ボタンを押すと即立ち読みできます!
「好きって言って」「目隠しアドバンス」の2作品が収録されていました。
「好きって言って」の方はモテまくり人生を歩んできたバーテンダーとそのバーに来るようになったお客の話。バーテンダーのゆらがそのお客である亨に一目惚れし、自信満々に口説きにかかるのですがその空回りっぷりがコメディタッチに描かれています。なかなか靡かない亨にしびれを切らし、一度だけ怪しげな薬を使ってモノにしようとしますが失敗。それだけは幻滅しましたがそれもきちんと反省し、一途に頑張るゆらは好感がもてました。ただ、お相手の亨があまりに無表情でゆらのことを見下した発言ばかりするのでこちらは最後まで好きになれませんでした。
「目隠しアドバンス」の方は、なんかよくわからなかったです。タイトルも何を意味してるのか私には最後まで理解できなかったし、騙してユウマに近づいて脅してアイドルをやめて俺だけのものになれ!なんて言う店長の真意が最後まで不明でした。昔のユウマに戻らせようとあんなことをしたのか、単なる独占欲なのか、いい人なのか悪い人なのかイマイチわからなくて、いまだにモヤモヤしています。
これね、
この攻めがね、なかなか滅多にない、超ドストライクな、私の地雷の攻め。
おまけに受けの方もあんまり好みじゃないという、
しゅみじゃないって切り捨てるには絵が良いのが惜しくて塩漬けにしてた本。
絵はエロエロでいい感じだし、表題作の、俺様な攻めに、めげない美人な受けの、セックスしたいだけのドタバタストーリーも、クールな眼鏡攻め好きさんや、ちょっとおバカビッチ美人受け好きさんにはおススメだと思うし、こういうエロが読みたい方には、うまくはまるいい作品だとは思うけど、まあ、あれだ、
私はこんな攻めが嫌いだ。
更に、同録作の攻めも、この言葉攻めは、私としてはナシで。