陰謀渦巻く婚姻で暴かれる真実の愛

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黒髪の花嫁、伯爵に翻弄される

kurokami no hanayome hakushaku ni honrousareru

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表題作黒髪の花嫁、伯爵に翻弄される

ギルバート・ランフォード
侯爵の息子,近衛隊隊長
カイ・ハルフィン
王室の事務官,22歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「おまえのいらやしくて可愛い声が聞きたいのだ」
国王の命令によりアルフレッド伯爵であるギルバートの花嫁となったカイ。男の花嫁なんて望まれていない――そう憂うカイをギルバートは巧みなセックスで翻弄していく。だが、実はこの婚姻には王位継承権をめぐる陰謀が隠されていた! ギルバートを守るため、カイは自らの命を差し出す覚悟をするのだが…。陰謀にまみれた婚姻に心乱される健気な花嫁の運命は!?

作品情報

作品名
黒髪の花嫁、伯爵に翻弄される
著者
義月粧子 
イラスト
田倉トヲル 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048654838
3.7

(31)

(8)

萌々

(14)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
4
得点
110
評価数
31
平均
3.7 / 5
神率
25.8%

レビュー投稿数4

全て読んでます。大好きな作家さん

大 大好きな作家さんです。
既刊は全て読んでいたので新刊を首を長~くして待っていました。

いつもと違う感じの時代背景で えっと思いましたが、そこはやっぱり
義月先生 健気な受けと 勘違い、無神経攻めでした。このカップリングがたまりません。

中盤から受けがドンドンかわいそうな展開になり 涙が止まりませんでした。
最後は誤解もとけあまあまになりますがもう少し今後のカイの幸せぶりが読みたかったです!!もっともっと作品書いてくれると嬉しいです

6

健気で賢い花嫁さん

義月粧子さんの花嫁モノは初読み。
(既刊に「宿命の婚姻~花嫁は褥で愛される~」という作品があるようですがそちらは未読)

花嫁モノらしい甘さもありますが、俺様攻め×健気聡明受けという義月作品おなじみのカップリングは健在で、受けの暗躍による頭脳戦っぽい展開も楽しめる一冊です。

王宮の事務官・カイ(受け)は、侯爵の息子で近衛隊隊長のギルバート(攻め)に花嫁として嫁ぐことに。
王暗殺計画容疑のかかったギルバートを守るため、自らを犠牲にしてアリバイを証明するが……

カイにとって、ギルバートは幼い自分を火事から救ってくれた命の恩人。
そのことを打ち明けず、花嫁として彼にひたすら尽くすカイはただただ健気。
スパイと疑われ彼に見放されても、連行され拷問にかけられても自白しない芯の強さが素敵なキャラクターでした。

ギルバートは、王位継承者候補で、カイとの結婚は彼が後継者を持てぬよう国王が命じたもの。
スパイと噂されるカイに用心しつつもその健気さ、美しさにメロメロになっていきます。
カイに裏切られたと誤解して強姦→見放すまでの流れはすごく義月作品の攻めっぽいですが、その後カイを助けに行き満身創痍の彼に付きっきりになる等、基本的にはいつもの義月作品の攻めキャラより優しい印象でした。

全体としては甘くラブラブな雰囲気で、カイは本当にスパイなのか?というミステリっぽい要素もあり、ひと味違う花嫁モノとして楽しめました。

12

さらさらっとお茶漬けみたいに読んでしまった作品

あくまでも私の主観ではありますが、
タイトルに『花嫁』とか『伯爵』とか付くと、
どうしてもTLっぽい印象を受けます。
TL読んだことないので何とも言えませんが、
あくまでも私の中のイメージで……!

今回の作品は、義月さんどうしちゃったの?
と、思わず表紙を見返して作者を確認したくらいらしくない感じが……

文章も直球で、ストレートすぎて面白みがない。

とにかくカイが健気で、
とことん尽くす可愛くて強い(←ここ大事!)受けなので
彼の想いが成就されることを願いつつ、どうにか読破という感じ。
前半のギルバートはちょっとヤな感じですしね。

やはり、私の趣味からすると
タイトルに『花嫁』と付いている作品は避けた方が無難そう。

全体的に、BLなんだけどBLっぽくない印象。
後半の展開にホッとしたので、限りなく趣味じゃないに近い「中立」評価で。

0

稚拙すぎる

文章が稚拙すぎて読めなかった。ヨーロッパの色んな国の名前が使われてるのも違和感。

1

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