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『地獄行きバス』の修×カンちゃんのお話。明治さん作品の中で一番好きなCPなので楽しみにしていました。
ツンデレカンちゃんが激カワな作品なのですが、『地獄行きバス』で自分の気持ちを言葉にすることの大切さを思い知ったカンちゃんが、デレたときは素直に愛情表現するようになっていて可愛さUPでした(デレていないときはクールなままのカンちゃんなのもまた良し)。カンちゃんのそうした『成長』は、間違いなく修の惜しみなく注がれる愛情によって育てられたものなのでしょう。
裕福な家庭で育ちながら様々なトラウマによりモノに固執しない修。
物欲が激しく、でも過去の恋愛の確執から恋愛には消極的なカンちゃん。
全く正反対の性格でありながら、足りないものを補うようにひかれあう二人のラブっぷりに、こちらも幸せな気持ちになりました。
仲良しの二人ですが、カンちゃんに傍惚れする新たな男の影が…。おお、これはもしかして続編有りなのかな?とちょっと期待しています。
1冊のうちほとんどが修×カンちゃんのお話ですが、終盤に短編が2作収録されいました。
どちらの作品も、体の関係から入った、あっさりしたお話…。
に見えて、実は愛情表現が苦手で不器用な男たちの、お互いに相手が好きで好きで仕方のない二人。が描かれたお話でした。
修×カンちゃんのCPが好きなので、丸々1冊この二人のお話にしてほしかったなあと思いつつ読み始めましたが、どちらのお話もなかなかに深く、ほっこりするお話でした。
明治さんてちょっと独特な絵柄を描かれる作家さまだと思うのですが、絵柄の雰囲気を損なうことのないストーリー展開をされる稀有な作家さんだと常々感じています。明治さんの久しぶりの新刊、非常においしくいただきました☆
電子にて。
付き合ってからのカップルの日常話、大好きなので、萌え転がりながら読みました(。>∀<。)
カンちゃんが修の事すっごく好きなのが伝わってきて、きゅんきゅん♡
旅行が楽しそうだった姿が印象的でした!
修がスーツ似合うところや、カンちゃんがマッサージ下手な事、出張に行くと便秘になっちゃって便秘解消のために無言の闘いがあることなど、彼等の新しい一面を覗けてホクホク。
同時収録の2話も、心温まる素敵なお話でした!
明治先生の漫画は心に響くなぁ。
ぜひ続編出して欲しいです★
修とカンちゃん、いいなあこの二人。何でこんなに萌えるんだろうと思うくらいに二人が好きです。六話、二人の話を堪能できました。
表題作の「ギフト」は二泊三日の温泉旅行の話。お洒落で物欲のあるカンちゃんはスーツケースをゴロゴロ引いて、物欲の薄い修は斜め掛けのバッグ一つと、二人の違いが最初から如実に分かります。
でも、修は物欲は無いですがカンちゃんへの執着心は強いですからね~、そこがいいんです。
「あたらしい癖」はエロが強化されて大変、結構でした。
「害虫」は修から見た、カンちゃんとの出会いで始まり、クールで寂しげなカンちゃんにキュンときますね。そこからすぐに甘い現在の二人の場面になり、カンちゃんの大事なストールが虫に食われて、真夜中に二人はドラッグストアに繰り出します。カンちゃんにつきそうになる「害虫」を速攻退治する修なのでした。
「スーツを買おう」は修がスーツを買う話。ぱああっとハイテンションになるカンちゃんがかわいいです。修は実はボンボンなんですよねー。
「レンズの向こう側」は、天職といえるバイヤーの仕事に充実のカンちゃんと、期間限定で役員の仕事を手伝う修。
二人がずっと一緒にいる未来を予感させてくれました。これがラストなのかな?もっともっと読みたい二人です。
カバー下の四コマもかわいくて面白かったですね、カンちゃんは寛太郎で、たまねぎ嫌いな模様。
明治カナ子先生は、私は「地獄行きバス」と今作で初めて読みましたが、温かみのある画風と深みのあるストーリーをお書きになる方なんですね。修とカンちゃんの話に出会えてよかったです。
本編も良かったが、短編も良かった。
「あたらしい癖」の修がカンちゃん急死したらのくだりのカンちゃんの表情には笑った。大きな事件とか無く、カンちゃんと修のほのぼの・ラブラブな同棲生活が読めるのが良い。前作「地獄行きバス」から相変わらずな二人だけど、お互いが好きで大事な存在だって言うのが二人の表情から伝わってきます。
カバー下の快楽、「寛太郎の唄」「寛太郎の唄II」は是非聞いてみたい!
とでよかったです。
3話構成の短編集でしたが、どれも幸せな気持ちになれる素敵なお話でした。
恋人同士の何気ない日常を描いた「ギフト」。
タイトルのギフトは、今まで色々なものを欲しがってきたカンちゃんが、初めてギフトは贈る方が楽しい、そう思える相手が愛おしいと気付いたことから付けられているのだと思います。
幸せそうな2人に、とてもほっこりしました。
同時収録作品の2編も大好きです。
「赤目歳時記」
病気の入院のために養子縁組した2人が、3年経った今も一緒にいる。
涙が出そうで目が赤くなる…しかし、それは決して悲しみの涙ではない。
そこがとても感動的でした。
「反芻回路」
恋人に同棲を提案され、浮れるお話。
たしかに、嬉しい気持ちを隠すのは難しいかもしれませんね。
でも、それはとても幸せなことです。
とーっても可愛くて、幸せなお話でした。