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都を騒がす鬼の一族を討伐するために大江へやってきた綱生はそこで美しい鬼・月夜叉に出逢う。
焼け落ちる館で一族と共に死のうとする月夜叉を綱生は助け、祖父が使っていた庵へと連れ帰り――。
人と鬼。
生きる世界の違う二人が出逢ってしまったが故の切ないお話です。
表題の「逢魔」は二人が出逢って結ばれるまでのお話。
「氷輪」と「華炎」はその後の二人の話。
あまり書くとネタバレになってしまうので触れられませんが(^^;
人と鬼、そしてお互い仇同士。
二人の葛藤や、それでもお互いを求める気持ちを変えられない、そんな所が見どころかと思います。