電子特別版
「終わらない不幸についての話」「誤算のハート」を中心にした短編集です。
誤算と不幸だけで半分ぐらい占めてるかな?
過去の特典ペーパーや、同人誌、全サ小冊子など、痒いところに手が届く…!
(描き下ろしも入ってます╭( ・ㅂ・)و ̑̑ )
他半分は同人誌で発表されたモノなど色々な作品が細々にドワッと詰め込まれていました。
販促ポスターのキャッチフレーズがとても素敵です。
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始まりは誤算。
始まりは不幸。
「好き」で満たされる今。
未来の話をしよう。
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いつか終わる関係と考えていた烏童お兄ちゃん。
そんな烏童兄を安心させたい清竹。
明るい未来に向かって元気に突き進む誤算カップル。
それぞれの今や先を読むことが出来て、とても満たされました。
誤算と不幸だけでもぉぉぉぉ+゚。*神*。゚+です!!
◆誤算で不幸な恋話
●誤算カップルの受験戦争3部作(﹡´◡`﹡ )
○~受験前夜~
テスト期間我慢したご褒美エッチ。
○~受験真っ只中~(描き下ろし)
黒髪三城が予備校に通い、三城狙いの他校生にヤキモチを妬く烏童弟。
○~受験終戦~
受験から解放されたお疲れ様イチャイチャ♡
……と、ほぼほぼイチャイチャです///
元気に突撃していく三城を宥めつつ、まんざらでもない烏童弟w
めっちゃラブラブでニヤニヤしました(∩´///`∩)
同人誌再録のうどみきはコスプレエッチなんですが、
これがまたとってもエロいッ/////
烏童弟のほうが余裕なくしてて萌えるわ~~~~(∩´///`∩)
●不幸カップル(って言葉が悪いな…;)
○~受験終戦~
うどみきの合格祝いに集まった清竹&烏童兄。
2人がイチャイチャしてるのに充てられて、きようども盛り上がっちゃってます。
このお話は「終わらない~」のドラマCDに入っているのですが、
烏童兄cv.興津さんの演技が素晴らしいんですよー!!!
「そんなキャラじゃねーし」って言いながら乙女な烏童兄がめっちゃ可愛い♡
○~目かくし編~
エッチするときに明かりを消してほしい烏童兄。
消さずに烏童を見ていたい清竹。
意見が食い違い、折衷案として清竹が提案したのは目かくしでーーというお話です。
目かくしで怯える烏童兄の可愛さったらもぅもぅもぅ…!!!
今となっては「誤算」で初登場したときの不貞不貞しさはどこへやらw
(基本の性格は変わっていないけれど『清竹限定のイイ子仕様』が萌える。)
ちょっぴり意地悪な清竹が新鮮でした♪
○~同人誌再録~
中々心を開いてくれない烏童兄に苦心する清竹。
ある日、烏童が風邪をひいてーーーというお話です。
詳しくは同人誌のレビューに書いたので一言だけ。
(書きたいことはキリがないので自粛)
「「「烏童兄の可愛さに萌え死ぬ!」」」以上。
○誤算で不幸な恋話(描き下ろし)
誤算と不幸の未来が垣間見えるお話です。
うどみきは大学進学と同時に同棲。
きようどの未来への答えはーーー。
烏童兄が衝動的に行動するのが胸熱でした。
良かった…。もっと素直でいて良いんだよ、お兄ちゃん…。
清竹は全部を笑って受け止めてくれるんだからね。
前向きに未来を見るようになって嬉しかったです。
そうなるまで与え続けた清竹の愛情の賜物でしょうか。
エッチしてるときに清竹の手をギュッと握る烏童兄にジワッときました(;///;)
2組のカップルに幸あれ!
◆いえない痛みを抱いている(描き下ろしあり)
義兄弟のメリバなお話。
弓道部のエースで人望も厚く、明るい道を歩く義弟。
そんな義弟に想いを寄せ、自ら日陰を進もうとする義兄。
兄弟間の背徳も気にせず兄を愛してるけれど、
兄は弟を闇に引きずり込んだ罪悪感を背負ってて。
どちらかというと弟のほうが闇抱えてそうだなと思いました。
◆世界は君で廻ってる・キッカケ(7P)
深町くんが牧くんに興味を持つキッカケになったお話です。
牧くんがめっちゃ可愛いです。
深町くんが落ちるの分かる。
◆いびつな欠片・前日譚 (11P)
本編未読でスミマセン。
弟が兄に欲情した瞬間が印象に残りました。
◆Laundry.(10P)
大学の寮のランドリールーム。
洗濯機が終わるのを待ってる間にスル大学生のお話です。
一癖二癖ありそうなワンコ攻めが好みでした!
