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舞台は、戦争に負け、大陸の連合軍に支配される
とある小国(日本に似た島国)。
両親を亡くし、一人で弟を養う翡翠(受け)は、軍の顧問官・ジュリアス(攻め)に気に入られ、スパイとして様々な性技を仕込まれる。
張り型(蛇を象った棒)を入れられた状態で
弟に会ったり、
全裸で飲み物を運ばされたりと
凌辱プレイがなかなか豊富。
気の強い翡翠が、弟を人質にとられ仕方なく
数々の屈辱に耐える姿は
痛々しくもエロティックです。
ジュリアスは、幼い頃父親に拷問・性的虐待を
受けていた影響かあまり感情を表に出さない人物。
翡翠を情報収集に利用しつつも
たまに抱き締めたり、チョコレートを
買い与えたりといった優しさも見せます。
エロくて、痛々しくて、甘さもある
良く言えばバランスのよい、
悪く言えばあれこれ詰め込みすぎて
方向性の見えにくい作品かなと思いました。
例えばジュリアスのキャラクター。
翡翠を利用したり、性的に虐めたりする
冷酷な面を描きつつも
半端に不幸設定(父親からの虐待)も出してきて
微妙に同情を引こうとする感じにモヤッと;;
酷いことされる受けを描きたいけど
攻めを悪者にもしたくない、
作家さんの優しさ(?)がキャラクターを
ブレさせているような?
他にも、翡翠の両親の虐殺されたエピソードの後に
あっさりラスボスが倒されてしまい、
その後の処理は解説でサラリと済まされる等、
盛り上げてほしいところで
いまいち盛り上がらない点が
ちょっと消化不良でした;
挿絵は、高崎ぼすこさん。
何だか絵柄が変わったような?
キャラの頭が大きく、体も華奢で
かなり幼く見えます。
翡翠はともかく、軍人のジュリアスは
もう少し逞しく描いて頂きたかったかなーと
思いました。
Krovopizza
ココナッツさま
こんばんは、ココナッツさん!!!
コメありがとうございます~(*^O^*)
葵居さん自らそんなことを仰っていたんですね!
確かに葵居さんは作品によって全然雰囲気違いますね。個人的には日常系の話の方が好きです。
ココナッツさんが神評価をつけられていた「好きって言うから聞いていて」や、「したたる恋の足跡」あたりが好きかな~。
次はどんな路線で来るのか?って意味も含めて、毎回新刊が楽しみな作家さんですね♪
ココナッツ
Krovopizzaさま
こんにちは、Krovopizzaさま!
わたし葵居さんは好きなのですがどうやら作品でかなりカラーが違うようで、あらすじを見て苦手なものは避けた方が良いとご本人もおっしゃっていました(^^;;
Krovopizzaさまのレビューを読ませて頂いて、今回は回避するかなあ…なんて思っております。