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豪華客船を舞台に、世界を巡って遭遇する事件やハプニングを通してエンツォ×湊や脇役カップルの恋愛模様を甘い雰囲気で楽しむ長寿シリーズ。
久々に読んだけれど、巻数を重ねていても安定した水準を保っていて、さすが水上さんの代表作だけあるなと実感する。
私の場合、このシリーズは一部の巻を読み飛ばしているので、次回までにはこれまでの話をおさらいしておいたほうがいいのかも知れない。
どワイルドな風貌でエンツォの叔父・動物学者のブルーノと、彼が片想い中のクールビューティー・アルベルトが新たな顔ぶれに加わっていたり、爆破事件から華麗に復活した豪華客船プリンセス・オブ・ヴェネツィア号の設備も、水族館・教会・手術室などが増設されていて、更に至れり尽くせりになっていた。
湊が恐竜好きって設定も初めて知ったし、豪華客船の爆破事件絡みでカルト宗教に命を狙われて危ない目に逢っていたとか、え~、そんな事まであったんかい!?って事件もあったんだね。
(*自分が読み飛ばしているのは、ちょうど上の内容に触れている7、10、11巻だったりする。)
今回は上下巻の長丁場となっていて、南極ツアーを満喫するバカンス要素と世界を震撼させる連続殺人事件に巻き込まれていくサスペンス要素が絡みあって話が進行していく。
今回はリン中尉が事件の捜査官として活躍しているので、彼をご贔屓キャラにしている人は期待してOKだよ~。
水上さんの話でカップルの甘々な様子よりも、サスペンス的な展開が気になるってのは珍しいかも知れない。
それにしても南極ツアーいいなぁ、私もペンギンの群れを間近に見たい(*´ω`*)。
赤ちゃんペンギンと戯れて存分にモフっている湊が羨ましいぞ(笑)。
今回は上下巻かぁ。 とてもミステリアスな事件から始まってます。殺されているのに死体は美しいままでケースに保存されている。 まるで標本のように・・・。 今回の航海は南極で、メンバー勢揃いですが、目立つのはやはりメインの熱々カプでしょうか。 そして新しいキャラとしてリン中尉の新しい部下ジョナサンに、美しすぎる准教授のルーカと! 今回の事件に何やら関与してるような、していないような・・・。 だけどハッキリしないまま下巻へ続く。