てんてん
本品は『溺愛教育~銀狐は黒猫に夢中~』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。
本編後、
動物園で働くために頑張る珠のお話になります。
珠は白銀の番として
動物園で暮らしています。
珠は猫又になるという目標を達し
次はパンダに化ける事を目標にして
練習に励んでいました。
大好きな白銀はパンダを演じているので
珠がパンダになれればパンダの番として
白銀と昼も夜も一緒にいられます。
練習を始めて一週間。
今日は白銀がレイと
何やら仕事の話があるとかで
珠は一人で練習していました。
コロンとした体系に白く短いしっぽ、
基本カラーの白と黒の配置も良いのに
鏡に映るパンダに何やら違和感が拭えません。
つま先から耳の先まで
じっくりと見直した珠気付いたのは
耳が猫のまんま!!という事実(笑)
大きさ以外は白銀のお墨付きをもらえた為
なるべく大きく化けようとしたために
細部への注意を怠ってしまったようです。
レイと白銀という2大スターの話し合いは
縁にとって大事な事だろうと思うけど
ひとりでお留守番はゃっぱり寂しい。
寂しさを紛らわせようと
自分の黒くて長いしっぽを抱き寄せた珠は
無意識のうちにパンダから黒猫に
戻ってしまっていて更に落ち込んでしまいます。
動物園の営業中は
お客様の目を意識して一瞬でも
気を抜く事は出来ないのです。
今演じているレッサーパンダなら
居眠りどころか熟睡しても変身が解けないのに
パンダに化けるって難しい
努力しても上手くいかないもどかしさに
肩を落としてうなだれ珠は
愛しい伴侶を思いながら
毛繕いをして気を紛らわせる事にします。
しかし珠の寂しさは白銀が帰宅すると
一瞬で吹き飛んでしまいます。
白銀はひしっとしがみつく珠に喜びつつも
猫にまで戻ってしまっている珠の様子を
心配してくれて優しく抱きしめてくれます。
今日はこのままシャワーを浴びて
もう休もうという白銀に
珠は練習をあきめて従う事にしますが・・・
白銀と暮らし始めた珠の後日談で
サブタイトル通り、
珠の白銀大好きアピール満載なお話です。
パンダを演じている白銀と日夜一緒にいる為に
パンダに化ける練習をする珠ですが
なかなか上手くいきません。
白銀はそんな珠の気持ちもわかっていて
逆に一人にした事を謝ったりして
ひたすら可愛がっている模様です。
Hも休園日の前の夜だけと決めていて
普段はお揃いのパジャマでただ寝るだけなのも
珠を大切にしているからなので
パジャマのボタンを掛け違って
恥ずかしがる珠がすっごく可愛くても
まだ木曜日と理性で抑えこもうとするのですが
結局は珠の2本のしっぽに発情しちゃて
珠をゴロゴロさせちゃうというオチまで
とっても楽しく読めました。
2人が日中も一緒にいられるようになる日は
そう遠くない様に思えます。
頑張れ、珠ちゃん (^-^)v