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フーゾク店で彼氏はできるか?のスピンオフになります。が、前作を読んでいなくても十分楽しめる内容となってます。
作家買いするほど好きな河馬乃先生。最近コミックスが毎月のように出ていてうれしい限り!
今作あらすじだけ読むとなんだか明るい話のような感じがしますが、実は結構シリアスなシーン多いです。監禁、輪〇、暴力などなど。。。河馬乃先生の描かれる受けちゃんは結構その手の経験をしている子が多いような気がしますが、今作は比較的その部分がしっかり描かれてます。のでフーゾク店しか読んだことなくて、そういう描写が苦手な方はちょっと注意かも?私はむしろ大好きなのでまったく問題なしでしたが。。
そしてアキちゃんの表情がほんとに素晴らしい…!河馬乃先生はキャラの表情で読ませるのがとてもうまいと思うのです。攻めのレオと関わる中でどんどんと変わっていくアキちゃんの表情。良い!
お話も最後はちゃんとハッピーエンドなのでご安心を。
ちょっと痛いのも大丈夫!という方にはせひ読んでもらいたいです。
私、地雷無しでなんでも読むけど〜BLで不憫な受け上位に入るかな。
エグい系好きなので、大好物です。
何回読んでも、アキちゃんの途中経過が・・・不憫でならないわ。
強姦されてる期間が長くないかい。
その中で生きていく術を身に付けてたんだけど。
逞しくもあり、慣れちゃったのもあるのかね。逃げる選択肢は、どこにも見あたらなかったな。
そんな、アキちゃんの救済物語。
同窓会で再会した小柳くん。
小柳くんも、あきちゃんに魅了された1人だけど。当時のあきちゃんの画像をご丁寧に保管しておくとは・・・www
しかし、小柳くんがいー奴だった。
小柳くんが、喫茶店を継いだ理由とか。
その場所をとても、大切にしている件を読むと、これから〜あきちゃんをとても大切にして行くんだろうな!と、読み終える。
あきちゃんも、本来を取り戻したね。
不憫な受けが好きな方にオススメ。
河馬乃先生の容赦のない、暴力・陵辱強姦が描かれているので神!
この作品を読んで、花村さんにとても興味を持ってしまったので「フーゾク店で彼氏はできるか?」の購入を、ただ今検討中です。
高2の秋にエロ画像が出回って退学になったアキちゃん(受)。今はエロエロ魔性になり、風俗店のオーナーに飼われています。
一方、男で抜くとか 開けちゃいけない蓋だとわかっているのに、一人でする時も風俗に行っても小柳君(攻)が思い浮かべるのは、7年前も今もアキちゃんの画像ばかり。
帯では彼が、ドギマギわんこ と適格に紹介されています。本当にそうなんです。
小柳君は昔からアキちゃんをエロい目で見ていて、アキちゃんもそれを分かった上で色気を垂れ流しているので、二人が性欲を弾けさせて肉体関係を結ぶのに、そう長くはかかりません。
アキちゃんの「普通」じゃない生活は、たった一人の身寄りだったお母さんが高2の夏休み前に亡くなった時から始まります。最初は高校の同級生達、そしてその先輩から慰みものにされ。
今は風俗店のオーナー、そして小柳君と関係を持った事が彼に気づかれて・・・
読んでいて辛くなる描写がある事は否めません。
でもその分ちゃんと救いのある展開だと、私は思います。二度三度と読む度に じわじわと染み込んでくるような小柳君の、何だかちょっと格好悪い優しさが本当に本当に素敵なのです。
朝 決めた約束が、夜 しっかり果たされるシーンが、やっぱりお気に入りです。
同じ想いを同じくらいの熱量で抱えていられる二人が、私は羨ましいなぁ。
【Bonus track】
「押之見は可愛い」で始まる描き下ろし。
最中くらい名前で呼びたい、その方が興奮するからと、いきなり「暁斗」と呼ばれるアキちゃん。
小柳君はふと、彼が皆に「アキちゃん」と呼ばれていた事を思い出し、そう呼んでみるのですが・・・
二人の「普通」の日々が10Pに余すところなく描かれています。これはちょっと涙腺を刺激されるかもしれない。
「フーゾク店で彼氏はできるか?」のスピンオフです。花村(フーゾク店〜の攻め)が少しだけ出てきますが、強くて優しくて好きだ花村。
小柳(攻め 黒髪)が、荒んだ生活をしている元同級生の押之見(アキちゃん)に久々に遭遇するところからスタートします。
複数強姦シーンがあるので苦手な方はご注意を。アキちゃんも流されるままに落ちてしまったのはよくないですが、小柳と出会って這い上がれて良かったね!程度の低いチンピラ止まりで、ヤクザが絡んでなくて不幸中の幸い。ある意味BLファンタジーが強すぎず現実的だ。
描き下ろしの2人はお付き合い始めました感が強くてラブラブ甘々なのも安心しました。
タイトルから大体想像のつくストーリーなんですが、アキの男を虜にする表情や乱れっぷりがすごくて、とても余韻の残る作品でした。高校生の時、不良友達に犯されてから諦め癖がつき、いかに早く相手を受け入れてせめて乱暴されないように自分から絡め取るか。そんな手段を覚えてしまったアキが、彼らに不細工と言われた本当の笑顔をまったく見せなくなり、色っぽいと言われた不敵な微笑みばかりするのが痛ましくて、切なくて。高校中退で最終学歴は中卒、男を惑わせてしまう自分の性に気付いた少年の悲しい生き方。BLではけっして珍しくないキャラではありますが、河馬乃先生の描き方には妙にリアルさがあって、彼の魅力に引き込まれました。
アキを取り囲んで犯すだけの男達とは対照的に、セックスの前後も最中も我を見失うことなく穏やかで優しいレオ。彼もアキの虜にならなかった男というわけではなく、むしろ学校で出回ったアキのいやらしい写真で何度も抜いた経験のある男なのだけれど。今でもアキを色っぽいと思いつつ、それでも優しさは失わず自分本位に扱ったりはしない、きっと彼の性分なんでしょうね。最初は可哀想な奴に優しくしてやりたい、というありきたりな同情心も少しはあったかもしれない。それでもアキの表情の機微に気付いたり、危険な所へアキを助けに行ったり、アキを大切に想う気持ちは本物だった。抱きたいし、大切にしたい。そんな気持ちを両立させて持っているレオは、等身大で信頼できる男だなと思いました。