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これ、好き嫌いが分かれると思いますが私には大大大ヒットでした。
攻めが、一言で言うと キモチワルイです。
完全な攻→→→→→受 なので、甘々な雰囲気は期待しない方が良いかも。又序盤にレイプ表現があるので暴力的な性行為が苦手な方にはおすすめできません。
ただただ気味が悪くて暴力的だった攻めが、受けに好かれたいがために涙ぐましい努力をする様が段々可愛く見えてくる...か どうかが好き嫌いの分かれ目かと 笑
私の場合、そこまでやるか...もう根負けだよ!!と、受けとシンクロして絆されてしまいましたw
凪良ゆう先生の『美しい彼』、宮緒葵先生の『渇仰』がハマった方は一読の価値アリです!
他の方のレビューでもあるように、好き嫌いが分かれる作品ですね。
ちるちるの評価も綺麗に均一w
でもわたしにはクリティカルヒットだったのでレビュー入れます。
話は高校時代の前編と社会人の後編の2部仕立て。
女優の息子で問題児の恭(攻)に転校初日から付きまとわれる恵(受)
いくら冷たくあしらってもストーカーのように付きまとわれて、とうとうレイプされます。
ここでメソメソするか萎縮する受けが多い中、反撃して制裁を与える攻めに目からウロコでした。
やられたらやり返して、攻めをぞんざいに扱う受けがツボでした。
それに、受けが強いキャラだとレイプが重々しくなくて、読んでるこちらは助かります。
そして、受けの制裁で攻めが去って後半へ。
「○○したら付き合ってやる」って上から目線の受けとひたすらがんばって成就しようとする攻め。
こういうカップリングが好きな方には声を大にしてオススメしたいです。
このお話がヒットだった方は夜光花先生の『君を殺した夜』も読んでみてください。受けと攻めのパワーバランスが似た感じで、きっとツボだと思います。
めっちゃアタックしてくる攻めを嫌う強気受けのお話です。
攻めは学内で関わりたくないほどの問題児。
喧嘩もするし、堂々たる出で立ちが王様のよう。
もちろん容姿は美形で、親が芸能人。
そこへ受けが転校してきた初日に一目惚れ。
愛情表現が下手クソなのに感情は、超どストレート。
昔から欲しいものは手に入れていて、女の子には常に囲まれている状態。
なので初めて芽生えた恋にどうしたらいいのか自分にも分からず、それでも常に受けにアタックする一途さは…すごく良い!!
この傲慢なのに子供のような攻めが本当に可愛いんです…!
受けが普通に受け入れたらいいカップルになりそうなのに、毛嫌いするもんだから攻めの行動がどんどんエスカレートして、ついに強引に抱いてしまいます。
そして、すごいのはここから。
受けは手酷く抱かれた腹いせに復讐を企みます。
こういうダークな受け、めちゃくちゃ好きです。
頭の回転もいいし冷静で、屈しない精神。
もうずっと攻めを拒み続ける姿は、女王様っぽさも感じます。
攻めはというと、離れていた8年も会わずに、その間誰とも付き合うことなく受けに出された条件を終えるまで耐えて…。
こんなん愛がなければできない!!
受けが女の子とくっ付けようとしても「俺は恵しか愛せない」と一途な思いを貫く。
重たくて長く、怖いくらいの一途さです。
その愛は通じることができたのか…。
気になる方はぜひ、読んでみてください。
執着攻め好きからすると、超大満足の一冊でした。
期待以上ですごく面白かったです。高校の同級生の三神に一目惚れされ執着される恵。執着が半端じゃない上に、情緒が未成熟な三神に振り回される恵。これだけ聞いてると恵が可哀想ですが、この恵も大人しくやられてる人ではなく、しっかりやり返します。ここで終わりか‥と思ったら、まだまだ2人の戦いは続きます。
ハードな描写も多いけど、後半部分がシュールでコミカルなので読後感は良いです。この2人の関係性も興味深い。情報だけだと三神が上に見えるけど、実は全然違うのが面白い。
執着攻めやハードなのが好きな方はハマると思う。オススメです✧*。
読む前にレビューをちらっと見たところトーンが「シリアス」「痛い」で、攻めが相当やべーやつみたいな印象を受けたので、かなりの覚悟を持って読んだんだけど、結果から言って全然だいじょうぶでした。
たしかに前半の攻めは、相当な狂犬。
ストーカーにレイプとリアルなら完全にアウトです。
ただし、BL世界ならこういうキャラもアリだと思いました。
(リアルならNGなのに、BLフィルターを通すとアリになるって自分でも不思議だけど)
そして受けはレイプされて泣き寝入りするようなキャラではないんです。
社会的制裁、それも身に覚えのない覚醒剤所持で攻めが逮捕されるという、ちょいやりすぎでは?と思わなくもない仕返しをする。
というわけで前半は攻め受けともにやることがエゲツないというか、どっちもどっちだと思ったんですよね。
ちなみに前半のシリアス&痛いトーンというのは納得なんだけど、後半はかなり「コミカル・シュール」だと思います。
ちょいちょい笑った。
どうすれば俺のものになってくれる?という攻めの魂の叫びに対して「社会に役立つような人間になったら、考えてやってもいい」と言った受け。
逆立ちしたって無理な要求を突きつけたつもりだった。
なのに、8年後に攻めは「海外で地雷撤去に励み、地雷撤去の画期的な新製品を発明したことで世間から評価されているボランティア活動家」として受けの前に登場!というところからしてなんか笑ってしまって。
8年経っても受けへの気持ちは1mm足りとも減る様子がない攻め。
その様子に根負けして今日だけはと抱かれることを許すんですね、受けが。
まぁ一度抱かれたら、あとはお察し……。
連日の攻めのあまりの絶倫ぶりに、体重が激減した受け。
「1回、2回なら俺も嫌じゃないよ。こんなに長時間やられるのが嫌なんだって」と諭すんだけど、1回、2回ならOKなんかい?!と笑ってしまった。
前半のあいつだけは絶対に無理!という状態から、どうやって攻めを受け入れるようになるのかなぁと楽しみにしてただけに、最後はちょっと攻めがかわいそ……と思ってしまいました。
というのも、受けに好かれたくてとにかく必死なのが伝わってくるんですね。
受け至上主義の狂犬っぷりは己の中に飼い殺しつつ、一生懸命お利口ワンコになろうとしてるところがかわいいというか。
それなのに受けときたら「毎日一緒を死ぬまで続けるのは無理だから、海外ボランティアに行け!そして3ヶ月に一度は戻ってきていいから」で終わっちゃうんです。
まだラブしてないの……。
ここがちょい不満だったので、萌萌どまりです。
攻めとの行為が日に日に心地よくなっている自分を認めつつも「いつか好きな女性ができたら」と希望を捨ててないんですね、受けが。
まだ無駄に足掻いている状態なんだけど(そこがコミカルっぽいのだけど)そのうち絶対変化するんだろうなぁとは思います。
だけどこのままでは攻めが可哀想なので、将来を考えてみました。
↓
海外ボランティアとして危険な場所にいくことも多い攻め。
ある日、攻めが滞在している地域で紛争発生、多数の死傷者も発生というニュースを目にする受け。
もしかして攻めが死んでしまう&死んだ可能性も?!という事実を前に崩れ落ちそうになる。
攻めへの思いをここではっきりと悟る。
攻めは無事に帰国。
もうどこにも行くな!!と泣いてすがってエンド。
バカップル誕生!
fin♡