妄想の中の俺と何度セックスした? 来い。同じ数だけ抱いてやる

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表題作発情ウイルス

蘇芳義智
特区の軍人
巽恵介
接触恐怖症の研究者

同時収録作品愛は世界を救うのか!? 前編 / 後編

御子柴珪
特区から来た後輩研究員
新野冬真
攻と秘密の研究をしている遺伝子研究者

その他の収録作品

  • 体力差は埋められない溝です

あらすじ

人嫌いで接触恐怖症の巽は、人と関わらず大好きな研究ができる“個別ラボ"をもらうため、新たなウイルスの研究に励んでいた。
ある日、視察にきた軍人の蘇芳に不審者と誤解され、凄まれた拍子に手に持った試験管の中身をこぼしてしまう。
それは性衝動を抑えられなくなる“発情ウイルス"で――?
「愛は世界を救うのか!?」のその後も収録。

作品情報

作品名
発情ウイルス
著者
天王寺ミオ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
発情ウイルス
発売日
ISBN
9784799725801
3.6

(40)

(7)

萌々

(19)

(8)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
6
得点
139
評価数
40
平均
3.6 / 5
神率
17.5%

レビュー投稿数6

眼鏡ってやっぱ・・・イイね

て〜んのうじ♪ミオ♪
つい口ずさんでしまうお名前ですね!初読み作家さんです。

表紙買いです。
ちなみにコレ、他の方も書いてますが、前作があるそうで、表題は『愛は世界を救うのか︎!?』のスピンオフみたいです。
それを知らずに電子書籍の試し読みからの購入でちょいビビりました。
(試し読みは表題の内容だけだった)
始めに前作『愛は世界を救うのか︎!?』の続編が収録されており、時系列的には表題の真ん中あたりになってるのかな?
収録されてる『愛は世界を救うのか︎!?』から読むべきか、飛ばして『発情ウイルス』から読むべきか迷いましたが、私は飛ばして『発情ウイルス』から読みました。
結果的にはどちらから読んでも問題はありませんが、どちらかと言うと前作の『愛は世界を救うのか︎!?』自体を読んでからの方が世界感に入りやすいです。オメガバースとか特区がどうとかの説明があまりなく始まっているので…最初??でした。

でも、絵が綺麗だし私はエロ重視なので、この作品から読みましたが、大した問題ではなかったです。
ブチ眼鏡で軍服で硬派な攻めに超萌えでした!
ゴチ!

2

しかし綺麗な絵だ...

絵がものすごく美麗で丁寧、エロはとても色っぽくてエロく
綺麗な絵なんだけど全然エロくないな、というのも多いのですが
こちらの作家さんはどちらも兼ね備えていらっしゃると思います。
この2点だけだと「神」評価なのです。
ですが、設定だけは壮大であまり活かせていない感が否めません。
軍服・ホルスター・拳銃、これが描きたかっただけなんじゃないか、とか
なんともクサい台詞などには何度か精神をもっていかれましたので
減点してしまいました。
裏表紙にもあります「来い、同じ数だけ抱いてやる」などが該当します。
こちらの作家さんには、もっと明瞭な設定のものや
エロならエロに特化したものを描いてくださると、かなり嬉しいです。

11

続編+スピンオフ

これが続編とはつゆ知らず。
特区?一般?壁の中?? この世界の仕組みって・・・?
そんなので頭の中を「?」でいっぱいにしながら読みました。

研究者のウィルスのお話なので、研究については説明してくれるのですが
そんなことよりこの世界観の説明下さいっ!!!ヽ(;▽;)ノ
お話にさりげなく組み込むとか、あらすじ入れるとか・・・orz

そんな余計な事に気を取られなければもっと萌え度が上がったのに、すごーーーく勿体無いっ(つД`)ノ 面白かったには面白かったのです。エロも愛もタップリで、無表情攻めスキーには攻めのビジュアルはドツボで、もっともっとキュンキュン出来たハズなのに・・・。

「愛は世界を救うのか」は続編のせいかピンと来ず。申し訳ないくらい感想が出てこない。前作を読んでみよう!とも思えなかったです( ;´Д`)

「発情ウィルス」は面白かったー!というか美味しかった(^///^)
追っ手から逃げて潜伏生活送ってる最中もチュッチュッチュッチュしてますからね!攻めのビジュアルがドツボだったのも加味されて、とても美味しかった・・・+゚。*(*´∀`*)*。゚+ このカプの続編があったら読んでみたい!と思いました。(そしてもう少し詳しくこの世界の説明下さいm(_ _)m)

絵がとても綺麗な作家さんだし、深く考えずにSFエロを楽しめる方はイイかもしれません。
エロシーンに満足したのと表題作の攻めが好きなタイプだったので萌え評価ですが、それ以外は本に入り込みにくく残念でした。




4

細かいことは気にしな…、気になる!

