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えっと、えっと、いい意味でバカっプル?!(笑)
複雑なお家柄みたいですが、別にいじめとかある訳でなく、
達郎の和希に対しての溺愛ぶりといいますか執着といいますか、
ここまでくると逆にすばらしいです!!
和希だけには見せない腹黒さ、
それにまったく気づかない素直(世間知らず)すぎる和希、
はい、お似合いです!!
おいおい酔ってるからって、何しても起きないのか和希(笑)
外の子が現れたことで達郎のあせりも出て
監禁ときましたか~。
嫌嫌と思いながらも最後には許す和希。
まぁ、達郎が自分から離れていく事態に比べれば
監禁なんてなんてこたぁない?!
なんだかんだで、お兄ちゃんは弟に振回されるのです。
年の差っていうのも私は好きかも~っ。
そして高城というキャラ、
お兄ちゃんを超える腹黒さでこれから期待大!!(笑)
母親の再婚によってできた義理の兄・達郎は、和希には優しく、尚且つ義父の経営する企業の優秀な後継者であり、和希にとって尊敬する兄だった。
そんな達郎に溺愛され、おっとりした和希はすっかり世間知らずに育てられていたが、和希にとっても達郎と過ごす時間もなく、何の不満もなかった。
ところが達郎は夜な夜なお酒を飲ませて寝入ってしまっていた和希に対して、エッチな悪戯を仕掛けていた。しかし、和希はそのことにはまったく気付いていない。
そんなある日、彼らの義父の隠し子だというふたりの青年・将吾と亨が突然現れ、和希たちが住む屋敷で同居することになる。
義兄弟という気安さから将吾たちに懐く和希だったが、和希に告白しようと思っていた機会を逃した達郎は次第に煮詰まり始めて、眠っていると思って和希に手を出してしまったが、眠っていなかった和希に今までの悪戯がバレてしまう。そして、自分の知らないところで手を出されていたことにショックを受けた和希に拒絶されてしまう。
そんな感じの話でした。
その後、達郎は一旦は姿を消して、再び、和希の前に現れた時には無理やり和希を拉致して自分の部屋に監禁して、最後の一線を越えてしまう……とまぁ、完全にキレてしまって。
でもやっぱり本当は達郎のことを好きな和希が、達郎のことを許してハッピーエンド。
途中、和希が「達郎のことは好きだけど、意識のない間に勝手に手を出したことは許せない……」という泥沼の様相を呈し始めたんですが、そこはBLなので、和希をかばって気を失った達郎を見て、「達郎が死ぬ」と思った和希が愛の告白を叫んでことなきをえました。
泥沼も泥沼で面白そうだったんですが、まぁ、そうすると完全に一冊で終わらなくなると思うので、これはこれでよかったです。
本性を隠して受けには甘甘の攻めと攻めにすっかり箱入りに育てられちゃった初心な受けがお好きな方にはオススメです!