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名倉先生の商業誌デビュー8冊目です。
自分、ジュネノベルズって初めてかも。
聖母の微笑みを持つ、若く美しい父親「正人」は31才。
正人が14才でできた子「健」は、正人似ではない高校生でファザコン。
この2人はとっても仲良し親子で、どちらかに恋人ができたもんなら、コメカミぴくぴくになる事必須。
そして、とうとう薔薇の花束を持って、健の担任「笹木」が高坂家にやってきた。
(正人が食事に招待したんだけど)
正人はにこやかに健はツンケンと相手をするが、その内、正人はマジメな顔で笹木に恋愛感をぶつけてきた!
実は、ほんわかしているようで鼻が利く正人は、笹木の狙いは健だと気付きけん制していたのだった!
コンビニ強盗に遭遇し怪我を追った健に、笹木は何かと優しく接してくる。
表題作【とんでもなく、トライアングル】は、息子・健の恋模様。
【エンドレス・ハッピー】
正人は、嫌々ながら幼馴染みに紹介された北野と3人で飲みに出ていた。
その隙を狙って笹木は健とイチャイチャしていたが、廊下側からダダダ・・と足音が!
ドアが乱暴に開き正人が怒って帰ってきた!
紹介された北野はゲイで正人と付き合いたいらしいのだ!
こちらは、北野×正人編。
正人の、常人離れした若くて綺麗で男らしく、そして甘いキャラが良かったです~好みです~!
【とんだトライアングル】
笹木と抱き合っている健が、最近ふと気付く笹木の困った様な表情に、訳が分からずモヤモヤしていた。
友人にも、健は最近情緒不安定だと言われる始末。
正人が北野とのデートで出掛けた時、笹木に料理を届けようとアパートに行くと、玄関先で笹木と誰かが言い争う声が。
そこには、正人を見慣れた健も見とれるようなキレイな男がいた!
3本が同じ長さだからかも知れないけど、何か物足りない感じが。
この物足りなさは何だろ?
もっと枝葉エピソードとかギャグかな?
キャラも魅力的だし、なかなか好きなシチュエーションで楽しい話だったのに、好きな名倉先生だけにちょっと残念でした。