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ワンコで人気者な攻めと、1人で本を読んでいるのが好きな大人しい受けの話です。エッチはないので、受け攻めは仮表記。
明るい攻めにひたすら付きまとわれ、迷惑に思っている受け。でもそのうち付きまとわれている状態がデフォルトになってしまい、攻めがいないと落ち着かないような状態に。
迷惑だって言ってたのに、攻めが女の子としゃべっているのを見ただけでショックを受けて走り去る受けがちょっと情緒不安定な感じでした。その後もひどい言葉を投げつけ、結果攻めに避けられたらイジイジうじうじ。ノスタルジックで好きな雰囲気のお話だったのに、この受けが好きになれず、いまいちハマれずじまいでした。
あと、攻めへの想いを意識したのが、受けの親による「あなたはお日様が好きだったものね」的なセリフ。日向ぼっこが好きな子供だったらしいです。そして攻めは「陽(ひざし)」という名前。関係ないやん、と思ってしまった。
もう一作別のお話が入っていました。こちらは同人誌で連載していたシリーズをまとめたものだそうです。
同じ人を好きになり、ともに恋に破れた者同士で肉体関係を持っているというカプですが、こちらも雰囲気マンガで、雰囲気はすごくいいんだけど…という感じでした。
個人的な評価は表題作が萌、同時収録作が中立くらいです。
表題作「水色と橙」と、
同時収録の「愛の帰るところ」の2作が収録されています。
作者さんいわく、表題作が「夕方」のイメージ、同時収録作品が「明け方」のイメージとのことです。
表題作は、名前の通りおひさまみたいな暖かい「日下陽」に、本が好きで一人でいることの多い「水色泉」が振り回され続けるお話です。
同時収録作品は、同じ人を好きになってしまいともに失恋した2人が、傷の慰めあいで身体の関係をもち、ずるずるとその関係を続けています。
どちらの作品も、漫画なので白黒なのにオレンジ色を感じる暖かい作品となっています。