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絵師買い。初読みの作家の作品でした。
言葉攻めが得意な小説家と、結婚相談所スタッフの恋。
面白かった。
1,結婚したいと言われても
2.子育てしたいと言われても
3.結婚したいと言われても【番外編】 旅立ちたいと言われても 「クロほん」
の順で、発刊されています。
外観に構わない、ほぼ毎日缶詰で執筆する人気作家の里見が、
結婚相談所に来所する。
相談員の那波に一目ぼれして、里見は言葉攻めで那波を陥落、相愛になるまでの工程の描写がとても面白かった。
神判定したのは、攻めが受けを好き過ぎるところ。ダサ男なのに凄いお金持ちで実はイケメンで、受けくんに惚れきってるところが私はめちゃくちゃ大好物です。
愛されてる話って、読んでる私も幸せになる。
受けくんは結婚相談所に務めていて、その仕事が好きというだけあり、結婚している男に言い寄られても受け入れないところが、とても良い。
結婚を目指す人、結婚している人の幸せを願っているところが、この人の心の美しさを表しているようでとても好きです。
両想いになってからの2人のバカップルぶりには、いっそ清々しくて気持ちがいいです。
この話、続編があるんですね。是非読みたいです。
結婚相談所に勤める受けの那波。
相談所に訪れた里見はスペックはいいのにセンスがない小説家。
女心がわからない里見は、那波からレクチャーを受けてだんだん磨かれていく…
もうね、里見がいい!
Hの時にしゃべるからって振られると。だから確認してって、、、、そんな口説き文句あるのか?(笑)そしてそれを受け入れちゃう那波もですけど。
あんなのに迫られたら那波じゃ無くても絆されちゃうよー。
でも、手痛い失恋をしていることと、あくまでも「結婚相談所の相談員」が、お客様に手を出したみたいになっちゃいけないという気持ちもあって、離れようとする那波。でも、里見を思いながら一人でしちゃう。。。
人の結婚観というか、カップルが出来ていくことをそばで見ている那波は、凄く良いアドバイスをしたりするんですが、やっぱり自分のことはね、難しいんですよね。結婚するからと振られた元カレクズ男からは復縁を迫られたり。
最後には、勢いから本心を吐露した那波を里見が受け入れてハッピーエンドですが、里見の甘さにニンマリしてしまいました。
結婚相談所の相談員・那波勇(ななみゆう)と、相談者である人気ミステリー作家・里見一彰(かずあき)の、結婚相談所を舞台にしたラブコメです。
恋愛に発展しそうにない出会いですが、帯にあるように”恋に落ちる相手は選べない”んですよね。
立場とか理屈を軽々乗り越えてしまうほどの2人の気持ちが甘くてキュンとしました。
設定が面白くて手にとった作品でしたが、メインの2人や相談者達が前向きで読んでいて良い気持ちになれるお話しでした。
メインカプがロマンチストなので(特に攻めの里見)基本的に甘く感じました。
なんと言っても、里見による那波へのあまーい言葉責め。
序盤の「そろそろ身を固めないと思って…」という、結婚や恋愛に対してのやる気のなさが嘘のような豹変ぶりでした。
那波と出会い恋を知ったことで里見の恋愛体質が開花したように見えます。
自分の気持ちに素直な里見が微笑ましくも可愛かったです。
受けの那波はゲイですが、結婚にほのかな憧れをもっています。
しかし、自分勝手な恋人(バイセクシャル)との別れに傷ついたばかりの那波は、男を見る目がないと諦めムードです。
せめて一人でも多くのカップルを誕生させたいと仕事に打ち込んでいましたが、そこにダサくてもっさりした里見が相談に訪れます。
那波は自らの手で里見をイケメンに仕上げていきますが、同時に2人の距離も接近していきます。
しかし、結婚を相談しに来ているノンケなんてもってのほか。
里見に「好きになってしまった」と言われても、一時的な気の迷いだと信じられません。
それでも、自身の理性とは裏腹にどんどん里見のことを好きになっていく那波…
那波の最終的な決断は、相談者達から学んだことでした。
散々迷ったり那波の元カレが現れたりと一悶着ありましたが、結ばれるべくして出会った2人だと思います。
巻末に収録されている2人のその後のSS(旅行に行く話)では、見事なバカップルとなっていました。w
結婚がテーマになっているので、個人的には2人の結婚生活も読みたかったです。
結婚相談所を舞台にしたお話が好きでして。
コミックでも小説でもついつい買ってしまいます。
相談員はゲイ、客はノンケ、という設定の場合が多くて。
好きになった男性客の結婚のお手伝いをする、ツラい立場のゲイの相談員…。
というシチュがツボみたいです。
こちらも、タイトルとあらすじに惹かれて購入しました。
みずかねりょう先生の表紙、かなり楽しそうな雰囲気で良いですね。
貧乏人(失礼☆)っぽい服装が印象的な背の高い男性と、パリッとスーツの似合う黒髪の男性。
この二人を中の挿絵で是非見たい!
