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表題作オネエさんはいつも急襲

垣越要二
29歳,隣に住むオネエさん
御手洗旭
25歳,超平凡なサラリーマン

同時収録作品ヘタレな俺が正義の戦士に愛されちゃう件について

目黒正義
自称「正義の戦士」の転校生
新田千晶
高校生

その他の収録作品

  • お道具の件(描き下ろし)
  • はじめての尻餅(描き下ろし)
  • 育朗探しゲーム(カバー下)

あらすじ

全てにおいてこの世の平均値でしかない超凡庸サラリーマンの俺、御手洗旭。
けれど一つだけ困っているのは昔から男にばかりホレられるということ…。
現在も隣に引っ越してきた美人オネエの垣越さんから熱烈に迫られる日々だ。
どんなに断ってもアプローチしてくるんだけどなんでそんな俺がいいの! ?
全然わかんないのに「本気の愛を教えてあげる♥」とか言われて…。
ヤバイ、このままだと押し切られそうなんですけど――! ! ?

作品情報

作品名
オネエさんはいつも急襲
著者
ケビン小峰 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796410700
3.2

(13)

(1)

萌々

(3)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
41
評価数
13
平均
3.2 / 5
神率
7.7%

レビュー投稿数2

オネエさんにロックオンされてしまったノンケリーマン

二作品収録されています。
どっちも人の話を聞かない押しが強い攻め×そんな攻めからロックオンされちゃった平凡受けという図式のカプでして、一作目はオネエ攻め、二作目は高校生の超電波系攻めによる一種の災難型コメディです。

【オネエさんはいつも急襲】
もうこういうの大好き。面白かったです。
ちょっとツレナイからってめげたら女がすたるっ…!とばかりにお隣に住むオネエさんにロックオンされてしまった超平凡リーマンの受難物語です。

超平凡リーマンの旭。女にはモテないけど昔からなぜか男に言い寄られてしまう体質(?)
ある日、お隣に引っ越してきたオネエの垣越さんに一目惚れされてしまいその日から猛攻撃が始まります。
そしてその悩みをデキる同期・育朗に打ち明けたところ、そいつからも思いを打ち明けられてしまい、まさかの三角関係に…!!!
お隣の垣越さんと同期の育朗に挟まれてほんと災難としか言いようがないけど、笑えます。

オネエの垣越さんの言動がほんと面白い。
なにかと旭のことを、○○ボーイ♡と称するんだけど 出会った時は「好みにドンピシャボーイだわ…!」と運命の出会いを感じ、「ブチ犯したいわ〜♡」と猛攻撃。
当然、旭は危機を感じて拒否しまくってるんだけど「あらあら顔真っ赤にして恥ずかしがり屋のストロベリーボーイねぇ」とへこたれない。

そんなオネエさんが時々見せるいじらしさがいいなと思いました。
好きな男とヌルヌル状態で胸と胸をすりあわせるのが夢だったの!とか必死でお願いしてる様子を見て、そんな事が夢だったんだぁ…旭!とっとと叶えたれ!みたいな気分になります。「好きな男と」っていうのがポイントなんだろうなぁ。

垣越さんはオネエ言葉(だけど低音ボイス)を話す美人さんだけど、女装をしていないので女装攻めはちょっと…という方でも読めると思います。

【ヘタレな俺が正義の戦士に愛されちゃう件について】
高校生もの。
転校生による自己紹介で「正義の戦士だ。俺の使命はこの世にはこびる悪を倒し世界を平和に導くこと…!」と言っちゃうような超電波系の攻めです。同じブレスレットをしてただけで「正義の戦士の証!!お前も同志だな!」とロックオンされちゃって「姫認定」までされちゃうというお話。
ラノベっぽいタイトルといい厨二系ノリはあまり好きではないのでどうかなぁ…と思ってたけど、二人を取り囲む同級生たちキャラもいい味出してて面白く読めました。最後の1ページのキラキラ大団円♡のノリに爆笑。

2

平凡ノンケリーマンの男難の相ww

学生時代から身近な男に(はたまた雄犬にまでww)
性的アプローチされ続ける御手洗旭は
引っ越してきた隣人のオネエ・垣越さんにも猛烈アピールをくらいます。
いくら美人でも男だから無理!の一点張りでしたが…。

これです、ケビンさんのこういうパワフルコメディが楽しいんです!!
オネエ攻めは苦手とおっしゃる方もいるでしょうけども
オネエって前向きで頼もしいというか
前向きを通り越して図々しい電波というかww
いたって普通の感覚の御手洗が最初は気の毒に思えますが
ただ強引に言い寄るだけではない垣越さんに好感が持てました。

御手洗の同期で女性にモテる育朗も実は、という展開ですが
こちらは亭主関白タイプで自身の気持ちの押し付けが…イヤ…。
性別でもなく、収入の安定でもなく、
やっぱり自分を思いやってくれるかどうかって大事ですよね!
(収入はまぁ…多いに越したことはないでしょうけど、ねぇww)
でも、挫折を知らない育朗が失恋によって凹む姿は
ちょっと憎めなかったです。

垣越さんの、「私ったらとんでもない虚弱ブス…!」が笑えましたww

『ヘタレな俺が正義の戦士に愛されちゃう件について』
“正義”と書いて“まさよし”という名の転校生・目黒は、
自らを戦士と名乗り不良集団をもやっつける!
争いごとを避けて来た千晶は、
偶然同じブレスレットをしていただけで巻き込まれてしまいますが…。

こちらも電波な攻めがやってまいりましたww
常に全力で本人はいたって真面目なので
関わりたくない気持ちに心から同意しますが
むしろここまで正義感が強いとあっぱれ…ww
友人らのアドバイスに納得してしまう千晶もちょろいんですけど
漢気に惹かれたのは素敵なことです!

ハイテンションにのれるかのれないかが分かれ目かもしれませんが
濃いキャラクター達で元気が出ますww

1

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