BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
話の間に挟まれてる4コマ漫画が面白い。
時宗先生がヨウパパにセクハラ電話してるあたりが。
カバー外したところにある5コマ漫画で
三上が那折に下着を買ってくるんだけど
三上なら買うだけでなくて
店員さんに説明してもらって、質問をした上で
全部買ってそう。
両性モノの最終形態、妊娠出産!
両カップルともハッピーでよかった。
那折と史の豪華なバブリー結婚式も見たいし
ちびっ子達の大きくなってくとことか
時宗先生たちの話とかまだまだ読みたいなー
三上×那折、一宮×ヨウ、それぞれの両性具有受けカップルの妊娠出産ものにしてシリーズ最終巻です。
萌えるか萌えないかと言われれば萌えないのですが、シリーズをずっと読んできた読者的には感無量です。最近オメガバースとか、妊娠ものの特殊BLが流行りですが、一応両性具有は実際にある症例だし、そういう意味ではファンタジー色は薄い気がします。
那折なんてもはや肝っ玉母さんみたいだし、一宮はちょっと大人になったし、それぞれのキャラも皆成長したなと思って感慨深かったです。良い最終巻でした。
ヨウのパパと両性たちの主治医・時宗先生とのつながりにはびっくりでした。ちょっとこのあたりの話も読んでみたいような…。
これでシリーズもとりあえず終わりかと思うと寂しくはなりますが
大団円のラストが見られたので大満足です。
これだけ両性が集うことがあるんかいな。。とも思いますが
ま、ファンタジーだと思えばww
お話は、高校を卒業した2カップルのその後。
ビッチだったナオの落ち着きっぷりが見どころというか
あんなに下僕扱いしてた三上に対しての心境や態度の変わりっぷりが
可愛い。子供ができて、母親になって
そして家族になって~な幸せがぷんぷんで
思わず頬が緩んでしまいました。
雪野さんのところも相変わらずのラブっぷりですね。
どちらかといえば、雪野父に衝撃の事実といいますかw
ドタバタにぎやかに。そしてみんな幸せに。
面白かったです。積まずに早く読めばよかった
『僕の両性具有性周期』に続くシリーズ4冊目です。
前作3冊の主人公達、2組のカップルのお話が収録されています。
作品名からも分かりますが、両性具有の妊娠期と言う事で、この本は妊娠と出産までのお話中心です。
なので、妊娠中の女性の体の変化や問題が作品中頻繁に出てきます。
2人の受け様は男性として育ってきているわけですが、こうなると余り男性という事を感じなくなりますね。
男性と女性両面を備えているからか、作品中では男性・女性どちらが相手でも結婚は出来ることになっているようですし、普通のBLと比べて同性同士という葛藤は全編通して感じられなかったです(両性具有だからそれで当たり前なのかもしれませんが…)。
ただ、2組とも結婚・出産するには様々な問題を抱えていて、それを若い主人公達が乗り越えていく過程は感動しました。
攻め様は2人とも基本的には男前な性格だし、受け様も段々成長して変化していくのが感じられます。
ラストはほのぼの暖かい雰囲気でとても良かったと思います。
BLかどうかは置いといて。
何が疑問なのかというと、那折にしてもヨウにしても両性具有、というキャラですが周りの認識も自意識もあまり男でないような感じなのです。
例えば決められた相手を見つけるから春樹との付き合いは認めないと前もって用意したのは男性だったり、那折もヨウもさっくり結婚できたり、妊娠すると躊躇なく女性服を着たり。
前巻位まではエッチの仕方や配慮に半分の男部分への意識がありましたが、今回はボーイッシュで胸の平たい女の子な感じなのです。
そういうわけでBLとしての評価は辛くしますが、
そうじゃなく本としての評価は神確定です。
これじゃないんだ感覚を感じる方もいなくはないでしょう。