と思ってしまいました。
そういえば、秀香穂里先生のお話を読むのはちょっと久しぶりだなぁ。
秀先生のお話だから、期待も大♪
那波優(ななみゆう)は、青山一丁目にある結婚相談所に務める優秀なカウンセラー。
ゲイであるため自身は結婚出来ない分、人一倍結婚には憧れている。
しかし、数ヵ月前にバイの恋人とは結婚を理由に振られたばかり。
里見一彰(さとみかずあき)は、那波の務める結婚相談所に新規で入会してきた男性。
ボサボサ頭に着古したトレーナーとスエットという、とんでもない服装。
だけどイケメンな、勿体ない男子です。
実はミステリー小説を執筆している、年収三千万円の人気作家、と釣書は好条件。
服装と髪型さえなんとかすれば、性格も良さそうだしモテそうなのに…。
なぜ結婚相談所に来たのか不思議がる那波。
里見は、自宅で部屋にこもっての仕事なので出会いが無いという。
年齢的にそろそろ結婚を考えなければと、相談所にやって来た。
しかし、何故か里見は那波のプライベートにばかり興味を示してきて…?
ネタバレになっちゃいますが。
このお話の場合も相談員の那波がゲイで、客の里見はノンケです。
なのに何故か?ノンケの里見の方から那波に惚れちゃいます。
ここからタイトルがきているわけですね!
那波の方は、まだ失恋の痛手が癒えておらず、トラウマになっています。
そして紹介した女性達よりも自分にばかり興味を持つ里見を、とても不思議がります。
里見の、残念すぎる服装やデートでの行動パターン。
女性客にモテるよう、那波は服装や髪型を整えるアドバイスや店を紹介して。
どんどん里見のイケメン度を上げていきます。
自分が磨いた原石が、どんどん洗練されていく姿に満足し、里見からも感謝されます。
この快感は私にもわかります!
しかも里見は高収入で、お金に糸目をつけない分やり甲斐もありますね。
服でも何でも気を使わず勧められます。
銀座とか青山とか、ギリギリ東京都民の私にも遠~い世界の高いお店やホテルなんかが出てきて。
ちょっと羨ましい世界です。
また那波も里見に影響されて。
次第にやり手カウンセラーから親身なカウンセラーへと変化していきます。
客や先輩から、良い意味で変わった、と言われます。
お互いがお互いを変えていく、変えられていく…。
理想の形だなぁ~、とつくづく思います。
そして那波と里見だけではなく、那波の受け持つ客達の恋模様も描かれていて。
那波と客達もまた、共鳴しあって変化していって。
そこが一番読んでいて楽しかったです♪
それから大事なことがもう1つ。
エロではなんと、69シーンがあります!
里見はいつでも那波の気持ちを大事にしていて、ほんと紳士なんですが。
エロが濃いぃ!
ノンケのはずなのに、なかなかやる事はチャレンジャーさんです。
しかも甘い言葉をはきまくり、かなり楽しいエロシーン満載でした♪
読みやすくて楽しくて、あっと言う間に読み終わりました。
秀先生、とっても楽しいお話をありがとうございました~(^^)/