進藤涼
一歳上の再従兄弟で同級生
久世亘(くぜわたる)
縛られフェチの優等生

あらすじ

優等生で剣道部主将の久世亘は縛られフェチという秘密を持つ。
その秘密をクラスメイトで再従兄弟の進藤涼に知られてしまう。
何に対しても本気になれなかった涼にとって、禁欲的な亘は興味深い存在になった。
緊縛に興味があるといって亘に関係を持ちかけ、選ばせた上で関係が始まった。
縛ってイカされるだけの関係。
涼の暴走が止まらなくなってしまい…。

作品情報

作品名
甘い拘束
著者
結城一美 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829652459
3

(3)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
8
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

フェチと言えど

BL読み始めの頃で、最初はぶっ飛びました。
変な誤解をしたきらいがありましたし。

桜城先生のイラストがまだなんか柔らかいです。
足長ーーい。
余談ですが、イラストで別の小説にて全く同じアングルのを見つけてびっくり!!どっちが先だったのかなぁ?

縛りがメインですが、どんなポーズを取らせたのか気になります(笑)
しかし辛いからって別れを切り出しておいて、引き止めてくれないってショックを受けて、亘くん、おいおいおいって感じ?
おまけにチラリっと影が見えたくらいで動揺ってどんだけ?

そそられたセリフ『俺の顔を見て…イケ』
もうクラクラしますよぉ。

ホント、涼くんは極端から極端に走ります。
Hは濃ゆいです。

でもワイルドさが無いと涼くんじゃないしねぇ。

1

タイトルよりはソフト。

 えーっと、縛られないと感じない、と思っていた亘の性癖が、涼にばれて。
 涼に縛られて、快感を覚えさせられるけれど、次第に、涼の行為はエスカレートしていく……

 エスカレートする行為にも感じる亘だったが、いつしか、それが涼に触られるだけで感じるようになってしまう……
 そんな自分に戸惑い、涼との距離を置こうとする亘だったが……

 という感じの話でした。

 なんていうか、後半の部分が非常に女の人の書くBLらしいなー……と思いました。
 だって、愛があれば、性癖克服できちゃうんだぜ☆

 なので、逆に言うと、そういう縛ったり、縛られたり的なちょっとハードなのが読みたい……という人には物足りないかもしれません。
 結局は“愛”というところに落ち着いてしまうので。
 まぁだからこそ、綺麗に終わってる部分もあるんだと思うんですけど、そんなに綺麗にまとめなくてもいいのになー……と、個人的には物足りない感想を抱きつつ。
 これはこれで、ありだとは思います。

1

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