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ブランニュー・スクールライフの続きはどうした。
一巻が恋愛に発展するそのずっと手前で終わったもんだから、てっきり恋人になるまで時間がかかるんだろうなと思っていました。それが一足飛びでキス→もう恋人(しかも公認?)になったんで色々段階飛ばしてないか??お互い告白もしてないし、「付き合おう」なんて一言も言ってないんですよね。
一巻から互いの態度もポジションもまったく変わってないんです。
でももうこいつは自分が好きなんだろうな、てお互い思っちゃってるんだからそう思った時点で「恋人」なのかな?
でもこんな優しくない攻めはあんまりない。執着は伺えるしたまにデレるけど、人間ってこんなに忍耐が持つものなのかしら。聡が素晴らしすぎる。
なんだかあんまり褒めていない気もしますが、何だかんだでキャラクターが可愛くて台詞の言い回しも楽しい。BLってことを抜きにしても、皆が楽しそうでこんなに暖かい気分になる小説ってなかなかないですね。
「犬も食わない。」ようやく聡が波多野への思いを自覚しました。
波多野さんとよく一緒にいる先輩にもやもやしたり、同級生の女の子から告白されたり。
少女漫画的な展開。だがそれがいい。
「酢豚にパイン」夏休み。第二寮に聡のお兄ちゃんがやってきた!
このお兄ちゃんがまた、第二寮の問題児たちと同レベルでやりあえるいいキャラです。
お兄ちゃんは藤井シスターズの姉の方にご執心?
「きみが望むなら」酢豚に~の後の短いお話。
主人公が私と同じ誕生日でした(←どうでもいい)
スローペースな恋愛模様ですが、色気のないべろちゅーまで進展。
こんなにチューの挿絵で萌えたの初めてかも...
ってぐらい、待ちに待ったチューでした!
チュー連発してたらこんな萌えることはないけれど、数少ないBL的
アクションなんで余計に萌える~!!
でも、2回目のベロチューの時は大笑いです!
な、何、このチューは!?
こんな汚らしく、面白く、いやらしさのかけらもないチューも初めてだー!!
前巻以上に、ニヤけ&笑いポイントがパワーアップしてました~!!
何度電車で下向いてニヤけたことか!もう電車は限界かも...
は~月村さんってなんて笑いのセンスあるんでしょうか!?
それとも、単に私の笑いのツボと合ってるんでしょうか!?
にしても、面白すぎ!!
この巻では、波多野が聡のいないとこでオムライスの出来を褒めてたり、
聡が同級生に告白されて嫉妬したり、晃兄と聡を奪い合ったり、
ツンツン→ツンデレに変わっていく様が見れてニヤケまくりです★
できれば、晃兄がもっとブラコンで、本気で聡を奪い合って欲しかったけど...
「きみが望むなら」
石田先生と望先輩カップル、ラブラブで好きです★
エロカワな望にメロメロな石田先生がいいんですよね~
望の面倒一生みてやって下さい。
石田先生にお姫様抱っこされてる聡と、それを目撃して超不機嫌な
波多野さんのイラスト見たかったなぁ~
しか~し、好きな人が同じ部屋で寝てるっていうのに、数ヶ月も手を
出さずに過ごしているとは...しかも性欲真っ盛りの高校生がですよ~!?
う~ん、その欲求不満(波多野のじゃなくて、私のか...)を
カバーするのが萌えと笑い満載の月村マジックなんでしょうね。
相変わらず「おなか減った」「ご飯まだ」という声が飛び交う第二寮の中で、聡はすでに管理人の域に達しているのではないでしょうか(笑)
管理人として大事なのは、家事をこなすことだけではなく、癖ある藤井シスターズや石田先生に突っ込みを入れることなの?などと思ってしまうほどです。
一方、聡は学校で、波多野と親しげに会話する加納が気になるのです。本人に問いただせば唇を奪われて「ザマミロ」って。(笑)結構早い段階から両思いだったんですね(笑)
夏休みには両親や弟たちがいるロンドンに行こうとしていた矢先ですが、聡は、寮を離れることができないのです。そんな中、長男の晃が訪れます。
聡がすごくしっかりしているから、きっともう紳士的な兄なのかな?と思っていたのですが、晃は楽天家でお調子者の兄だったのです。聡の周りにはなぜか個性豊かな人が多い気がして、これはこれで喜んでいいのか、悲しんでいいんでしょうか(笑)
ガムシロップをかけられたことがいけなかったのか、それとも弟というだけで焼いてしまったのか、波多野と晃の口げんか、ボケとツッコミはずっと続いていくのです。(笑)
弟というだけで裸を見たことがある兄、そして、これから見せ合う予定だという波多野を見ていると、うんざりする聡の気持ちには共感しました!
「酢豚にパイン」というタイトルからも分かるように、酢豚を作ろうとしていた聡ですが、パイナップルを入れる、入れないで波多野と晃はまたもめ出します(笑)
できあがったものが答えなら、聡の気持ちがどっちに傾いているのかがよく分かるような気がしました。
月村さんお得意のグルグル後ろ向き思考の受けを楽しむとともに、ツンデレの割合9:1の攻めのねじれ具合を楽しむシリーズ。
うっとおしい独りよがりの受けの独白が笑えてくるのも、この作品の魅力でしょうか。