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財閥子息×大学生の年の差ラブストーリーです。
2人は子供の頃からの知り合いで、大人になったいまでも仲のいい関係。
とりわけ、攻めの遼一が光希に甘くて、食事や観劇や旅行に誘っては嬉しそうに世話をしてくれます。
遼一の好意が友愛以上のものであることは早い段階でわかるのですが、ぽやーっとしている光希には自分の気持ちがわからない…というお話。
甘くてふわっとした、松幸さんらしいお話だと思いました。
ストーリーは特別なことはない、どこかで見たことあるような展開が続きます。
遼一は財閥の跡取りなのだから、自分じゃ子供を産んであげられないとか、遼一が女の人といるのを見てショックを受けたりとか…
2人の間に障害はありますが、全体的にふわふわしたお話なので、そこまでどシリアスには見えません。
欠点は遼一が完璧な王子過ぎて欠点がないところでしょうか。
最初から王子、王子と書かれていますが、ほんとに王子みたい。
どっか欠点があったほうがキャラクターとして共感できるか、それともBLとしてはハイスペック王子のままでいいのか…。
最後にちらっとヤンデレというか、ストーカー気質がある、みたいなことを明かしますが、それでも最後まで一人で全部解決しているのでその辺は面白みがないなあと思いました。
歳の差、甘々好きな方には安定して読める作品だと思います。
御曹司の攻めと年下の天然可愛い大学生のお話でした。
作中に出てくる甘いパンケーキのようにとにかく優しくて可愛らしい作品。
普段甘々な作品は読まないのですが、攻めにも受けにも好感が持てるので穏やかな気持ちになれました。
2人が初めて出会った時の受けが3歳の時の様子がとっても可愛い。
攻めはまさに女の子の憧れのような王子様で、お金持ちの御曹司で何よりも受けのことを優先して、とっても優しくて、でもHの時はちょっと強引なところもあって。
こんな人現実にいたらいいよなーでも絶対いないよなーと思いながらも、ふんわりした世界観を堪能しました。
あー…うん、可愛いお話だな、とは思いました。後半のベッドシーンは結構しっかり書かれているものの、萌えが分かりやすくて痛い・悲しい展開もないので初心者さんでも安心して読める作品です。個人的には、遼一がちょっと傲慢に思えてそこまでハマりませんでした。
「狐の婿取り」シリーズ以外で松幸かほさんの作品を初めて拝読したのですが、小さな子供の描写が本当にお上手だなぁと思いました。