ボタンを押すと即立ち読みできます!
作家さん+あらすじで買いました。
丸木さん大好きな上に「モテ男に執着される平凡」という大王道大好きな私には即買いなあらすじだったのでホイホイと…
モンスターフレンドというタイトルからモンスターペアレントのように
過保護な攻めで受けは身の回りのこと全部やってもらえる、
周りが受けに些細なトラブルを持ちこむだけで(╬`Д´)ゴルアー!
ものなのかな、と思っておりましたが色々な意味でモンスターでした!!!!
もちろんモンペのように「受けに関わる害は排除する」というところもありますが、「人間じゃない自分の知らない何か恐ろしい生き物」そういう攻め様の怖さがモンスターと表現してしまうと可愛く聞こえてしまうぐらいのじわじわ感です。
サイコパス具合の描写が本当にお上手で、自分の目的を達成するためなら
他がどうなろうが構わないドロドロ感というのはヨクありますが、この攻め様は
「え?なんで?いいじゃん~♪」というライトな気分で恐ろしいことをやっているので本当に怖いです…
訳あって普通はトラウマになっているはずの「水」が大好きなところや
信じられないことを実行中の感想が「キラキラ綺麗だな~」というところ…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
普通は受けの知らないところで酷いことしてて、受けは幸せ~みたいなのが王道ですが、平気で受けも追い詰めています。
そして「グイグイ攻められ結局攻め様を好きになりハッピーエンド」が定番ですが…そのまま自分はなくなって攻めが思うように生き攻めの一部となって生きて行こう…と死んでいるのと変わらない状態です。
そんな攻め様は「受けを手にいれたんだから何でもいいよね」と受けへの精神的ケア面などはありません。
執着溺愛と言えばそうなのですが、純粋に期待をしている方は注意した方がいいかもしれません。
ネタバレないように…と思いとても抽象的な文で申し訳ございません
(文章力がないのも大きいのですが…)
ですが、王道が苦手な方も作品として素晴らしいので
怖いもの読みたい!と思われる方は一度ご覧になられて下さい☆
モンスターペアレントならぬモンスターフレンド、というところがポイントのこのお話。
確かに身勝手なモンスターペアレントみたいに、身勝手に愛情注いで勝手に守ってるところがモンスターだなと納得。
そして作風は、途中までは丸木先生には珍しいコメディタッチだったので「おやおやおや?」と思っていましたが、後半は安定のホラーテイスト。
なのにラストでスッキリとした読了感を味わえるという、一度で二、三粒おいしいという作品でした。
執着攻め・ヤンデレ攻めが好きでよく読むのですが、そういうのって落としどころが難しいのが難点で。
ヤンデレが改心するのもいいし、受けが闇落ちさせられるのもまたいいものですが、たまには攻めが痛い目に遭ってもいいと思う。
本作は、
「モンスターフレンド」
「たのしい夏休み」
「その後のこと」
「特別版」
が収められているのですが、「モンスターフレンド」〜「その後のこと」までは、典型的なメリーバッドエンド。
しかし最後の「特別版」のラストが実にいいな、と。
自分にとってのハッピーエンドを勝ち取ったはずの攻めは、最後の最後に、受けに恐怖を植え付けて逆らえないようにして囲い込んだがゆえの虚しさを感じる。
けれど人間らしい感情に欠損がある攻めは、自分が虚しさを感じていることが理解できず、ただ満たされない思いを抱えるしかない。
いいラストだな、と思いました。
攻めが紛うことなき悪魔(モンスター)であるからこそ生きてくるラストだと思う。
コミコミの通販の方でトップページに載っていて、表紙とあらすじが気になり悩んだ末に買ったんですが、買ってよかった!
最高でした!受けが攻めの策略にハマってしまった所などは少しいや、大分心にきますが、全体的にダメージは受けますが、最後に見て良かった!って思いました
もう、本当に攻めがサイコなんで、読み手を選ぶと思いますが好きな人はドンピシャだと思いましたし私はドンピシャでした。
あと、タイトルにも書いてるんですが、コミコミで買う事をお勧めします!
コミコミ特典の小冊子でより2人の関係性が分かります
ネタバレになってしまうのであまり言えませんが、受けくんっ!……って感じで。。。
さらに物語に感情移入し過ぎて泣けました( ; ; )
初めてBL小説を読んだんですが、その作品がこの本で良かったです!
なので評価は神にさせて頂きました!多分これから何度も読み返す作品になると思います!
続編とか短編でもいいから読みたいです‼︎
個人的に神評価ですが、評価は分かれる作品だと思います。
とにかく攻めの悠馬が怖い。
イケメンで外面はいいけど腹黒、というキャラクターはよく見かけますが、この悠馬という男は腹黒なのではなく、完全にサイコ野郎です。
読み進めるごとにゾゾゾ~ってきます。
対する受けの湊は普通の男子学生で、本編はこの湊視点で進みます。
湊が初めてできた彼女に浮かれまくってほっこりできる描写なんかは一瞬で過ぎ去ります。
さくさくと悠馬の邪悪なトラップが炸裂していき、挙句、精神的に追い詰められ、逆らえない状態で悠馬に手籠めにされてしまうのです。
恐ろしい執着攻めです。
その手練手管もですが、何より一番怖かったのは本編も終わりかけのところで悠馬がサラっと告白する過去の所業です。
最終的に湊は諦めの境地に立つのですが、色んな意味でご愁傷様としか言いようがないのです。
書店で丸木さんの新刊だ!、と思ってそれなりに期待して購入したのですが、予想以上にどハマりしてしまいました。
こちらのレビューで限定小冊子があると知り、どうしても読みたくて更に一冊購入するハメになったくらいに好みです。
本編、少年時代の悠馬視点の短編、ほんの数日湊の彼女だった山崎さん視点のエピローグ、どれもヒヤっとさせられる描写があります。
受けが攻めに完全に侵食されたような終わり方なので、物語としてあまり進展が期待できないのですが、それでも続編が読みたいです。
このプロットを通した編集部がまず凄いですね。そして埋まるのはもったいない力作ですから、リリースして正解です。まさに賛否両論。二人とも死んでないけどメリバですね。
悠馬(攻)は、湊(受)が自分のことを好きかどうかではなく、好きと決まっている前提でふたりの世界を構築します。歪んだ愛どころではなく、皆様がおっしゃるようにサイコパスでモンスター。サイコパスだけど、湊には心の底から甘い言葉を囁いて、熱い愛撫をするんです。
印象的なのは、湊が自尊心を諦めて悠馬のものとなり、皮肉にもその不幸によって色っぽくなったというところ。諦観による暗い色気って、まるで耽美みたいです。
高校生の言葉使いで展開される一人称で三篇収録されています。
メインは、受け視点の平均的な若者の言葉使い。
二篇目は、攻め視点の冷静沈着な言葉使い。
三篇目は、三日間だけ受けの彼女だった女の子視点。
この女の子視点の、最後の行がよかった。
メインの湊視点では、絶望していながらも自分でノリツッコミしながら展開していたので、だからこそ読み進められました。
風鈴
私は全く駄目でした。途中から読むのが苦痛でしたが新書で
高い金を払ったので何とか必死のパッチで読み終えましたが
湊が山崎さんを巻き込まないように守ったところだけは
良かったです。でも私はBLは現実逃避に読んでるので
女性キャラが多数出てくるものは基本好まないですが
クソみたいな男社会の現実を生きている女性達にとっては
程度の差はあれ何でこんなクソみたいな男の話を高い金出して
読まなきゃいけないんだろうと思いました。胸糞悪い話でした。