大食いコンビ×飯×BL !!!!!! お前のことも食べちゃいたい。

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表題作ダッチの胃は宇宙

犬飼 三郎
大食いのメシトモ・長男で世話焼き
猿渡 光
大食いのメシトモ

その他の収録作品

  • あれからボクたちは

あらすじ

賑やかな5人兄弟の長男として育った
世話焼き気質な犬飼と、
裕福ではあるけど
冷えきった家庭で孤独に育った猿渡。
同い年で大食漢な2人は、
ある大食い大会で偶然出会い、
飯フレとして仲良くなり――
「犬飼くん、そんなに優しくされたら
僕は勘違いしてしまうよ……?」
ご飯もいいけど、君が気になる。
大食いコンビの友情と愛の行方は……!?

作品情報

作品名
ダッチの胃は宇宙
著者
笑平 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
ISBN
9784829685891
4.2

(46)

(25)

萌々

(10)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
193
評価数
46
平均
4.2 / 5
神率
54.3%

レビュー投稿数6

フードファイターBL、これぞ青春!って感じ。

数年前、まず偶然「少年アシベ」の公式高校生バージョンがあると知り、それが「青少年アシベ」というタイトルで、しかも作画がBL作家さんである笑平さんに変わったことを知りました。
他著作にも俄然興味が湧いて、こちらフードファイター同士のDKものを1年ちょい前に読破。

いや~~~素晴らしかった!
お互いを好きになっていく過程が丁寧に描かれていてキュン2します。
キャラもみんな愛しいし、それぞれの仕草や手癖、性格や言動が、本当に生きている人間のようでみんな生き生きとしてる。
笑いのネタもそこら中に仕掛けてありますので、どのページも画面全体をくまなくよ~く眺めて存分に楽しんでほしいです。

「勇者IN魔王んち」でも思ったけど、笑いのルーツはやはり「ついでにとんちんかん」なのかも?(違ってたらスミマセン)
絵柄も笑いのノリも独特なので、試し読みで合うかどうか確かめてみてください。

「少年/青年マンガっぽい」絵柄という枠ではハジさんも大好きだけど、笑平さんの絵柄自体はそこまで一目ぼれというわけではないため、「青少年アシベ」に出会ってなければ本作には手が伸びなかったと思います。
漫画制作技術そのものがすごく高い方だとお見受けしました。
えrもちゃんとありました。

原作をご担当の犬時さんは8年前に他界されたとのことですので、二度とこのタッグでの新作は拝めません。
たっぷり232ページもありますし、ものすごくおすすめです。

0

タイトルが秀逸

 よく食べる男子は本当に見ていて気持ちいいですね。初めて読んだ作家さんでしたが表紙の通りタッチが独特で、線が太めでしっかりしているので青春時代の体力が有り余っている男子にぴったりだと思いました。特によく食べる猿渡は普段はクールとまではいかないまでも低温系でちょっとメンヘラ、メシトモの犬飼は兄弟が多いため面倒見の良いお兄ちゃん気質。独特なテンションの2人の掛け合いが面白く、時々相手をひっそり想うところにきゅんとする。美味しさと笑いと萌えがバランス良く詰まった作品でした。

1

かわいい笑笑

表紙で食べず嫌いしてましたが、覗いてみたら可愛いが詰まってました!
作者さん調べて納得。勇者in魔王の笑平さんだったんですね。好きなわけだ。

初っ端からなんかよくわからない魅力に引き込まれて、気づいたら好きな作品だった(^^)って読み終わってる。
笑平さん作品のパターンなんですよねぇ。
言葉にできませんが、読み始めと同時に、とにかく好きになる予感がするんですよ。

メイン2人はもうとにかく可愛くて読み足りないくらいなんですが、メインの2人だけじゃなくて、従兄弟同士の二人組もとても気になるところ!
ぜひスピンオフ描いて欲しいです!

1

腹から背中にかけてもきゅもきゅ

大好きな作品
◾️犬飼三郎(世話焼き長男)×猿渡光 大食いメシフレ

隅から隅まで面白い作品です。2杯目の表紙右上で見切れてる雉仲舞くんが怖かったり、街中の広告に笑いどころがいっぱい。店長からのキスはいやだ。

主役2人が心の底から可愛くて、恋に一喜一憂する彼らをずっと見ていたい。
見知らぬ男の子に吐かれても嫌な顔ひとつしない犬飼くんは徳のかたまりみたいな高校生だけど、恋愛については高校生らしくあわてる。でも人格者だけあって「大事にしたい」と「肉欲」でめちゃくちゃ悩む。こんなに素敵な高校生いるかね!!
でも犬飼くんだって誰にも優しいわけじゃなくて舞くんへの「邪魔すっからね」は熱かった。後半の旅行での舞くんへのフォロー含めて熱かった。

こういうタイプでエッチシーンは軽めな作品も多いかもしれないけれど、真っ赤になって好きを語るだけで充分エッチで、そして本番シーンはとろとろで、可愛いんだなまた一層。

4

個性が強いけどグッとくる!

絵柄もエピソードも展開も何もかもが独特なんですが
相当読み応えがあるというか濃さがクセになるというか。
お話は、フードファイター(大食い)同士が仲良くなって
ご飯食べに行く友達?いやなんか性的に好きだな??けどどうしよう???
っていうもだもだ感と
大事にしたい気持ちが絡まりあった内容なのです。

ぷっくりした唇がチャームポイント(?)な犬飼と
黒目がグルグルしてる猿渡、
誰かと美味しいものを食べるというよりは
もう二人で食べるから美味しいレベルなんですねぇ。

猿渡の家庭環境がよろしくないことを
賑やかな家庭で暮らす犬飼が可哀想って思ってしまうのは
私は決して“見下している”とは思えなかったな…。
共通の友人・飛男くんがそれまで色々とフォローしてくれつつ温泉で言ってましたけども。
寄り添いたいのが愛じゃないかな。
どうにか出来ないとしても真剣に向き合うことってやっぱり大事だと思うし
猿渡にその気持ちがしっかり伝わってたものね。
二人きりの部屋で半分以上ムラムラしてたけどww

でも飛男も雉仲舞という金持ちこじらせめんどくさ男といとことか
よく付き合ってあげられるなぁって思っていたんですが
シンプルにラブだったとはね…………。
蓼食う虫も好き好きとまで言っては失礼ですけどそんな感じ。
悪いヤツではなかったですけどね。

いえね、私は猿渡×犬飼かなって予想していたんですが
ああー…逆かぁ……。
予想していたというかあくまでも希望でした。
でもいっそリバってもいいんじゃないでしょうか!?
猿渡も結構積極的ですし。

タイトル、ダッチってダッチワイフみたいな顔した犬飼ってちょっとヤダ。
しかも胃が宇宙というよりは心が、と思ったので
勝手に勿体ないなーなんて思ってしまってすみません。
でも本当に素敵なお話でした。
飛男と雉仲の恋の行方も気になります。
神寄りの萌×2です。

1

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