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「獣」シリーズ16作目ですか…
タイトルに「獣」がつくメインの千春x一輝編はともかく、このシリーズは番号が振られていないのでかなり読み手に優しくない。
私はちるちるの検索を使って発売順に読んでますが、ただタイトルだけ見ても今更何が何だかわからないと思われますね。出版社様、改善お願いします。
さて、本作は丸ごと1冊大郷xカオル編です。
シリーズ9作目の「メンズ・ラヴ」にてお互い固く信頼し合えた、と思ったこの2人ですが、本作でまたカオルが「闇堕ち」してしまいます…!
母親の呪縛トラウマがいかにカオルの心の奥深くに根付いてしまっているのか。
しかも、カオルともあろう「女王」が、接待帰りの大郷のホステスの香水の移り香やポケットの大量の名刺カードに激しく嫉妬して、そんな自分の姿を醜い嫉妬を繰り返していた母親と重ね合わせてしまい、逆上して大郷のスマホを壊してしまう…!
醜態をさらして大郷に会えなくなるカオル。
ですがそこは包み込む男・大郷。何も言わず、何も聞かず、カオルを甘激しく抱き、カオルの心をほぐしていきます。
カオルのめんどくさいグルグル、また〜?と思って読んでましたが、大郷がイイ男すぎて萌えます!
これだけ深く愛されてるんだからもう闇堕ちはやめてくださいね、カオル。
「番外編」
大郷とカオルの激アツH!
指入れ、ア○ル舐め、濃厚フ○ラ、69、M字……
…を、盗聴録音でチェックさせられてるジュン。当然千春の指示!私、千春キライ〜。
このシリーズではカオルちゃんカプが一番好き。
ということで無条件購入。
千春さんにいぢめられてムカ っとしたので★3.
相変わらず壊れかかってます&ヘタレ気味?カオルちゃん×通常運転 いつもどおり振り回されてます大郷さん。
いつもは援護射撃してくれてる感のあった千春さんでしたが、この巻では、うっっせ、ほっとけっ という気分が少々。
千春さん ちょっとやりすぎじゃないかなあ。カオルちゃん、きっちり逆襲しようねっ
今回も 大郷さんによりかかりすぎていかんいかんと悶えるカオルちゃん。裏表紙が上目使いの甘えた風なので、もう少しそういう感じになればいいのになあ・・・と思う私。そしたらもう少しハッピーになれるんじゃないのかなあ。
最後の最後にちっぴりだけ進展します。ああもどかしい。
大郷さん、頑張ってね。
私が購入した電子本では、おまけはベッドの上でくつろぐ大郷さんと その膝に頭を乗っけてるカオルちゃんの背中 ってな構図でした。
相変わらず男前!な大郷さん。
ちゃんとカオルちゃんの手綱を握っててよねっ
と、前置きしつつもマンネリを感じる言い回しと、カジュアル過ぎるカオルの私服に一気に気持ちが萎えてしまいました。
そんな前半の退屈さを乗り越え、再び始まったセフレのような関係に対する煮え切らない感情。
ただ、今回はカオル自身が現状に不満を持ったということが大きな分岐点になっていました。
大郷の周囲にチラつく女への嫉妬から始まり、カオルが培ってきたスマートな対人スキルの枠内で収めきれない存在の大きさを自覚。
親へのコンプレックスから「そうなりたくない」と抑えれば抑える程に、深みに嵌っていくカオルの闇が顔を出します。
残念ながら、その心の機微を表現するには大雑把すぎて、淡々と進めれていく印象となり時折飽きては現実に戻ってしまいます。
それでも、素直になれない不器用さや強がりを纏ったカオルをじっと待つ大郷の寛容さに救われ、普通ではない内面を受け入れ始めたカオル。
ようやく交換された合鍵に甘い今後を期待したくなりました。
…けれど今回は地味に下品。
少しなら目をつぶっても連呼されるとさすがに。
なんとかいい話で終わるはずが最後までだらしなく、あとがきのジュンちゃんが不憫でなりません。
カオルちゃんサイド。
すっかりどんな設定だったのか・・・忘れてしまってからの読み始めです。
たぶんシリーズちゃんと読み返した方が楽しめた気がする今回。
会社ではクールビューティかつデキる男。
でも好きな男の前ではーのエロエロv
なカオルちゃんがオイシイ作品なのですが、
何と言っても大郷のナニがデカすぎやしないかとww
毎度毎度登場のたびに重そうだなーと(´-∀-`;)
どんだけのイチモツぶら下げて生活しとるのよと。
閉ざされていた心を開く鍵。
よもやシモネタ(苦笑
カオルちゃんが少々女くさいのを除けば悪くなかったかな。
大郷のカオルを好きすぎる感じも好きでした。
愛とエロがあればそれでいい。
・・・とも言えないんだけどな
獣シリーズの 大郷×カオル にスポットを当てた1冊。
エロティックというタイトルなだけあって、エロシーンは多めです。
千春とジュンが脇役でちょろっと登場していますが、
それぞれのお相手は出てこず、CPとしてのお話はありません。
1冊丸ごと全部で、大郷×カオル です。
■「恋人」1話
千春が海外出張に行ったおかげで(一輝のところでしょうw)
第一秘書室の仕事に余裕が生まれ、
こういう時に彼女サービスをしておかないと!と部下に言われて、
カオルは大郷を誘って温泉宿へ。
バイクの二人乗りでお互いの体温を感じたり、
手の拘束ナシで大郷の好きな体位でたっぷりとエッチをしたり…♡
(色っぽい浴衣は早々に脱いじゃいますw)
■「エロティックにこじ開けて」4話
千春が海外出張から戻ってきて忙しい日常が戻る。
大郷がカオルの家に行きたくて、家の近くで待ち伏せをしていても、
カオルの希望でいつものホテルへ。
そして、いつものように大郷の手を拘束してのセックス。
接待先のキャバクラで大郷が貰ってきた沢山の名刺を見て、
激しい嫉妬心がわきあがるカオル。
大嫌いな母親のように余裕なく、醜くなっていく自分に、
カオルは苦悩し、仕事にもミスが出て……
千春には自分がまともじゃないと認めろ、私と同じだと言われ……
こういう展開、前にも見たような…… (^_^;)
大郷の雄っぽさや包容力はすごく格好いいし、
大郷の大きなナニを美味しそうに咥えるカオルは可愛いけれど、
もうちょっと何か新しさを感じさせてほしかったな。
あ、でもラストでは、少し進展がありました♪
次巻からはホテルじゃなく、
それぞれのお家でのエッチが多くなりそうです。
■番外編(描き下ろし)6P
こちらでもエッチ、その様子をウンザリ顔で盗み聴いているのは……w
好きなシリーズなので、途中で飽きてしまわないように、
もう少し新鮮さを出すよう頑張ってほしいなぁ。
好き故の辛口評価です m(__)m