電子限定おまけ付き
ケダモノ小説家×ノンケ家政夫
試し読みがきっかけで購入しました。
設定はどこかでありそうな設定、キャラも自分の好みとは離れたタイプ…最初は好みではないと思ったにも関わらず、久し振りに大当たりですごく萌えました。
とってもおすすめです。
攻めさんは無気力でダメな大人
受けの子は子犬のような純粋な子です。
これまた、どちらも自分の好みでは無かったのに萌えました。
守備範囲外のこの作品をなぜこんなに魅力的に思うのか分からず自分でも疑問でしたが、
読み返してみると、この作品はキャラの感情や表情など、細やかな描写がとっても素敵で魅力的だと思いました。
受けの子の純粋さ、優しさ、うぶで繊細な一面はどれも直球で、すごくドキドキさせられます。
攻め側の歩巳さんはやや無気力、ぶっきらぼうな男性で感情が表に出にくいように見えますが、こちらもふとした時にすごく味のある表情をします。
どちらも違うタイプではありますが、人間らしさをとても感じました。
感情が分かりやすいのである意味リアルな感じがして、二人で居るときの雰囲気が良いですし、いやらしいシーンは大変いやらしいです。
絵柄も細やかでありながらスッキリと見やすく、大変綺麗です。
個人的には九条さんも大好きです!笑
今ん所1番おすすめのBLです!
最初受けはあんまりかなーって思ったけど読み進めると攻めにピッタリだなーってなりました!
この本の魅力は攻めのエロス?かなと!攻めがかっこよすぎて発狂しますよ…
あえて言うならこの巻の行為しているシーンはあんまりかなーって感じです。
結局タイトルの意味が分からなかったのですが、先生の幸太郎君への執着愛がものすごくてよかったです。
初見、歩巳先生のビジュアルがあんまり好きではなかったのですが、慣れてくるにつれ、実はこういうセクシーも好きだったのか、と自覚しました。
孝太郎君は憧れのお兄さん像を早々にぶっ壊されたものの、先生の強引なスキスキ攻撃に落とされてしまします。さらに九条先生が火に油を注ぎ、孝太郎君がほぼ妻ポジに。
孝太郎君の家族もとっても良いです。弟たちもお母さんも、お兄ちゃんの幸せを願ってるんですね。
最終的に、九条先生もヒカル君もみんな幸せになってほしいです。
攻めの歩巳さんのもとで家政夫をすることになった受けの孝太郎くん。
真面目な男の子と、気だるい雰囲気の小説家のラブストーリーとして淡々と進んでいくのですが、この作者さんは、キャラクターの見せ方がとても上手でどのキャラクターも魅力的です。
個人的には当て馬の九条さんが脇役とは思えない存在感のある美形なので好きです…(笑)
こちらのコミックスに収録されていない続編に九条さんもずっと出ているので、続編もコミックスにならないかなぁと期待しています。
あとネタバレ気味ですが、黒髪でストイックな櫻井さんも続編で出て来るのでコミックス化本当に待ちたいです。
幼い頃に出会ってずっと憧れていた親戚のお兄ちゃん宅に、家政夫のバイトに行くことになった受けの話です。
親戚のお兄ちゃんが攻めで、攻めは小説家。
昔は出来た人のように見えていた攻めは、実際再会してみると汚部屋の住人で、無愛想かつ人格破綻。憧れの人のイメージが崩れ、かなりショックを受ける受けですが、さっと気を取り直してしっかり家政夫の仕事をこなすところがなかなか良キャラ。昔から弟たちの面倒を見ていたので家事は完璧で、ひたすらテキパキ働いています。
家中ピカピカにして、美味しい料理を作ってくれる受けに、攻めは感心はしているようですが感謝の気持ちが見えず、その点は割とムカつくキャラでした。もっと「してもらっている」ことをありがたがれや、と思うことしばしば。
ですが、読みながら予想する展開になかなかならないのが逆に面白い気もします。これが、攻めが受けの料理にソッコー手懐けられ、早々に恋に落ちる展開だったら、すごくありきたりで新鮮味がないですもんね。
とことん家事ができない攻めが、風邪を引いた受けの看病をするシーンがコミカルで面白かったです。おでこをタオルで冷やす「べしゃっ」て擬音語に笑いました。座薬を挿れるのもエロかったです。看病は下手なのに座薬を挿れるのだけは上手い攻め…。(笑)
初めて読んだ作家さんだったのですが、絵もとても綺麗でした。というか、単行本を出されるのは初めてなようなのに、新人じゃないレベルでした。
表紙のガッチリな攻めとムッチリな受けもいい感じ。でも買うのに店員さんの目を気にされる方にはちょっと買いにくいかな。