この攻めをもっとみたいです。
嬉しい後日談が詰まった一冊。
私は鳥童弟×三城カップルの方が断然好きだったのですが、この作品では鳥童兄の可愛さが際立っていましたね…!!
「世界は君で廻ってる」も大好きなので、短編でも嬉しかったです。
受けの牧くんにキュンと来てる攻めの姿にキュンとしました!
義理の兄弟物のお話も仄暗くて、病んでる執着心にゾクゾクさせられます。
やっぱり緒川先生は天才ですね!!!!
この甘辛ミックスな絶妙なバランスにいつも引き込まれてしまいます。
『誤算のハート』『終わらない不幸についての話』の後日談、が発売になると聞いて楽しみに待っていました。同人誌を追いかけていない身としては非常にありがたい一冊でした。内容はすでに書いてくださっているので感想を。
一言で言うと、
最高。
これしかない。
色々な作品の後日談とか、短編とかも収録されていますが、基本的には『終わらない不幸についての話』がメインになっていて、烏童兄ラブな私にはめっちゃ嬉しい1冊でした。イケメンで、腹黒で、そして複雑で。そんな彼が持て余す清竹くんへの恋慕の想い。何なの、この子…。最高過ぎるんですが。
そしてそんな烏童兄ちゃんのすべてをひっくるめて受け入れている清竹くんも、男前すぎて悶えた…。
この二人の話は勿論ですが、烏童くん×三城の相変わらずのバカップルぶりに激萌えし、他の番外編や短編もナイス。
緒川さんはコミカルな作品もシリアスな作品も描かれますが、綺麗で繊細な絵柄で紡ぎ出されるドシリアスな作品は緒川さんにしか描けないほの暗さを秘めているように思います。かと思えば一転、甘い話はめっちゃキュート。
この作品は、甘い作品も痛い作品も収録されていて緒川さんの魅力がめいっぱい詰まった神すぎる1冊だったように思います。
甘いだけじゃ物足りない。
ドシリアスな作品もたまには良い。
痛い作品のその先に、ラブがなくっちゃやっぱり嫌だ。
そんなわがままをまるっと叶えてくれる、そんな作品でした。
同人誌や特典ペーパーも収録されていました。大人の事情もおありだったと思うのですが、掲載してくださったことに感謝感謝です。
誤算のハート、終わらない不幸についての話、その他…緒川千世さん作品の諸々短編がまとまっています。
私ずぼらで特典や同人誌を集められず、一冊にまとめてもらえるのはとてもありがたいです。
烏童兄弟周り。烏童弟×三城の後日談はアホエロカップルの完全形ですね。
いちゃいちゃエロエロを所構わず笑、見せつけてくれます。
私がかわいいアホな子受けが大好物なのは三城のせいだ。
一方で清竹×烏童兄、こちらのCPの歩みは本当にゆっくりとしたもの。
弟CPが順調に大学合格、同棲と進展してくのを、いちいち兄が突っかかるのがかわいい。そして清竹は、そんなヒネクレものの烏童兄を優しく受け止めつつも、煽り、迫ってくのです笑。
間接的にアホエロCPに助けられるかたちで、二人の関係がゆっくりと進展していきます。
清竹がもういちいち甘い、アホエロCPよりも更に甘い!!
酔って暑がる清竹のために寒いのに窓を開けたまま膝枕をしてやったことで烏童兄は風邪をひいてしまうのですが、清竹が烏童兄を看病からの…のBLお約束シーンでの、清竹のモノローグがとっても切なくて、甘くて、愛おしい…
そして熱が下がらない顔で感じている烏童兄の色っぽさも大変!
最後は、社会人になった二人はお隣の部屋を借り一緒に出勤(*´ω`*)
それでもまだ同棲はしないのだな、とクスッとします。
烏童まわりの他の短編。
緒川さんは甘いお話よりも、苦かったり辛かったりするお話が多いように思いますが、その他の短編は、辛いもの、甘いものが織り重ねられています。
義兄弟の隠されるべき関係「言えない痛みを抱いている」の胸をギュッとつかまれるような痛み、
歪まされた二人の実兄弟(!)CPの「いびつな欠片」の毒を飲んでしまったような読後感、
ぎゃー、ヒリヒリするわーと思って読み進めた次は、DK格差CPの繊細な感情を描く「世界は君で廻ってる」の甘酸っぱい前日譚、とそれぞれに個性が立つエッジの利いたお話が、様々に感情を揺さぶってきます…。
甘いチョコレートとしょっぱいポテチを交互に食べると
止まらなくなって色々ヤバいじゃないですか、
あんな感じで、読後の充実感がヤバい、何度も読み返しています。