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時代物の作品を探していて見つけた作品です。
初読み作家さんなのですが、絵柄に古さは感じるものの、1ページ1ページとても丁寧に描かれている作品でした。
ヴィクトリア時代のイギリス、ロンドンとおそらくその近郊を舞台にしているのですが、この絵柄が却ってこの時代に合っていると思います。
アール・ヌーヴォー調の絵柄のお話もあって、アルフォンス・ミュシャが好きな私はその美しさに思わずほぅとため息をついてしまいました(笑)。
貴族であるリチャードとその主人に拾われて使用人として働くことになった中国系の青年、李悠のお話です。
この貴族のリチャードが李悠にメロメロで、ほのぼのと甘々なお話です。
2人を取り巻く使用人たちもいいキャラで、特に執事のクレメントはいつもいい味出してました(笑)。
読後はほわっと幸せになる感じがしました。