特殊な設定であればあるほど、ほんのちょっとの粗でも読者を作品の世界から引き離すきっかけになってしまうものです。
それだけに設定をがっちり作り込むのはもちろん、時系列も違和感のないように並べないといけないわけですが…。

ある研究所に勤める幼馴染2人、それぞれの恋模様が描かれたこちら。
細かいことは気にしないで読もう!と思っても、どうしても気になってしまいました。

そもそもがすごく特殊な世界で、特区と一般区という地域分け、政治経済は特区で行われていて、一般区に住む住民は「働きバチ」のような存在らしいです。
「らしい」というのは、これだけ特殊にも関わらず、その情報が小出しに出てくるだけで、読者がそれをヘンゼルとグレーテルのパン屑よろしく拾い集めていかなければならないからです。
「男性しか生まれない」「α遺伝子」と「β遺伝子」、「特区の中枢はいくつかに分かれていて、第8機関のみ独立している」「特区でも女性は隔離されている」などなど。
そもそもαとβではαが優れているように感じてしまうけれど、オメガバースと違ってここでは一般市民がα、特区の住民がβのようで、うう、紛らわしい。
そこここに散らばった情報を集めつつ、2組が行なっている研究テーマもよく分からないから取りこぼさないように細かい文字も追わなければならず。

そこへ来て一番の問題は時系列ですよ。
表題作の前に収録された【愛は世界を救うのか!?】という話。
こちらは表題作の受けである巽の幼馴染で、同じ研究所に勤める新野と、特区から来た研究者・御子柴が共同研究しているようなのですが、その研究内容が不明。
なぜか研究のために1日3回キスをしている、ということしか明かされず。
それは置いておいても、ここに巽も登場するのですが、これが表題作の事件が起こった後の話なんです。
だけど表題作を読むと「あれ?」と。
同時収録で御子柴と初対面だと言っていたはずの巽、がっつり御子柴と知り合ってますが…。
血液ばらまく(表題作)→調査中の話(同時収録)→調査が入る(表題作)ということ?
そういう辺りの読み解きも読者任せなのが、あまりにも不親切。

結局、どちらもメインとなる「研究」がぼわーっとしてます。
第8機関の謎の人物は、一般区の研究所の教授と因縁があって、その2人が研究していた内容を御子柴×新野が秘密裏に引き継いで、その分析を巽にこっそり依頼したせいで蘇芳と巽がウイルス感染したようだけど、これってオメガバースでいうところの、「運命の番」発見装置みたいな、そんな研究だったのかな?

設定があまりにも不透明なせいで、作品を読みつつ、脳の一部で常に情報を拾い、整理して、そこから推測するという作業を並行して行わなければならない作品でした。
脳全部で没頭できないせいで、「あー、蘇芳イケメン。イケメンは正義」という視覚情報に萌え切ることができない悲しさよ…。
イケメンに没頭したかったです。

1

説明不足が勿体ない

2013年に出た既刊本「愛は世界を救うのか!?」の続編と、
そのスピンオフ作品(表題作)が載っています。

SFファンタジーなのにその設定説明がしっかりされていなくて、
この本単体読みだと、
全く分からないわけじゃないんだけど話に入り込みにくい…
そう感じてしまいそうな1冊でした。

「愛は世界を~」の既刊本を前に読んでいる自分でさえ、
ええと…?と思うところがあって、
作者の力の入れ具合をうかがえただけに、残念に感じてしまいました。
(手放しているので、既刊本の再読はできていません)

掲載順に☆
■「愛は世界を救うのか!?」前後編の2話
世界を救うために秘密の実験をするパートナーとして、
キスやHなことをしている研究者ふたりのお話、の続きです。
(どんな秘密の実験なのかは、この本だけだとよく分からないです)

受けの幼馴染みという研究者(表題作の受け)の存在と、
受けに秘密を持たれたことで、攻めが不安になって、
研究のパートナーを解消すると言いだして…

すれ違い話ながら、ラット探しなど比較的ほのぼのテイストで、
やっと思いが通じてよかったね~という内容でした。
でも、研究はどうなるの、かな?w

■表題作「発情ウイルス」6話+描き下ろし
男前メガネの軍人(表紙後ろ)× 接触恐怖症の研究者(表紙手前)

試験中の培養サンプルの液体を被るという事故を起こしてしまい、
ウィルスに感染した恐れがあるため、
24時間ラボに軟禁されることになった初対面の攻めと受け。
するとそのウィルスのせいか、ふたりは激しく欲情してセックスを…
と始まり、
その出来事を詳しく調査するために何故か上が動き出して、
受けは拘束されそうになり、攻めが助けてくれてふたりで逃げて……

なんだかハリウッド映画のような展開でした。
ふたりを捕まえるために部下が殺されたり、その復讐があったり、
そして黒幕の真意は意外にも感動的な方向へ…?

ドラマチックな要素が色々とあるのですが、
設定の土台部分の説明が甘いため、そこまでする必要あるの?
と思ってしまって、展開に気持ちがノッていきづらく、残念…(>_<)
黒幕たちの前で攻めと受けがセックスする必要性も、
イマイチよくわからなかったし…

強引なSキャラに見えて、命を懸けて受けを守ろうとする攻めは、
その行動もビジュアルもとても格好よかったし、
もうちょっと話の設定と惹かれる過程などを丁寧に描いてくれたら、
すごく好きになったかもなのに……う~~…次作に期待します!

「愛は世界を~」の既刊本と通しで読んだら、
また違ったのかもしれません、すみません m(__)m

6

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