• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作忘れた夏まで会いにいく

小野大河
田舎の中学3年生~
町田浩哉
中学校の理科の教師,攻の担任,26歳~

同時収録作品誰にも言えない恋が咲く

友晴(とも兄)
大学生,昔一緒に住んでいたいとこ
侑貴
高校生,攻にすごくなついていたいとこ

その他の収録作品

  • 忘れた夏まで会いにいく 幕間(描き下ろし)
  • 忘れた夏まで会いにいく エピローグ(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:イラスト

あらすじ

中学の頃、大河は担任の先生に恋をした。キスは拒まれなかったが、ある日突然手酷く振られてしまう。数年後、大河は先生と再会し―。

作品情報

作品名
忘れた夏まで会いにいく
著者
梶ヶ谷ミチル 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
ISBN
9784799727577
4.1

(94)

(40)

萌々

(31)

(17)

中立

(6)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
17
得点
381
評価数
94
平均
4.1 / 5
神率
42.6%

レビュー投稿数17

ちとだけネタバレ注意!

なんだろ。もう神です。
好みびったし。
攻めが真っ直ぐで常識範囲内の程よい攻めってのがいいのかな。
学生のとき思い出す。なーんか、苦くてキューってなるやつ。
大人になってわかる…、大河にとって必要な時間。
仕草とかコマ割りとかでキュンキュンくる。

読んでみて、とにかく。王道だけどね、いい。

6年も経過してやっぱり忘れられなくて♡
大人になってわかるっていうところ、さらーっとしてたけどさ。
いや、潔すぎるくらいすぐにくっついたよーに感じたけどさ。
もうちょい先生が大河を好きな理由知りたかったけどさ。
全体的に話も絵もさらーっとしてるけどさ、先生エロさは最初からあってよかった。

わたし好きです、梶ヶ谷先生♡

6

めちゃくちゃ好き!

画風に会った話とテンポですごく引き込まれました。
先の方とは印象が自分はまるで逆。
すごくゆったり心地よく話はすすみ、優しい雰囲気をまとった画面作り、とくに背景が魅力的でした。
主人公も、実際の高校生男子ってこんなもんだよねと思わせるかわいい子供らしさだし、要所要所のセリフはとてもよいチョイスですごいなとお思いました。なんといっても80枚弱にこれだけのお話を、少な目のセリフで転がしたのは素晴らしいと思います!
私は主人公が先生を好きなるのはすごくよく分かったし説得力あったなって思いました。
すごい癒されました。思わずありがとうと土下座しちゃいました^^

4

ほんわかと切なくあったかく

年の差、生徒と先生、数年後のふたり、過去の柵、年下攻めとわたしの好みそのものでした。

先生の大河への気持ちがどっちの方向か最初わからなかったんですが、中1で止まっていたこの町での先生の過去の懐かしさとか、ファーストキスの相手と大河が重なって苦い思い出と共に再現しそうになる淡い気持ちとかが、読み進めるうちにじわじわと伝わってきました。この町で出会ったからこそ大河へ恋をしたような気がします。
別れを決断したのも、面影を重ねていた大河への気持ちが、大河自身への本気になって行っている不安もあってからこそ。
当時は父親の死によってどうしようもない別れがあったのを、大人になった今、結婚という形でこの再現に無理矢理終止符を打とうとした先生。ファーストキスの相手と同じように大河も忘れるだろうと、ここでも過去を再現して逃避しようとしたんですよね。
違ったのが再会した大人になった大河の「先生の話してた奴とはちがう」って言葉。
これで先生の初恋も大河によって昇華されたんじゃないかとホッとしました。

大人だからこそ、それも相手が生徒だからこそ無理にでも精神的に大人にならなきゃいけなかった先生だけど、本人も気づいてない昔から変わらない幼い逃避の仕方がとても切なくて…

一回りも年下の大河がその幼さを包み込んでこれから生きていくのかと思うとキュンとします。

4

エロ少々、キュン上々、体温上昇

定番といえば定番だけど梶ヶ谷ミチルさんの描く思春期暴走男子可愛い。

中学3年の大河が新任教師:町田に恋をする話。
初めは町田に苦手意識を持っていた大河が次第に意識するまでが季節の移り変わりと並行するように丁寧に描かれていて、大河と一緒にジワジワ熱が上がる感じです。

好奇心から強引に仕掛けたキスをキッカケに大河は盛り上がりますが町田の結婚の噂を聞き不安を覚えます。
進路指導の時に町田に真意を問うと、そこで担任として線を引かれてしまいます。

突然の拒絶に怒り傷ついた大河は高校進学を機に地元を離れます。
そして6年ぶりに夏祭りの夜、帰省した大河は町田と再会して…。

初めての恋に熱が上がるばかりの大河と熱は下がる時がくることを知っている町田。

思春期男子って説明とかまったく聞かない妥協しらずの危なっかしい年頃。
あの世代を通りすぎた町田だからこそ大河に眩しい思いを抱いていても、それを出さずに大河の熱を冷まそうとします。
町田の判断に年齢差ってこういうことだな、と妙に納得する道筋です。
もっとも町田は自分のその年頃の思い出から防御率上げているんですが…。

再会したとき、町田は大河を大人として認めたから過去のことを話したんだと思います。
当時の話を聞いて確実に時間はたっているのに、ふたりの思い出の畑で昔と変わらない笑顔を見せる町田に恋心を再認識する大河にキュンとなります。

そんな大河にまたもや攻めこまれ、恥ずかしがりながらも応じる町田がすごく可愛かったです。
裸見られるとか勃つとか公→私への変更になれてない(笑)

描きおろしの【エピローグ】でやっと合体できたふたりですが、どっちが受けるか、どう呼ぶかジタバタと相談してる姿がまた可愛い!
先生呼びの方が私は好きだ←
年の差は縮まらないけど、精神的な差は少し縮まるようです。

脚とかで上手に隠すアングルなので無粋な修正は見当たらず、ついでに乳首も見当たらず。
※角度によっては突起はありました
ゆるい線でなまめかしさはあるもののエロいまではいかなかった。

でも、ほしくてたまらなかった町田を手に入れた大河の囁きやせつなく見つめる目線が感情たっぷりで読めば読むほど良いなあ~と思う作品でした。

【誰にも言えない恋が咲く】
家庭の事情から一時期、同居をしていた従兄弟同士の大学生:友晴と高校生:侑希。

10年ぶりに会えることを楽しみにしていた侑希に対し、そっけない友晴。

子どもの頃の唇の感触の気持ちよさそう…というエピには萌えず。
ふたりとも子どもだからか、まったく萌えセンサー反応せず。

侑希がちょっと抜けた感じ(アホの子風味)なんですが、自分の外見にコンプレックスを抱いているらしく「女の子みたいだから?」と友晴に食い下がり「お前だから可愛い」と言質をとるところが、ちゃんと男子で良かったです。

5

ネタバレ注意

先生もの大好き、あと年上受けも大好きな私には良かったです。

中学時代に大河からキスをして先生が流されかける、後日大河が詰め寄るも大人のキスをされてびっくりする大河。先生は大人のキスをすることで中学生の大河をわざと遠ざける。そのシーンにきゅんとしました。

大学生になってキス→えちもあるけどさっぱりです

中学生と先生の年の差で普通恋愛にならないと思うのですが、。
だからこそ互いにどこに惹かれてるのかハッキリして欲しかったなぁ。大学生と先生なら理解出来るけれど。
設定と絵が好きなのでそれだけで萌2です

4

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP