おまえがどんな色気を出すのか、俺に教えろよ

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表題作 サヴィル・ロウの誘惑

紫垣蛍 → 興津和幸

谷岡仁 → 山下誠一郎

あらすじ

紳士靴職人の仁の悩みは、真面目で頑固な性格ゆえに華やかで色気のあるデザインの靴が作れないこと。
幼馴染みでテーラーの跡取り・蛍に教えを請うことになるが、 蛍が提案してきたのは色気を出すには“童貞を捨てろ”。
しかし童貞を捨てるどころか、蛍に処女?を奪われてしまって…?!

作品情報

作品名
サヴィル・ロウの誘惑
著者
イノセ 
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷 幸
音楽
八十正太
脚本
青島 みお
オリジナル媒体
コミック
メーカー
東京漫画社RECORDS(marble records)
枚数
1 枚
ふろく
メーカー通販:イノセ先生描き下ろし漫画小冊子、キャストトークCD (山下誠一郎・興津和幸)
パッケージ発売日
JANコード
4589489040128
4.2

(30)

(14)

萌々

(9)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
125
評価数
30
平均
4.2 / 5
神率
46.7%

レビュー投稿数3

興津さんの色気が凄かった

原作既読です。

靴職人の仁とテーラーの蛍のお話で、何故か靴職人の仁はいつも褌を履いていて漫画ではそのギャップや褌を履いたままのあれやこれやも見どころだったりもするのですが、音声化されると褌のことはちょっとわかりにくいのですがそれはまあ仕方ないのですが、仁の作る靴はオーソドックスだけど色気がないと言うことで仁に色気のレクチャーを受けることになります。

いくら色気を教わる為とは言え蛍さんの言われるがままで翻弄される仁で、色気たっぷりの蛍さんを興津さんがそのまんま色気たっぷりの声で演じて下さっていて、濡れ場以外でもフェロモン溢れてるのです。
そして、仁役の山下さんは実はBLCDで聴くのは初めての方なのですが、純で職人気質というか古風な感じの仁をさわやかに演じられていてとても良かったです。

そして当て馬と言うほどではないけれど、仁に興味を持って誘惑する志摩を立花さんが演じられていて原作でも変態じみているのですが、丁度良いと言うと変ですが、絶妙な気持ち悪さ加減で二人の世界をちょっぴりかき回します。
ま、蛍さんに割とすぐおいだされるのですが・・・

メインのお二人がお上手なので最初から最後まで安心して聴けます。
攻め喘ぎというのでしょうか?本当に興津さん演じる蛍の色気が凄いので原作ファンの方もキャスト目当ての方にもおススメです。

濡れ場はそんなに長くはないのですが程よくコンパクトにまとまってます。濃厚というほどではありませんが原作に割と忠実と言う感じです。

公式通販で購入するとついてくるキャストトークCDもお二人和気あいあいという感じで、意外なことに山下さんがこういった作品に前向きな発言をされていて、勉強中ということで興津さんの演じる姿をよく見ていたみたいで、割と新しい人が前向きに参加して下さるのは嬉しく思いましたし、好感が持てました。

6

キャラの魅力が引き出されています

原作未読。

堅物な靴職人の仁(山下さん)、色気のあるテイラー蛍さん(興津さん)が
色気の出し方レッスンという口実のもとカップルになるお話。

山下さんのBL作品は初だったので楽しみでした。
堅物で妙に律儀というか真面目なところが役と声に合っていました。
興津さんは役柄的にも余裕と色気が出そうな感じがしていたので期待値が高かったです。

幼なじみの職人どうしということもあり、仕事のやりとりが前半は多いのですが
空気感というか…前からお互いを知っている幼なじみ感がありました。
仁くんと蛍さんの会話の雰囲気がとても好きです。

蛍さんの友人・志摩さん(立花さん)も生き生きしていて楽しそうでした。
メインキャスト以外のやりとりも面白いです。

ラブシーンは尺が短い部分もあるので思っていたよりアッサリめな印象です。
仁くんの恰好はマンガだからこそ伝わる部分がある設定だと思いました。
メインキャストおふたりの声の相性もよく、ラブシーンのクライマックスで
蛍さんが真摯にささやく部分はグッときました。
いまいち仁くんに伝わりきっていないのが可愛らしかったです。

仁くん、蛍さんのキャラがわかりやすい設定になっていると思いますが
山下さん、興津さんの声が乗り、より魅力的な人たちになったと思います。
仁くんの愛らしさや蛍さんのかっこよさとセクシーさも際立ちました。

仕事パートの話も面白く、コメディタッチな部分もありバランスやテンポがいいです。
よくまとまっている話だと思います。

0

色気ってどこで買えますかっ?(小並感)

山下誠一郎さんのお声目的で視聴しました。

攻めの興津和幸さんは初めて聞いた作品で、お声は素敵だと思ったのですがクセ強の喋り方がどーーしても苦手で避けてしまっていました。
こちらの作品で、初めて聞いた方がイレギュラーだったのだと知り、なんか申し訳なくなりました...すみませんでした。

ストーリーのキーが「色気」なので、キャスティングを間違えたらとんだ事故作品になりかねないのにレビューは絶賛の嵐...。
あの色気って、どこからくるの?
プロの声優さんなら「色気を演じる」ことは可能でしょうが、耳の肥えた腐女子たちは「ふぅん、うまいね」程度で悶えるまではいかないとと思うのです。

山下誠一郎さんは個人的にはシリアスな攻め声が好物ですが、「ややコミカル」「うぶで可愛い」方向でも違和感なくいけるのだと感服いたしました。
「声と演技力」で魅力して「固定されたイメージ」を抱かせないのは才能ありきなので、今後もあらゆる方向のキャラクターに期待を寄せてしまいます。
きっと、おねえ役なんかでもそつなくできちゃうんだろうな。

ストーリーは舞台がテーラーと靴職人という珍しさ以外は、しょうもない当て馬も登場するお約束展開なので、興津さんの百戦錬磨の色気と誠一郎さんの初々しいエロさに悶える作品として楽しみました。

良しも悪しも「いかにもBL」という作品なので、内容ではなく「キャスト買い」に適しているかもしれません。


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