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どうしたって好きだから。
『フタリボッチシンドローム』が好きでこちらを購入しました。
表題作と『フタリボッチフィロソフィー』が収録されており、
表題作は『フタリボッチシンドローム』に出てくるお兄ちゃんの仕事場で
アシスタントをしている成田くんと、そんな成田くんの事が好きな伊丹くんのお話です。
伊丹くんと成田くんは大学の時の友達で、
伊丹くんは昔、成田くんに告白をして振られているのですが
それでもひたむきに成田くんのことが好きなのです。
本人にもちゃんと好きって言うオープンな好きです(*´▽`*)
二人の関係は進展はないもののいい感じだなぁと思っていたら
まさかの出来事でまさかの方向へと話が進みます。
まぁ…これは伊丹くんが悪いですね…。
そんな時に助け船を出してくれる航矢。
最後までちゃんと両思いにはならないのですが
すっごくいい雰囲気のまま終わったので、
二人の未来はきっと明るいです(*´▽`*)
でもわがまま言うと付き合った二人が見たかったなぁ~。
『フタリボッチフィロソフィー』は『フタリボッチシンドローム』の続きのお話でした。
両思いになった二人。
航矢の仕事場で三芳(航矢の友達)にキスしている所を見られてしまう二人。
三芳はすぐ出ていくのですが、兄の大切な友達なのにどうしようと不安でいっぱいになる航輝。
三芳と話してくると言い出ていく航矢ですがー…。
三芳くんの行動や発言が普通だよな…と思ってしまいました。
ほんとの兄弟の恋愛なんてリアルには想像がつかないのですが
でもまぁ…こうなるよな…と…。
でも三芳に航矢が言ったことがかっこよくて好きだなぁと思いました。
半端な気持ちじゃないってことが伝わってきました。
『フタリボッチシンドローム』を読んだ時は航輝の気持ちの方が
航矢の気持ちより大きいと思っていたのですが
全然そんなことがないと今回分かりました。
航矢の学生時代の話も出てくるのですがその時から気持ちが積み重なっていってた分
航矢の気持ちの方が重いんだろうなぁと思いました。
私はすごく好きな作品だなぁと思いましたが
やはり実の兄弟のお話なので、ウケない方もいるかな?と思いました。
でも私はすっごく好きです。(2回目)