• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作唇でとかしたい

片瀬理人
資産家,元詐欺師
片瀬深里
異母弟かつ養子縁組した恋人,21歳

同時収録作品唇でとかしたい

長岡信乃
翻訳家
松崎勇真
高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

人の片瀬理人に指輪をもらい、養子縁組によって
晴れて片瀬姓になった深里。
喧嘩のたびに親友の松崎勇真と長岡信乃の住む家に
駆け込む癖は抜けないものの、派遣のバイトも学生生活も順明に送っていた。
が、元検事官の松永が事件の後も深里に付きまとい、
祖母の家やバイト先にまで出没するようになり……。

作品情報

作品名
唇でとかしたい
著者
きたざわ尋子 
イラスト
赤坂RAM 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
だまされたい
発売日
ISBN
9784592873068
2.6

(3)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
6
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

シリーズ6作目。

前巻ラストで、片瀬と養子縁組した深里。

ストーリーは、もういいじゃんこれ以上と思ってしまうくらいやっぱりワンパターンです。

特に、片瀬のキャラクターがやっぱり無理です。深里を愛してるのは疑っていませんが『愛があれば何してもいい』って感じで気分悪いんですよ。まあ、深里がそれで満足してるんならもういいのか、と思うしかないな。理解はできないんですが。

今回、前巻でカタがついて引っ込んだものと思っていた脇キャラクター・松永がまた出て来ています。
このシリーズ、毎度ながら脇キャラクターにまったくいいところがない。いえ、もともと『悪役・掻きまわし役』として出て来てるんですから当然だし、そもそもメインキャラクターが好みなら脇はどうだっていいんですけどね。
個人的に片瀬がいちばんダメなので、結局は誰にも魅力を感じないという事態に。

あとは、深里の将来(仕事)に関わる問題、かな。専門学校に通いながらも、バイトで派遣のパーティスタッフ(ボーイ)を経験して、事務は向かないからサービス業がいいんじゃないかと考えるんですね。

しかし、このシリーズは間を空けて何度も読み返してるんですが毎回微妙な気分になります。そして、いつもこの巻(か前巻)あたりから『もううんざり・・・』になってくるんですね。

今までの巻のレビューにも書いていますが、赤坂さんのイラストで読まないでいる間に作品・キャラクターのイメージがいい方に自動修正されてるんじゃないかな。そうとでも考えないと、読むたびいや~な気分になるのになぜまた手に取る気になるのか説明できません。

0

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP