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表題作薔薇の鎖―薔薇の名前 5

瀬名勇
芸能プロ社長で第三の存在
山上彬
16歳,封殺師

あらすじ

薔薇の痣を持つ16歳の少年・山上彬は妖魔や屍鬼を倒す封殺師だ。強い妖力を持つ芸能プロダクション社長と瀬名勇と協力し、人間でも屍鬼でもない『第三の存在』の謎を探っている。そんななか彬は、カルト教団教祖で『第三の存在』と目されるフィラードから狙われる。英国ではりめぐらされたフィラードの罠は瀬名の手で破られるものの、瀬名と彬の過去世の因縁というあらたな謎が残った。帰国した彬は新しい手がかりを得て、弟・菜津央らとともに大鵡川高校に潜入する。だが彬の心は、どこかよそよそしい瀬名への想いで占められていて。

作品情報

作品名
薔薇の鎖―薔薇の名前 5
著者
水戸泉 
イラスト
青樹緫 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
シリーズ
薔薇の名前
発売日
ISBN
9784829653043
3.3

(8)

(0)

萌々

(3)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
27
評価数
8
平均
3.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

いつもの彬復活で嬉しい

いつもの強気淫乱受けな彬復活で、嬉しい限りな第5巻です。
すっかり、昼間から屍鬼がばっこする危険な日本になっています。
瀬名と彬の過去の因縁らしいこともわかって、聖骸布と彬を手に入れて、屍鬼に怯えることのない第三の存在になって全てを思いのままにと告知するサイトがあり、そのサイトの発信源が高校とつきとめる。
調査の為に、彬、菜津央、遠弥の3人は全寮制の高校に編入することに。

彬のおバカ加減が明らかになるエピソードがあって、可愛かったです。
寿司屋に行ってもマグロと玉子しか頼まない訳は、漢字が読めなかったからで。
瀬名に目だけで心配されたりと、和むエピソードでした。

フィラードによってかけられた淫術がまだ身体に残っていて、相変わらず準備万端というか、美味しい状態です。
それなのに瀬名は手を出してくれなくて、悶々としている彬です。
いまだに身体だけ求められているんじゃと、5巻まで来たというのにそんな心配までしています。
その中々進展しないカップルのジレジレ加減が、いつもながらたまらないです。

寮の中で、遠弥に恋愛相談を持ちかけられて受けっ子同士の触り合いがあるんですが、彬が一番受け受けしいという結果に。
菜津央の言葉攻めは兄さんを知っているだけに的確で容赦がなくて、今回は菜津央×彬好きには萌える展開でした。

このシリーズで最低4冊は書きたいと水戸泉さんのあとがきには書いてあったのですが、ラピス文庫での発行はこの本で終了です。
一話完結の事件と言った体なので、この本だけでも楽しめます。
薔薇の名前(1)として講談社X文庫から新しく内容も殆ど書き下ろしと言った感じで刊行されているので、シリーズのファンはそちらに今後注目です。

エロ:★5 弟×彬で道具使いで鬼畜エロ有、夢で瀬名に二穴を犯される描写有、盛り沢山。
総合:★5 彬復活が嬉しいのと、弟×彬好きには嬉しかったので満点です。

0

 

あとがきには2003年春に次巻って書いてあるんですが…2007年にラピス文庫自体がなくなって
2008年のホワイトハート新版も1巻で終了みたい
もう商業での続編は絶望的かな…
攻:堅気に見えない頬のこけたオールバックで無口な俺様レイパー
受:黙っていれば絶世のハーフ美少年でやんちゃ受
なんてペア今流行ってないもんなぁ
かくいう私も瀬名は苦手で、弟×彬の百合ップルが好き
久遠兄弟も気になります
今巻は遠夜も百合に加わっています

瀬名×彬に女体化あり
肛門と膣を行ったり来たりするのは不衛生じゃないかな
夢だからOK?

このシリーズあとがきのテンションおかしいですねw
○○○勤めとかカミングアウトしないでw
確かに夜の世界の描写がリアルだなとは思ってました

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