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表題作その男、発情中につき ~ラベンダー書院物語~

遠藤一誠
プロ野球選手、20歳
八木沢英典
エロ本出版社編集、25歳

あらすじ

町内で三馬鹿の一人と言われていたアイツが年俸1億!? 神童の呼び声高かった英典は、今やH系出版社「ラベンダー書院」のしがない編集者。一方、馬鹿だった幼馴染の一誠は、テレビでも引っ張りだこの人気プロ野球選手になっていた。美しい英典に、子供の頃から想いを寄せていた一誠は、ラベンダー書院で彼が輪姦されているというデマを信じてしまい、「調教は俺がヤる!」とバイブ片手に英典の家に押しかけてくるが・・・。究極の抱腹絶倒★年下攻めコメディ!

作品情報

作品名
その男、発情中につき ~ラベンダー書院物語~
著者
樹生かなめ 
イラスト
白川七子 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
シリーズ
その男、発情中につき ~ラベンダー書院物語~
発売日
ISBN
9784829622070
3.3

(18)

(4)

萌々

(2)

(8)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
56
評価数
18
平均
3.3 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数8

何年たっても色あせない魅力

馬鹿だから馬並みなのかな・・

とにかくすさまじい作品です。
ボケとツッコミ。いや、ツッコミを入れても突っ込まれるというか・・・・・(*´з`)・;゙.:';

アホな野球選手と、真面目なエロ本編集さんのお話。
幼なじみの二人。
野球選手の攻は、編集さんが大好きなわけで。
ついに手に入れてしまったわけで。
手に入れたらやりたいわけでww

とにかくエロイ。
とにかくアホ。
ソレしかいえませんが、凄く好きな作品です。
読めば解るさ。

3

アホだぁ~~~~

英典は「美人」で超一流大学を卒業したな文学青年。純文学の出版社に入社するも、不況のあおりで倒産、流れ流れてエロ本出版最大手ラベンダー書院へ。ラベンダー書院のモデルは、もうちろんフランs・・・ ゲフゲフ
官僚となった大学の同期達の付き合いで合コンに出るも、勤務先を言った途端エリート目当ての女性達はドン引き。でも、その店で偶然一誠と会い挨拶されると、女性達の態度が豹変。

一誠とにかくアホなんです。のーみそも筋肉でできてるタイプ?
単純バカ。ワンコなんて可愛いもんじゃない。猪突猛進 野獣です。平易な言葉で、噛み砕いて、すりつぶして、おかゆ状にしないと通じません。
でも、年俸一億、ルックスが良くCM出演多数、なので世の女性にモテモテです。
そんな一誠、英典にメロメロです。強引に迫ります。高級マンションのペントハウスをぽんっと買って、英典を閉じ込めちゃう。英典、困ってるけど嫌悪感は持ってません。

おバカな一誠、九九も苦手ですが、漢字もあまり読めません。でもラベンダー書院の本は一生懸命読みます。そして英典に実践しますw

他の樹生作品同様、甘さ色っぽさは少なめですが、あほあほえろえろで笑えます。

1

こんなバカは、見たことな~~い!

皆さんのレビューを読んで面白そうだったので、後を追わせてもらいました。

樹生さんの本は4冊ほど読んでいるのですが、ここまでエロコミカルなのは初めてでしたv

英典は義理合コン先で、幼馴染みの一誠と再会。「開校以来のバカ」と言われていた一誠でしたが、野球の才能がずば抜けていて、今や人気プロ野球選手。一方「開校以来の秀才」と言われていた英典は、エロ本出版社の編集者。
先輩選手に何やら吹き込まれたことを鵜呑みにした一誠は、英典の家に押しかけて「俺のモンになってください」と、実力行使に――

一誠…、バカです。バカすぎます。
英典が熱を出すほど勉強が出来ないのはさておき、社会常識がないのもまぁ、横に一時置くとして、バカです……。もう、この言葉しか出てきません(+o+)
でも、可愛いんですよね~^^  英典に一途だし。
思い込んだら一直線!で、今まで生きてきたって感じです。

エロな場面が、これでもかっ~てくらいにあるので、苦手な人は手を出さない方がいいかも。自分はドーンと来い!なので、OKでした。


1

エロくてシュールで馬鹿馬鹿しくて大好き

なんかもう、どう説明したらいいのか分かりませんが、相変わらず健在の樹生かなめワールドでした。
頭のいい編集者受けと、アホアホな野球選手攻めの、エロエロ話。
毒がいっぱい。
馬鹿馬鹿しさはもっといっぱい。
シュールでお下品です。やり過ぎじゃないのかしらとも思いましたが、このあたりの樹生節、私はキライではないのですw
面白かったですが、正直万人にはオススメできませんw

残念なのは、プラチナ文庫風味が強かったことかな。
樹生かなめさんの独特の皮肉が、薄味になってしまっていた気がしました。かわりに、これでもかというほどエロシーンが詰まってましたが、最後のほうは食傷してしまいましたね。
あとがきで、リテイクを要求する編集側との苦労話をおもしろおかしく書いておられましたが、個人的には「樹生さんに自由に書かせてあげてー」って思ってしまいました。
リテイクによってお仕事シーンが大幅に削られたっぽいのが残念です。
お仕事シーンにこそ、樹生さんのシュールな作風が生きるのになァと。

0

BLノベル最高峰のアホ攻

大抵好き作家さんの場合、イマイチでも「今回はピンと来なかったなあ」程度だと思うんですが、樹生かなめさんはツボに入るとすんげーツボるのですが、外れるともうどうすればわからない~(注:自分定義)という一か八かの博打作家さんなのですが、これは当たりでした!!
しかも大当たりーーーー!!ガランガラン(←当たり鐘の音)

馬鹿だから馬並なのか?あおりゼロ、この帯がそのまんまです。
コミックではあったかもですが、自分の知る限りBLノベルでここまでのアホ攻めはおそらく初です、ぱんぱかぱーん♪
億プレーヤーの人気野球選手一誠 [攻]はまごうことなきアホです、小学生どころか幼稚園並のアホです。
アホだけならともかく下半身は馬並のデカ●ンです。
この一誠が男性向エロレーベル専門ラベンダー書院編集の英典にマジ惚れしちゃったからさあ大変。
二人の会話は全てアホの成分で出来ているといっても過言ではないです。
でもこの一誠が自分はすんごくツボりました!!すくいようのないアホだけど!!おもろいやんけ!!!

ラベンダー書院は発行元であるフランス書院がモデルになってるのでモロ卑猥語が苦手な人はちょっとアレかもしれませんが、そこもツボりました。
読む人を選ぶかなーーって気はしますがハンパなくおもろいです。
続編も楽しみー

0

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