電子特典付き
貴方、こんな"攻"みたことありますか?
攻視点から1話完結で5人の受とのストーリーがあります。
純愛が好きな人には地雷かもしれませんが、それが理由で読まないのはもったいないと思います。
ストーリーの構成があまり無い形式だったので初見は怖々と読み進めていきましたが最終的には良い所に収まったので安心、2回目に読んだ方が楽しめました。
最終的にカップルになった受の他にいた4人も決してかませ犬では無く、それぞれにストーリーを楽しむ事が出来き、良い意味でどんどん攻をひきたてていってくれます。
個々のストーリーが物足りない感はありましたが、逆に深く追求しすぎると感情移入しちゃって攻とくっつかないのが納得いかなくなるので良い引き際だと個人的には思います。
ちなみ攻はなんともいえないグッドなキャラです。
スーパー攻様?の設定ですがどこか幸薄系というか、儚げな印象で萌ました。
もちろんかっこいいです、が大人の男がみせる可愛さみたいなのもあります。
カップルになった受の「パパ」溺愛っぷりも気になるので是非続きが読みたいです。
すごく面白かったです!
絵も魅力的で、言葉の選び方が素晴らしい作品でした。
ひとつひとつのセリフが的確かつ美しく感じます。
BLらしいセリフ、というよりも、
キャラクターたちが海外赴任などこなしている商社マンなのでさらっと綺麗な言葉が使える!という感じで、
キャラが生きていると思いました。
最終的に決まった相手以外に出てきた受も全員それぞれに可愛かったり、良いところがあるので、
べつに攻ふらふらしているという感じではなく、
攻はとても真摯に恋愛しています。
大体受可愛い!と思って読むことが多いのですが(もちろん受可愛かったです!!)、
1話からずっとこの攻が幸せになって欲しい気持ちがありました。
そして、いままで攻に関わってきた受がみんな幸せになってたら嬉しいなあ…といろいろ考えてしまいます。
長編でじっくり純愛が好きな方でも楽しめる作品と思います。
いろんなキャラや、いろんなパターンを読めて、
ずっとぶれない綺麗な絵とセリフが楽しめました。
作品中のキャラの服装や、小物など細部のこだわりもいろいろありそうで、そういうことに詳しくない自分が口惜しいです笑!!
過去が気になるキャラ、
あの後どうなったのかな?と思うキャラ、
2人の今後、
と、たくさん知りたいことがあるので是非続編を期待します。
とても面白く、キャラクター達が魅力的でした!!
他の方のレビューの通り恋愛シミュレーションゲームのように複数ヒロイン(受け)ルートを経て、最後に主人公の為のルートに辿り着くような物語構成です。
受けキャラ達の気持ちを蔑ろに放置して終わらせる事はなく、きちんと綺麗に決別し後味良く次の物語に進みます。
どの受けキャラも魅力的で無駄なエピソードは一つもなかったです。
エリートサラリーマン達の物語なので、普段は仕事が出来るスマートなイケメン受け達が取り繕わず本音を吐く姿や照れる表情のギャップがとてもとても素敵でした!!
主人公と結ばれた柏木さんの長年の片想いを告白するシーンは大変可愛く、わたしの中で何回でも読み返したい大好きな告白シーンになりました。
他の受けキャラの未来やバックグラウンドもですが、この二人の甘いやりとりや続きをもっともっと読みたいです。
各話の最後の受けキャラ達の履歴書が面白くて、履歴書を見た後にまた読み返すと深みが増します笑
膝を打つほど面白いです。
まさに好色一代男、不動一代記です。この言葉に尽きますし、読了後は登場人物全てに優しさを感じることができました。
他の方がレビューしている通り、攻め×複数の受けたちの物語という感じですが、主人公の成長記録と幸せへの道のりとなっています。
そしてその主人公である不動は読めば読むほどその魅力が増す系だと思います。一度読んだ後不動の性格や立ち居振る舞いを感じて、もう一度読むとこの時はこんな気持ちだったのではないかと想像を掻き立てられる表情に出会えます!
それぞれに出会う受けたちのその後、とても気になります。
特に坂井君の恋の行方は是非続きが読みたいです。この方の書かれるその後であればきっと良い結末を迎えられるのでは?とも思います。
話の序盤で度肝を抜かれるシーンが個人的にあったのですが、素晴らしいエンターテイメントだなと膝を打ちました。
お悩みの方は一度読んでみることを是非お勧めいたします!
個人的には絵の綺麗さやラグジュアリーな背景とリッチな男たちに非日常を感じられて良い買い物をしたなと思っています。
何度も申し訳ないのですが坂井君のその後がとても気になります。
綺麗な絵はもちろんのこと、特筆すべきは海外小説のように粋な会話劇です。
構成も卓越しており、商業BLとして新しい試みがされた意欲作でした。
主人公の攻、不動が一人一人と真摯な恋愛をしていきます。
受のタイプはバラエティに富んでいて、どのキャラも魅力的です。
決まって受から別れを切り出されてしまうのが可哀想ながら面白いな、と軽い気持ちで読み進めていったら、不動の心情が吐露されたシーンが切なくて。
彼は常に、本気で嘘偽りのない恋をしているだけなんですね。
ネタバレになるので詳細は書きませんが、最終話で結ばれた相手とは三角関係になりそうな気配があり、作中で明確には語られていないことも相まってとても気になります。続編で詳細を明かしてほしいです。
しかし一番気になるのは1話冒頭でちょっとだけ出てきたジェーニャだったりします。
サンクトペテルブルグでのジェーニャとの3年間、どう出会ってどのように恋に落ちたのか、ジェーニャが不動との別れを決意するまでに何があったのか、美麗な筆致で読んでみたいです。
今後の作品にも期待しております。