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初めて読む作家さんです。ふと目に付いて試し読みで雰囲気が好きそうと思って買ってみました。
こういう気だるげな、一見適当でチャラそうな人と思いきや、世話焼きな優しい攻めが私は大好きだ…。受けの先生も、こういうメガネキャラって面倒くさい拗らせたタイプが多い印象なのですが、そこまで拗らせた人ではなかったのでメガネキャラ苦手な私でも好きになれました。
攻めが素直でまっすぐな子なので、受けも極端に拗れずに済んだのかなとも思ったり。
なんといっても攻めが飼っている柴犬のタロが死ぬほど可愛いです。猫派の私ですがもうこれのために買ってもよかったくらいです。可愛い。作家さんは犬が大好きなんでしょうね…。すごく伝わってくる。攻めと受けの仲を取り持って(?)くれます。
最後に収録されている『~タロのきもち~』では幸せで胸がいっぱいになります。
読み終わった自分の顔がすごくにやにやしていました。2人のすれ違いはあってもそこまで辛くなるようなことはなく、安心して読めました。ハピハピストーリー大好きです。
この作家さんの他の本も買ったので読みます。
期せずして「犬」が重要なファクターになっている作品を続けて読んだけど、そんなことも、たまにはあるよね。
犬がいることに惹かれて引っ越してきたアパートは、勤務先の高校の生徒の家でした。
その生徒に、偶然、付き合っていた彼女に振られる所を見られてしまい、、、。
それぞれの心の中に芽生えてきた感情を、恋愛感情だと認めて発展させるには、教師と生徒、年上と年下、男同士といろいろと、邪魔になるものだらけだけど「犬の散歩」があるから、どこかでつながっていられる。
二人の恋の成就にはタロ様様です。
もう、ほんとにタロがかわいかったので、結構神よりの萌2
今作はとにかく柴犬タロが可愛い。
たっぷり登場してるので、いろんな表情が存分に味わえます。
二人のキューピッドもしています。
教師である佐倉は、子供の頃から犬を飼いたかったけど、親が反対して飼えずじまい。
大家が犬を飼ってれば自分も飼ってる気分になれるからとアパートを決めたらしい。
それを知って、一緒に犬の散歩をするようになった二人。
犬が取り持つ、とても自然な二人の近づき方でした。
また二人が惹かれ合う姿が丁寧に描かれていて、なかなかリアルでよかった。
やはり1冊全部がこのカップルの話だと、満足感がありますね。
実は著者の名前「柴」を見るたびに、柴犬が好きなのかなぁとずっと思ってました。
今回、本当に漫画に柴犬が登場して、その疑問がさらに深まりました。
人とある程度線を引いて接していたDK・沖田と
真面目な数学教師・佐倉の恋物語ですが
意識しだしてからの二人が可愛くてこちらまで赤面してしまいます。
どちらもストレートなはずなのに、
人として好意を持って更に恋だと自覚すると
年も立場も関係なく恥ずかしくなってしまうんですよね。
先生を困らせたくないけど想いはしっかり伝えたい沖田が
高校生とは思えない程頼もしくて優しかった。
先生は教師としても大人としても
気持ちを受け入れるべきではないのに惹かれてしまって
苦しかっただろうなぁ…。
そんな二人をちょいちょい繋いでくれた沖田家のタロがめっちゃ良いコ!!
少し気まずい時の散歩も大事な時間だったと思いますし
なんといっても先生が沖田のアパートに入居を決めたきっかけはタロだと言うから
間違いなくキューピッドですね。
沖田はいい感じに筋肉がついていて素敵ですが
先生はアバラが浮くくらい痩せているので健康面が気になるので
太れない体質かもしれないけどもう少しもりもり食べて欲しいと
つい心配してしまいました。